さて、コロナが蔓延してからというものテレワークで在宅仕事をしている方が増えましたよね。
在宅で仕事をしたことがある人なら『あるある』だと思いますが、どうしても集中出来ない時ってありますよね。
普通、自宅は『安らぎの場所』なのですからそれも当然です。
私はフリーランスでコロナ以前から在宅ワークをしているのですが、集中出来ない時に色々と試してきました。
そんな集中出来ない時の実践法をご紹介したいと思います。
作業に集中出来ない時のアイディア集
という訳で今回は『作業に集中出来ない時の実践法』のご紹介です。
結論『とりあえず手を動かす』

最初から極論的な感じですが、『気分が上がらなくてもとりあえず手を動かす』ことが一番効果的な気がします。
人間は『とりかかりのタイミング』に一番エネルギーを使うそうです。
これは誰しも経験があるんじゃないでしょうか。掃除がおっくうだな。と思って嫌々始めるけれど、次第に楽しくなってひたすら掃除をしてしまったとか。
そんな感じで、少し始めると脳が動き出して作業がスムーズになることって、仕事でも同じだと思います。
私は頭がぼーっとして集中出来ない時は『1番簡単な作業』を見つけてそこから始めます。
ブログで言えば、とりあえず頭に浮かんでいる書きたい部分だけを書いてみるとか。
そうすると、次第にその前後を埋めるように言葉が出てきたりします。
例えばメールの返信の内容に詰まっている時であれば、とりあえず『お世話になっております』とか『ご確認お願いいたします』みたいな定型文を打ってしまいます。
そうすると、少しずつその間を埋めたくなっていくもので、気づけば完成している。みたいな感じですね。
集中出来ない時、作業が止まっている時は大抵の場合。次にどうすれば良いのかが自分の中に見えていない時。もしくは、その作業に飽きてしまっていることがほとんどだと思います。
どちらにせよ、とりあえず手を動かしてしまえば、なんとなくでも作業は進んでいきます。
自転車と同じで漕ぎ出せば、あとはあまり力を入れなくても進んでいくイメージですね。
どうしても作業に集中出来ない人やとりかかれない人は『とりあえず手を動かしてみると、なんとかなる』で良いと思います。
個人的には、この『とりあえず手を動かす』が集中出来ない時の対処法の5割以上を占めています。
とはいえそれだけじゃ根性論的なので、集中しやすくする為の環境作りや実践しているテクニックなどもご紹介します。
アロマを焚く

個人的に環境作りとしておすすめなのは『アロマを焚く』こと。
やはり人間は五感を刺激してあげると気分や心理状態が変わります。
特定の匂いを決めておいて、『仕事をする時』と『休息をする時』で使いわけるのも良いかと思います。

個人的に気に入って使っているのは『ひのきの香り』
このアロマを焚くと森林の中に居るような気分に浸れます。

アロマを使う時には、アロマストーンやアロマウォーマーがおすすめです。
アロマストーンはデスク周りの範囲で楽しむのに向いていますし、アロマウォーマーは部屋全体で香りを楽しみたい時におすすめです。
詳しくは以前に紹介した記事もありますので、ぜひ読んでみてください。
音楽を流す(インスト系がおすすめ)

常時ZOOMなどで繋がっていない限りは、音楽で気分をスイッチングするのがおすすめです。
アロマもそうですが、基本的に『やるぞ』というスイッチを何かしらで入れてあげることが重要だと思います。
これは人にもよると思いますが、作業中に流す音楽は歌の無い『インスト系』が良いですね。
歌ものだと、耳が歌詞を拾ってしまって作業効率が落ちるように感じています。
インスト系なら楽器の音だけなので、作業に集中しやすいです。洋楽とかでも良いかもしれませんね。
個人的に。とりあえずでずっと流しておきたいインスト音楽には『lo-fi hip-hop』がおすすめです。
ゆったりとしていて、心地良いサウンドが永遠に流れます。
個人的に仕事をする時はだいたい『lo-fi hip-hop』を聴いています。
You Tubeでも無料で聴けますよ。
ステッパーを踏む(散歩する)


集中が途切れてきた時は、デスクから少し離れて、ステッパーを踏みます。
ステッパーとは室内で足踏みできる機械のことです。
運動すると少しリラックス出来る感じがありますよね。座って作業していると血流が滞ってしまうので、それを意識的に流してあげるだけでもだいぶ体は楽になります。
ステッパーが無い人は外を適当に散歩するのもアリだと思います。
とはいえ、ステッパーがあるとなかなかに便利で、雨の日や雪の日でも室内で歩行運動が出来ます。
私が住んでいる盛岡は冬になると雪で外は真っ白。連日吹雪く日も多く、とても気軽に散歩出来る感じではありません。
ステッパーがあるとそんな時にも便利です。
カオマルを潰す(筋トレする)

これも運動系ですが、カオマルを潰すのもなかなかにスカッとします。
カオマルとは、手のひらで握りつぶして表情を作るという変わったアイテム。
思いっきり潰しても、ニヤけたままのカオマル。
握っては離してを繰り返し、握力も使うので運動にもなります。
腕立てやスクワットなどの筋トレをしても良いと思います。
なんにせよ、集中力が切れたら筋トレか運動をしてみるのはおすすめです。
キーボードを変える(あるいは場所を変える)

個人的に行っている『自分ハック術』ですが。
例えば文章を打っていて煮詰まった時に、『キーボード』を変えてみるということをしています。
タイピングは指先のフィーリングで決まりますので、キーボードを使い分けることでタイピングのテンポみたいなものが変わります。
その時の自分の状態に合わせて環境を作るようなイメージですね。これ、けっこうおすすめです。
ノートパソコンで作業をしている人なら、デスクでは無くリビングで行ってみるとか。仕事場所ごと意図的に変更するのもかなり気分が変わります。
ソファであろうとベッドの上であろうと、デスクと比べればいつもの姿勢と変わりますので、それだけでもけっこう違うんですよね。
トイレで本を読むのが一番集中出来る。ということもたまに聞きますが、それと一緒の効果かなと思います。
とはいえ、これをしてしまうと日常生活に仕事を持ち込むことになりますので、『仕事とプライベート』をしっかり分けたい人は『仕事をする時は自室から出ない』と決める方が良いかと思います。
私は仕事とプライベートが混同するのがあまり気にならない方なので、色々な場所に移動しながら作業しています。
時間を決めて休憩する(換気と深呼吸をする)
意識的に休憩するのは、やはり大事ですね。
時間を決めて休むようにしています。
在宅ワークの罠なのですが、自宅には誘惑がいっぱいです。
時間を決めておかないと、気づけば何十分、何時間も経ってしまいます。
休憩の際に意識的に行っているのは、換気と深呼吸。
特に冬場は暖房を付けているので、空気がよどみがちです。
休憩のタイミングで窓を開けて換気をし、ついでに深呼吸をするとシャッキと感覚が戻ります。
ぜひお試しください。
まとめ

という感じで、集中出来ない時に私がしているアイディア集をご紹介してみました。
環境づくりやテクニックなども書きましたが、一番効果があるのは『とりあえず手を動かす』だと思います。
在宅ワークって、仕事とプライベートが混同していくので大変ですが色々と工夫をして乗り切りましょう。