1日のほとんどの時間をYチェアの上で過ごしています。
プレーンな状態のYチェアに長時間座っていても、そこまでお尻が痛くなるな。みたいな事は無いのだけれど。とはいえ仕事をしている時も、プライベートでパソコンを触っている時も。大抵の時間はYチェアの上で過ごしているので、その座っている時間がちょっとでも快適になればと、『Carl Hansen & Son の専用レザーシートパッド』を購入してみました。
今回の記事では、この専用のレザーシートパッドを使用してみた感想をお伝えしたいと思います。
Carl Hansen & Son の専用レザーシートパッド

という訳で今回ご紹介するのは、Yチェアの製造メーカーである『Carl Hansen & Son』から発売されているYチェア用の専用レザーパッドです。
価格は13,200円。本革製とはいえシートパッドとしては購入するのにちょっと勇気のいる金額。
上質で分厚い本革仕上げ

芯材のウレタン材を覆うのは2枚の本革。
革は分厚く、それでいて柔らかい仕上がりになっています。革の質感はとても良いですね。

触れると肌触りがとても良く気持ち良いです。革のシボもはっきり出ていて、表面のオウトツ感が強く出ています。とても高級感がある仕上げだと思います。


縫い目のステッチは大きめ。一定の幅で均等に縫われています。縫われた部分の革は内側に折り込まれているので、端に触れた時も滑らかな肌触りです。
作りとしてはリバーシブルになっているので、オモテウラ関係なく使う事が出来ます。

タグには『Carl Hansen & Son』のブランドロゴも入っていますね。
椅子の形状に合わせてぴったり


『Carl Hansen & Son』の設計ということもあり、Yチェアに驚くほど馴染みます。脚の形状に合わせて四隅は、丸く切り取られており、本当にぴったり収まります。
このミリ単位で作られている感じは、プロダクトとしてすごく良いですよね。
個人的に、こんな感じにジャストでピタッと作られた物を見るとゾワゾワする感覚を覚えます。すごく良い作りです。
肝心な座り心地

座った時に本革ならではの座面の張り感があります。
しなやかに体のラインに合わせて馴染んでくる感覚もありながら、革特有のテンション感もあるイメージですかね。革製品ならではの、独特な質感が楽しめる仕上げだと思います。

中材に使われているウレタンは、普通かな。という印象です。
厚過ぎず、薄過ぎずな感じですね。
正直、そこまで良いウレタンが使われている。という感じもしません。もちろん悪い訳では無いんですけどね。中材のウレタンは一般的な物なのかな。という感じです。
シートパッドを使うと当たり前ですが、Yチェアにそのまま座っている時よりずいぶん柔らかい座り心地になりますね。Yチェアのペーパーコードに直接座っていてもそこまで硬いという印象は無いのですが、シートパッドを使うとより面で支えてくれるようなイメージですかね。

若干ですが座面高も上がりますので、個人的にはシートパッドを使っている方が姿勢が良い状態で保てるような気がします。
あぐらをかいた時の肌触りが気持ち良い

よくYチェアの上であぐらをかくのですが、あぐらをかいた時に、素足がシートパッドに触れるととても気持ち良いですね。
革ならではのしっとりとした質感があり、肌触りバツグンです。
個人的にはこの革の質感が楽しめるだけで、買って良かったな。という感覚があります。
革の色も選べます

革の色も三種類から選べます。『ブラック、ブラウン、ゴールデンブラウンの3色』
ちなみに今回私がご紹介しているのは『ブラウン』色です。

個人的にデスク周りは『黒×ブラウンレザー』で統一しているので、シートパッドもブラウン色にしたのですが、すごく良い感じにまとまったな。と思います。
この黒いガジェットとブラウンレザーの組み合わせ。すごく落ち着くんですよね。
Yチェアは、フレームやペーパーコードのカラーが豊富ですので、シートパッドでも雰囲気を選べるのは良いですよね。
まとめ

という感じで、『Carl Hansen & Son の専用レザーシートパッド』をご紹介してみました。
オフィシャルのシートパッドということもあり、品質もしっかりしているなと感じました。革にコストが使われいると思うので、革の質感はバツグンです。
革製品が好きな人には強くおすすめ出来ますね。
基本的には、特にYチェアの座り心地に不満が無い人は買わなくても良いと思いますが、長時間仕事でYチェアに座る。みたいな人は今回ご紹介したシートパッドを試しても良いかなと思いますよ。