以前に紹介した『MOFT Z』。机に置くだけでスタンディグ作業が出来るという便利なアイテムではあるのですが、これだとノートPCしか使えないんですよね。
やはり、スタンディングでも大きなモニターで作業したい。
とは言え、わざわざスタンディングデスクを購入してまで…。という感じではあるんですよね。今使っている机のデザインも気に入っていますし。
どうにか現環境のまま、スタンディングデスクが構築出来ないかと考えました。
要はキーボードとマウスが立った状態で使えれば良い訳ですよね。
机の上に台を置いて物理的にキーボードとマウスの位置を上げてあげれば使いやすくなるはず。
という訳で今回の記事では簡易的にスタンディングデスク化をした方法のご紹介です。
仕組みとしては単純ではあるのですが、結果としては充分スタンディングデスクとして機能するようになりました。
普通の机を簡易的にスタンディングデスク化
山崎実業の踏み台を利用
冒頭にも書きましたがキーボードとマウスが立った状態で使用出来れば良い訳です。そこで思いついたのが山崎実業の踏み台を利用する方法です。
山崎実業の踏み台はデザインが良い
机の上に置いて使える卓上用のスタンディングデスクも流通はしているのですが、これはモニターであったり、ノートPCを乗せる前提で作られているので、少々サイズが大きいんですよね。そして価格も1万円前後で高い。
今回はキーボードとマウスだけ置ければそれで良いという考えがありましたので、もっと小さいサイズが良いなと。
その考えで、代用出来る台的な物を探しました。
いざ探してみると、コンパクトである程度の高さがあって尚且つデザインが良い物って中々無いんですよね。机に置く以上デザインも大事にしたいところ。
そこで見つけたのが山崎実業の踏み台です。
シンプルなスチール製の脚にウォールナットの突板仕上げの天板。このデザインなら机とも馴染むなと。
さらにデザインが良いので使用していない時は部屋の隅に置いておいても溶け込みます。これもすごく良いなと。
なんならスタンディングデスクとして使って無い時は飾り台のように使用しても映えますし。デザインが良いのでアイディア次第で色々な使い方が出来そうだなという部分も決め手となりました。
本来の用途とは違いますが、理想のサイズ感とデザインだなと。
机の上に置いてみるとこんな感じに。
元々踏み台として作られているので、強度、安定性に関しては言うまでもありません。
踏み台を机の上に置いて疑似スタンディングデスク
モニターアームで高さを調整
とはいえ机に台を置いただけだと、モニターが低くなってしまいますので、モニターアームで高さを調節します。モニターアームで高さを上げるとこんな感じ。
タイピング・マウス操作も快適
一般的な机の高さは72cm。この踏み台の高さは20cm。合わせると床からの高さは92cmとなります。この高さがあれば立った状態でもキーボードのタイピングは余裕です。
キーボードもしっかり台の上に乗ります。
脚のフレームと天板との間には段差が無くフラットな作りなので、マウスも引っ掛かりません。快適。
脚の裏に滑り止めも付いているので、多少ぶつかってもズレることも無いです。
モニターに対して視線も真っ直ぐなので、作業していても妙なコリのような疲れはありません。モニターアームは机上のスペースを確保するのに良いなと思い導入していたのですが、今回スタンディングデスクを構築するにあたって、高さ調整が出来るのはモニターアームの強みだなと再認識しました。
ちなみに筆記具を使用した書物系も問題ありません。
モニターアームなら着座姿勢への変更も簡単
もちろん座って作業したい時も踏み台を机から外し、モニターの高さを下げるだけで良いので楽です。
モニターアームの支点を高い位置に設定しておけば立ち視点、着座視点どちらにもワンタッチで対応出来ます。
スタンディングで作業して感じるメリット
作業していて本当に実感しているのですが、スタンディング作業の恩恵をかなり感じています。
集中力の向上
まずは立って作業しているだけで集中力が維持しやすいですね。体感値ですが、20%くらいは集中しやすいように思います。
仕事のオンオフの切り替えアクションに
私は自宅で仕事をしているのですが、仕事の立って作業をして、休憩の時は座って休むというようなイメージで、スタンディングデスクを作業の『オンオフの切り替え』としても取り入れられて良いなと。
立つ、座るというアクションが仕事のモードのオンオフとしてのスイッチとしても機能しやすいので、1度立って作業を始めたら、一気に作業を進めるというモードに入りやすくなりました。
腰痛や血流停滞の原因回避、寿命も伸ばしたい
座っている時間が長いと寿命が縮むなんて説もあるらしいです。ネットで簡単に調べてみても座りっぱなしだと1.2倍くらい死亡リスクが上がるんだとか。怖いですね。
座る時間が長い人の悩みの1つに腰痛もあると思いますし。要は血流ですよね。
立っているだけで血流の滞りはかなり解消されると思いますので、健康面の維持としてもスタンディングデスクって凄く良いなと思っています。
おわりに
という感じで、山崎実業の踏み台を利用してスタンディングデスクを擬似的に作ってましたというご紹介でした。
スタンディングデスクって色々なところで話題になっているので、気になっている人も多いと思います。とは言え私のようにデスクを新調してまでは。という人にはぜひこのような『机に台を置く』という方法を試してみてもらえたらなと思います。
山崎実業の踏み台の価格は4,950円税込です。
元々が踏み台なので安定性が高いというのもありますので、選択肢としてかなり良いのでは無いかなと思います。
ナチュラル系の机やインテリアにも合わせやすい明るいカラーのモデルもあります。
ぜひチェックしてみてください。
▽使用しているモニターとモニターアームはこちら