一人暮らしで家具を選ぶ時って、予算も限られてますし、何にお金をかけたら良いのか迷いますよね。
個人的には、引っ越しや結婚などで『ライフスタイルが変わっても長く使い続けられる』家具にはこだわって買っておくのがおすすめです。
今回の記事では、一人暮らしで『お金をかけても良いインテリア』と『お金をかけると損をするインテリア』というテーマでご紹介します。
お金をかけても損をしないインテリアとは
という訳で今回は『一人暮らしではどの家具にお金をかけるべき』みたいな内容です。
お金をかけない方が良いインテリア
まずは、お金をかけない方が良いと思うアイテムから。
1500mm以上のサイズのソファ

一人暮らしで大きいサイズのソファは扱いが難しいです。
具体的なサイズで言うと横幅で1500mm以上のサイズのソファは一人暮らしではかなり大きいかなと。
大きくても横幅で1400mmくらいに抑えておくと、取り回しのしやすいサイズになると思います。
もちろん一人暮らしで大きいサイズのソファを購入しては駄目。という訳では無いのですが、部屋のほとんどをソファが専有してしまうことになりかねません。引っ越しをしてサイズが大きかった場合、ソファを買い換えることになるかもしれないというリスクがあります。
後述していますが、少しコンパクトなソファであれば、将来的にライフスタイルが変わったとしても使い続けることが可能です。
棚や収納類の家具

本棚や収納棚は、住んでいる部屋のサイズや間取りに依存しています。部屋のサイズで置けるものは限定されてきます。ライフスタイルが変わる過程で買い換える事になる可能性が高い家具です。棚や収納類に関してはイケアやニトリで安い物を揃えた方が無難だと思いますね。
二人掛けダイニングテーブル

一人暮らしのうちはダイニングテーブルは購入せずに、リビングテーブル。もしくはデスクがあるのならそこで食事を済ますのがおすすめ。ダイニングテーブルは将来的に住む人数の変化にサイズで最も対応しなくてはならない家具ですからね。
こちらも買い換える事になる可能性が高い家具になりますので、二人掛けテーブルをもし購入するとしてもイケアやニトリでのリーズナブルな価格での購入がおすすめです。
シングルベッド

シングルベッドは将来早々に処分する事になる可能性が高いインテリアだと思います。
一人暮らしを始めた際にシングルベッドを購入する人は多いですよね。もちろん住んでいるスペースの問題もありますが、寝室を別に用意出来るならセミダブル以上のサイズで最初からベッドを購入するのが個人的にはおすすめです。
というのも、シングルベッドは基本的に横幅が1m。実際にシングルベッドに寝ていると一人で寝てても狭いと感じてきます。実際にセミダブルで寝た方が広々としていて睡眠の質も上がりますし。将来的に誰かと暮らすとしても、シングルベッドは買い換える必要になる可能性が高いんですよね。
それならば、セミダブル以上のサイズを最初から導入した方が結果的に買い替えの費用を抑えることが出来ます。
もしくは、一人暮らしの時は敷布団にしてしまうのもありですね。収納スペースは必要になりますが、部屋の活動空間は広く確保することが出来ます。
サイズの大きい家具を購入する時は気をつける

椅子や一人がけのソファなど。小さなサイズの家具であれば将来的に引っ越しなどで環境が変わっても、使い方次第でいかようにも活かすことが出来ます。
当たり前ですが、サイズの大きい家具になればなるほど、家具の方が部屋を選ぶようになってきますので、新しく家具を購入する際にはサイズに注意。という感じでしょうか。
基本的にサイズの大きな家具は『終の棲家』を見つけてからの購入がベストだと思います。
最初から大きいサイズで購入した方が良いのはベッドくらいですかね。
お金をかけても良いインテリア
次に気に入ったアイテムがあるならば、購入しても長く使えるよ。というインテリア。
1人掛け・2人掛けサイズのコンパクトなソファ


どことなく社会通念として『オシャレ部屋=ソファがある』みたいなイメージがあるように思います。
確かにソファは部屋の主役になる家具です。置くだけで部屋の印象はガラッと変わります。なので、ぜひソファも部屋に置いて欲しいのですが、その際に気をつけて欲しいのが、やはりサイズ感ですね。
一人暮らしでソファにお金をかけるなら『一人掛け・もしくは2人掛け』くらいのコンパクトなサイズにしておくのがおすすめです。具体的には横幅で1400mmくらいまでのサイズに抑えておくのが良いかなと。

一人がけくらいのコンパクトなサイズのソファに抑えておけば、将来的に広い部屋に引っ越したとしても『三人掛け+一人掛け』のようなスタイルで使い続けることも可能です。
コンパクトなサイズのソファであれば、寝室に置いても良いですし。
将来的に部屋が広くなったとしても、配置次第で活用しやすいんですよね。
照明器具

