今やリーズナブルな家具の代名詞と言えばイケアやニトリが定番となりましたよね、
イケアやニトリ以外にもリーズナブルな価格帯の家具ブランドがあるのをご存知ですか?
今回の記事ではそんなちょっとだけマイナーな家具ブランドについてご紹介します。
リーズナブル価格帯で家具をお探しの方、必見です。
リーズナブルな価格で購入出来る家具ブランド
という訳で今回ご紹介するのはリーズナブルな価格で購入出来る家具ブランドについてです。
まず始めにですが、基本的に家具の価格がリーズナブルなブランドには、リーズナブルな価格に出来るいくつかの要因があります。
家具の価格が下がる理由
●海外製造
●大量生産の規格品
●仕上げが突板
●組み立てを自分で行う
大体大きくはこの4つの要因が価格にかかわっていると思います。
海外製造
まずはどこで作られているか。それが大きく価格に影響します。
以前に比べて海外製造のコストは上がってきているとはいえ、まだまだ国内で作るより、海外で作る方が安価に済むのが現状です。
大きくは人件費の問題ですよね。
中国やインドネシア、ベトナムなどの工場に発注しているメーカーは多いと思います。
大量生産の規格品
次に大量生産で規格品にすることで価格は下がります。
ここでいう『規格品』というのは、寸法や素材があらかじめ決まっている。ということですね。
例えばテーブルであれば、『150cm』『180cm』など。
人気で需要のある寸法を海外工場で大量に作り、一気に輸入することでコストを下げているイメージです。
ちなみに、今回はそこまで詳しく書きませんが、国内製造の家具メーカーは基本的にセミオーダー出来るブランドが多いです。
メーカーによってはダイニングテーブルでも10cm単位で幅や長さが指定出来たりします。
在庫を売るのでは無く、オーダーが入ってから作る。という流れを取っていますね。
当たり前ですが、受注生産ですと。その分のコストは上がりますので必然的に価格も上がるという訳です。
仕上げが突板
家具の価格が大きく変わるポイントとして、仕上げの種類があります。
家具は大きく『無垢材仕上げ』と『突板仕上げ』に分かれます。
無垢材仕上げは、そのまま切り出した木を使うようなイメージですね。単純に言うと木の塊を使う訳です。
突板仕上げは、薄くスライスした木を芯材に張り合わせて仕上げる技法です。
木を薄くした物を使うので、その分コストは下がります。
組み立てを自分で行う
自分で組み立てを行うような家具は価格が下がる傾向にあります。
というのも、そうすればメーカー側から見れば自分たちで組み上げるコストがかからない訳ですね。さらに、パーツをバラバラにすることで梱包が最小限の小ささに収まります。
その分輸送コストも下がりますので、家具の価格にも反映される仕組みです。
この辺はニトリやイケアの家具も一緒ですね。特にイケアはパーツの分解レベルが特に高いです。
イケアの家具を買ったことがある人ならわかるかもしれませんが、イケアの家具を自分で組み立てるのには、かなり時間がかかります。そのくらいパーツが分解してあります。もちろん、まあ、その分イケアの家具は安いんですけどね。
という感じで前置きが少し長くなりましたが、家具の価格が安くなる大きな理由です。
もちろん全てのリーズナブルな家具がこの条件を満たしている訳ではありませんが、大きな傾向として間違って無いと思います。
これから紹介するブランドは、この4つの条件のどれか。もしくは、複数個当てはまっています。
Anthem / 市場
まずご紹介するのは市場という家具メーカーが手掛けるアンセムというブランド。
ブラックスチールと天然木のバランスが良く、シンプルでどんな部屋にも使いやすいデザインなのが特徴です。
サイズ感的にも少し小さく設計してあるものが多いので、アパート暮らしの人にも良いかなと思います。
基本的にパーツは細かく分解され、自分で組み立てて完成させる家具が多いですね。
先程も書きましたが、その分梱包はコンパクトになり、輸送コストの削減にも繋がっていると思います。
机やハンガーラック。リビングテーブルなど。生活に必要な最低限なアイテムは一通り揃うイメージです。
シンプルでデザインの良いデスクも1万円代から選べます。
合皮の二人掛けのソファで50,000円前後で購入出来ますよ。
nora project / 関家具
関家具が手掛けるリーズナブルなブランド『nora project』
『プロジェクト』というブランド名からもわかるかもしれませんが、『CRUSH CRASH PROJECT』の姉妹ブランドです。
『CRUSH CRASH PROJECT』はヴィンテージ感やスタイリッシュな印象のアイテムが多いのですが、対照的に『nora project』はナチュラルな印象のデザインが多いですね。
『CRUSH CRASH PROJECT』と比べても価格もリーズナブルに設定されています。
『mam』『and g』『horidays』の3ラインから構成され、いずれも女性的で可愛いデザインが多いです。
比較的家具の中では安価な素材の『バーチ材』『アッシュ材』『パイン材』を使用した家具が多い傾向です。
一人暮らしを始める女性に特に良い選択肢となるブランドではないかなと思います。
クラシカルな雰囲気のチェアは一万円代から。
クラシカルな雰囲気。アンティーク感のあるデスクも2万円代から出ています。
ファブリックにチェックのデザインが入ったソファなども。一味効いてますよね。
ニトリやイケアの家具だけじゃなく、アクセントにワンポイント決めたい。という人にも良いブランドだと思います。
ISEEIKI / 一世紀
『ISSEIKI』はシンプルでオーソドックスなデザインの家具が多いブランドです。
日本の家にそのまま合うような家具が多いイメージでしょうか。
『アルダー材』を使った家具が多い傾向にありますね。『アルダー材』というのはすごく成長が早い木と言われています。
その分素材としての回転が早いので、『アルダー材』も家具の中では比較的安価な素材に分類されます。
アルダー材はとても軽い為、椅子などに使用すると、椅子の出し引きがとてもしやすくなります。
ただ、柔らかいということは、傷が付きやすいということです。傷が気になる人は注意した方が良い素材と言えますね。
ISSEIKIの家具はベトナムの自社工場で製作することで、価格がリーズナブルになっています。
ベーシックなデザインのダイニングチェア。価格はなんと一万円を切ります。
このテレビボードも楽天では一万円代から見つけることが出来ます。
ISSEIKIはサイズが大きい物も展開しているので、新築やマンションへの引っ越しでの家具の新調時にも良いかなと思います。
まとめ
という感じで、リーズナブルな価格帯の家具ブランド3選をご紹介してみました。
今回ご紹介したブランドは、価格に対してクオリティが上回っているブランドだと思います。まあもちろん、そもそもがリーズナブルなので価格に対してのクオリティの上限はありますけどね。
ニトリやイケアの家具を見たけれど、合うものが無い。ピンとこなかったという人は今回ご紹介したブランドを覗いてみると何か見つかるかもしれませんよ。ぜひチェックしてみてください。