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受け継がれてきた至極のデザイン。ワイチェアの魅力【Y chairを使用してみて】


受け継がれてきた至極のデザイン。ワイチェアの魅力【Y chairを使用してみて】

以前からデスク用の椅子として『Y chair』を使用しています。普及の名作と言われる『Y chair』世の中で1番有名な椅子と言っても過言では無いのではないでしょうか。

私は数年前にマスターウォールのデスクを購入したタイミングで、『Y chair』も手に入れました。購入当時は椅子に10万近い金額を支払うって、かなり勇気が必要だったのですが、買って良かったなと思っています。

今回は、そんな『Y chair』の魅力をご紹介したいと思います。

普及の名作『Y chair』

『Y chair』が誕生したのは1949年のこと。デンマークの『ハンス・J・ウェグナー』さんのデザインです。『ウェグナー』と略されて呼ばれる事が多いですね。

今から約70年もの間、形を変える事なく世界中のユーザー達に愛されています。

現在では『CARLHANSEN & SON』から販売されています。中国の僧侶が座っていた椅子から着想を得て、この形が生まれました。

シルエットが美しい

最初に触れたい魅力のポイントは、その『美しいデザイン』ですね。シャープでありながら存在感のある曲線美。

後ろ脚がそのまま肘掛けまで伸びて支えになっている形状。無駄が無く美しいですよね。

肘掛の先端は丸いのですが、背もたれにかけてフラットな面に変わっていきます。

背中が当たっても、もちろん痛くなく。座った時に背中は、優しく背もたれに当たる感じ。

肘掛に腕を置くと、こんな感じに。

肘掛から背もたれにかけての面の変化もとても綺麗でシームレス。一体感のあるデザインです。

背もたれの『Y』

『Y chair』たる由縁は背もたれの『Y』。ワイチェアは正式には『CH24』という名前が付いているのですが、この背もたれがアルファベットの『Y』に見える事から、いつの日かから『Y chair』と呼ばれるようになったんだそうです。

座面はペーパーコード

ワイチェアの座面はペーパーコードで出来ています。ペーパーコードとはその名前の通り、紙を紐状に加工した物ですね。

紙と聞くと、「えっ、やぶけないの?」と心配になる方もいるかもしれませんが、ご安心ください。ペーパーコードの強度はかなり強く。革などに匹敵する強度を誇ります。

徐々にお尻に馴染んでくる

中央に向かい複雑に編み込まれたワイチェアのペーパーコード。

購入時はガチガチに張られ固かった座面ですが、使っていると少しずつ柔らかくなってきました。これもペーパーコードの魅力の一つ。

ペーパーコードの座面は使い込む事で、徐々に自分のお尻の形に合わせて馴染んでくれるんです。

長く使えば使うほど。自分だけの椅子にチューニングされていきます。

それは、革を長く使い育てるような感覚と良く似ていますね。

ワイチェアのペーパーコードは汚れを弾く

こちらも誤解されがちなポイントの1つ。紙だから汚れやすいと思われがちですが、ワイチェアのペーパーコードは汚れにくいです。ペーパーコードの紐にはコーティングが施されており、水を良く弾きます。

私が使用しているワイチェアは購入から2年以上経っていますが、ほとんど汚れのような物はありません。

ワイチェアのココが好き

ワイチェアを使っていて『やっぱり、良いなぁ』と思う事をご紹介します。

あぐらをかける

ワイチェアは椅子の上であぐらをかけます。これは男性にしか共感が得られないかもしれませんが、椅子に座っていても、あぐら。かきたくなりますよね。

肘掛の支えが後ろから伸びているので、邪魔にならず、椅子の上でも問題なくあぐらがかけます。

これが良いんですよ。長時間座っていると、どうしても脚を動かしたくなるのですが、ワイチェアであれば、あぐらをかいたり、下ろしたり出来ます。

肘を机にかけれる

ワイチェアの肘を机にかけるとバランスが取れて浮いたような状態になります。これが出来る事も地味に『良いなぁ』と感じるポイント。

少しだけ地面から浮くので、クイックルワイパーで床掃除をする時に、椅子をわざわざどけなくても良いんです。

地味ですが、これも使っていて嬉しいポイントかなと。

もちろん、ひっくり返して椅子をデスクに乗せることも出来ます。

H720mmのデスクに合わせると、こんな感じ

ダイニングテーブルやデスクで、1番多く流通しているのは高さ『720mm』です。私が使っているデスクも720mmなのですが、ワイチェアを合わせるとこんなイメージ。

食事もしやすいですし、キーボードのタイピングにも丁度良い高さバランスです。

ちなみに私は身長169cmです。参考にしてみてください。

カラーも色々あります

『Y chair』にはカラーバリエーションが色々あります。ビーチやウォールナット、オークといった木材のオイル塗装仕上げの物から、ビーチ材の上からウレタン塗装を施したカラーモデルなど。2019年現在だとカラーモデルの数は25種もあるみたいです。すごいですね

カラーが気になる方はこちらでチェック出来ます。

▷公式オンラインサイトで『Y Chairをチェックする』

ちなみに、私が使用しているのはブラックのウレタン塗装モデルです。

ビーチ材のオイル仕上げモデルや、ブラックのウレタン塗装モデルは国内在庫があるのですが、それ以外のモデルは注文後に本国(デンマーク)からの取り寄せとなる事が多いです。取り寄せとなると、納期は4~5ヶ月かかります。

こだわってカラーも揃えたい方は、かなり前もっての購入をおすすめします。

まとめ:椅子としては高いかもですが、やっぱり良いです

という感じで、普及の名作『Y chair』についてご紹介してみました。椅子1脚に10万円、決して安く無いですが、やはりそれ相応の価値があると思います。インテリアに携わる者として、自信を持ってオススメ出来る椅子ですよ。

少し視点が変わりますが、ワイチェアは人気があり、中古市場(メルカリ)などでも6万円代で取引されてる模様。この価格は今後も変動しにくいと思いますので、いざとなったら手放せる資産として購入するのもアリだと思いますよ。

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