いわゆる『部屋のオシャレ感』みたいな要素の半分くらいはライティングで決まると言っても過言ではありません。
部屋の雰囲気は明かりの質にかなり左右されます。
どんなにオシャレで高級な家具を置いたとしても、進学塾の教室にあるような蛍光灯で照らしたのでは魅力も半減してしまいます。
照明器具は、配置の仕方次第で部屋に馴染ませることも比較的簡単です。
気に入った照明があるなら、お金をかけて購入しても良いと思います。照明器具はライフスタイルの変化にも強いので捨てたり買い替えたりする必要に迫られる事が無いアイテムかなと。
椅子・スツール

椅子も良いものであれば長く使う事が出来るので、高いものを買っておいても損をしないと思います。
例えば一人暮らしではデスクチェアとして購入した椅子も、将来的にダイニングチェアとして活用することも可能。良い物でデザインが良ければ、ダイニングの椅子を統一しなくても様になったりしますしね。
背もたれの無いスツールも少し良いものを購入するのもアリかなと。スツールは椅子として使用しなくても、植物を置いたり、花瓶を置いたり。飾り棚としても活用することが出来ます。
観葉植物

観葉植物は育て方に気をつければ引っ越しをしても相棒としてずっと持ち歩き、インテリアとして楽しめるのでおすすめです。
植物が部屋にあるだけで空間が柔らかくなるんですよね。科学的にも植物が部屋にあるだけでストレス軽減、リラックスする効果があるそうですよ。
引っ越しの度に買い換えるのが1番もったいない

一人暮らしで家具を購入する時は『広い部屋に引っ越したとしてもこの家具は使えるか?』という部分に注意して選ぶのも良いのかなと思います。
1番もったいないのは環境が変わったり、引っ越しをする度に買い替えてしまう事かなと。
もちろん予算の兼ね合いもありますが、少々値段が張ったとしても長く使えて気に行ったデザインの物を最初から購入した方がおすすめです。
結果的に将来的に買い換える必要も無いので長い目で見たらコスパが良いと個人的には思います。
こんな家具がおすすめ
一人暮らしで買っておいても将来的に長く使える家具をご紹介します。
ニーチェア

帆布製のリクライニングチェア。ハンモックのような柔らかい座り心地を楽しむ事が出来ます。
使わない時は折りたたんでコンパクトにしておくことも可能。
場所も選ばないような使い方も出来るので万能感のあるチェアです。
Yチェア

高級椅子の大定番。おそらく今後も数十年にわたって愛されていくことは間違いないでしょう。ダイニングチェアとしても使えますし、デスクチェアとしてももちろん使えます。
飾るように何気なく部屋の隅に置いても画になるようなチェアです。贅沢な使い方ですけどね。
中古でも4〜5万程度で常に取引されていますし。家具としては価値が落ちにくいのも魅力かなと思います。使い心地とデザインの良さに関しては言うまでも無く最高です。
高機能デスクチェア

最近は自宅でPC専用のデスクや作業スペースを持っている人も多いですよね。PC用の高機能デスクチェア(例えばアーロンチェアやコンテッサ)などにお金をかけるのもアリだと思います。
デスクチェアもどこに引っ越そうがどこにでも持っていけますしね。
アルテックのスツール

定番のスツールといえばコレ。椅子としても優秀だし、飾り台としても優秀。価格は2万円代とそれなりにするけれど、値段だけあって品質はやっぱり良いですよ。
間接照明


フロアライトやフロアスタンドを置くだけで、部屋の雰囲気はかなり良くなるので、間接照明にお金をかけるのはおすすめ。具体的にはディクラッセのエトワールやアートワークスタジオのエスプレッソシリーズなど。
間接照明は部屋にあればあるほど雰囲気は上がります。夜景と一緒ですね。沢山光ってる場所があると良い。
電球の光の強さも白熱電球換算で20Wくらいのものであれば、沢山置いても眩しくは無いし、どんどん雰囲気は良くなっていきます。
部屋の中に明かりが増える事で、雰囲気はグッと高まりますので。間接照明を部屋に置いてない人は、イケアやニトリの物でも良いのでとりあえずでも置いてみることをおすすめします。
おわりに
という感じで、一人暮らしの時にお金をかけても損をしないインテリア。というテーマでご紹介してみました。
個人的には『一人掛けソファ・椅子・照明』この3アイテムは投資しても損をしないアイテムかと思います。逆に棚や収納類はイケアやニトリなどで安い物を調達しても良いのかなと。そして、ベッドには最初から少しこだわると幸せになれるかなと。
家具選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。
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