作業中のBGMにはインストの音楽がぴったり。
特に、文章を書く時や、何か深く物事を考えたい時。勉強をしてる時など。
基本的に集中したい時には歌の無いインストの音楽がおすすめです。
というのも、本語が耳から入ってくるだけで、耳が言葉を拾い、脳みそが自動で言葉の意味を理解しようと働く気がするんですよね。歌詞に耳が引っ張られ、脳みその言語野の機能を半分持っていかれる感覚があるんですよね。
耳が歌詞を拾ってしまって集中しきれない。とくに文書を書くときなどは顕著。
歌詞の無いインスト音楽であれば、影響を受けないので作業に没頭出来ます。
楽器の音だけならそこまで脳みそのリソースを使用しない気がするんですよね。
個人的にも昨年からSpotifyを利用するようになった事もあり、次第に作業中に聴くアーティストの数も増えてきました。
今回の記事では、作業BGMにおすすめしたいインストミュージシャンをご紹介したいと思います。
おすすめなインストミュージック・アーティストまとめ
エレクトロ系
I am robot and proud

カナダのアーティスト。気軽に海外の良質な音楽を楽しめる時代に感謝。軽めな心地良いビートが特徴。ピコピコサウンドだけれど洗練された雰囲気が漂います。
I am robot ando proudの楽曲はどれも良いので、選びにくのですが。
終始流れるエレクトロな揺らぎが心地良いです。
Rei harakami

静かに踊れるエレクトロ。夜の高速で聴いたらハイになれるイメージ。なので深夜作業のおともにもおすすめ。
身体でビートを刻みながら作業したい時におすすめです。
牛尾憲輔(Agraph)

『聲の形』のサントラも手掛ける牛尾憲輔さん。Agraphというアーティスト名義でも活動されています。繊細で叙情的なサウンドが特徴。
エレクトロもあるのですが、個人的にはピアノ伴奏曲がかなり好きです。
心にしっとりくるメロディ。聴くだけで穏やかな気持になれます。
ポップ系(日曜日の午後感)
ポップなインスト曲が多いアーティスト。日曜日の午後に聴くと気持ち良いイメージです。
蓮沼執太

多彩なジャンルの音楽を扱っているが、多くの曲は明るくポップな印象。高揚感と多幸感があります。
ちなみにアルバムを通して聴くとたまに歌ものも混じっているので注意です。
イントロからグッと掴まれるものがあります。
宮内優里

森の中で日光浴を始めたくなるようなサウンド。それが私の中の宮内優里さん。耳触りの良い軽快なサウンドが心地良いです。作業が無ければ自然の中で読書でもして過ごしたくなります。なにわともあれ外が似合うサウンドですね。
このYou Tube動画は一人で多重録音を重ねて曲を作るライブ映像。パーフォマンスとしても見応えがあるのでぜひ見て聴いてみてください。
NO.9

ピアノの美しさと耳当たり良いサウンド。軽快なドラム。
2007年発表の曲とは思えないサウンドクリエイションと構成。先見の明。出てくる時代が早すぎたアーティストかなと。
今聴いてもまったく色あせていないフレッシュさがありますよ。
ノスタルジック系
懐かしい気持ちに浸れるノスタルジックなミュージック。
Haruka nakamura

Haruka nakamuraの音楽をかけるだけでたちまちに空間はオシャレなアトリエ系のカフェ感が漂う。静的なのに情熱的。そしてどこか懐かしさも感じる曲が多いですね。
この曲を聴くとなぜかいつも懐かしい気持ちになるので不思議。
Yutaka hirasaka

しっとりと聴かせにくる曲が多めです。Lo-fi系の楽曲もあったりしますね。
ゆったりと気分を落ち着けたい時に。
Daijiro Nakagawa

ソロギターの心地よさ。アコギ1本なのに音数が多く表現力がとても高い。時折切ないフレーズが混ざるその感じもかなり好き。
ちなみにこの方は『JYOCHO』というバンドもやっていてこっちもおすすめ。唯一無二な価値観でサウンドを作っている印象があります。
切なく聴かせにくる一曲。
アイリッシュ系
アイルランドの伝統音楽。
Lunasa

アイリッシュサウンド。異国の香りたっぷり。
フィドル(バイオリン)とフルート掛け合いが最高。
午前中に聴きたい一曲です。
サントラ系
映画のサントラも作業中のBGMとしてはかなりおすすめ。
鷺巣詩郎

エヴァの作曲家としてあまりにも有名。鷺巣さんの作る曲はエヴァの影響ももちろんありますし、エヴァが好きな自分にとって思い入れも強いですが、それを抜きにしてもとても良い。
作業開始時に聴くととてもやる気が出ます。(作戦立てたり、エヴァが出撃する時のあの曲)この曲には色々なアレンジがあるけれど、個人的にはエヴァQの時のボンゴが使われているバージョンがとても好き。
高木正勝

映画などのサントラを手掛けている作曲家。最近の細田守映画での作曲もこの方が担当しています。
その他に『Marginalia』という雨や雷といった自然音が流れる中でピアノがメロディを奏でるシリーズ曲が何曲もあるのですが、こちらもオススメ。ただただ心地良い。
ギターバンド系
気分を上げながら作業したい時におすすめなギター系のインストバンド。
Special others

インスト音楽でメジャーシーンで活躍するジャムバンド。聴いてるだけで気分が上がってくる高揚感は最高。
近年は『SPECIAL OTHERS ACOUSTIC』というアコースティックバージョンの楽曲も発表しています。
雨の日に聴くのも良い。
Toe

エモいバンドインストの代表。音に独特な鋭さがあります。特に2本のギターの掛け合いが複雑にからみあうサウンドは唯一無二な魅力かと。
アコギのギターの音が心地良い。後半にかけて徐々にエモくなっていく様もカッコいい。
Toconoma

4つ打ちで身体で乗れるインストミュージック。フレーズがどの曲もカッコいい。
メンバーは全員本業が別にあるらしい。趣味の延長がクオリティ高すぎたパターン。そんな経緯も含めて凄いと思います。
イントロのキーボードの入りから気持ち良いし、ひたすら続くカッティングのギターもカッコいい。
ピアノエモい系
軽快なビートにエモいピアノが重なる疾走感のあるインスト曲。
[.que]

4つ打ちのドラムに、軽快なピアノ。個人的には海を連想するような曲調が多め。ピアノの音が好きな人にオススメ。テンポも早い曲が多いので作業時に聴くと乗れる感覚があります。
映画の終盤に流れて、主人公が全力で走ってる感。
ADAM.at

さらに疾走感のあるビートにエモいピアノ。それがADAM at。個人的には春っぽいイメージ。ノリノリなピアノサウンドが好きな人に。
切ないのにエモい。激しいのに切ない。そんな曲。
JAZZ系
ムーディな雰囲気が出るジャズ音楽。
JABBERLOOP

4人組ジャズバンド。トランペットとサックス、管楽器の音が特徴的。
多幸感に溢れています。
Indigo jam unit

日本のジャズバンド。ひたすらウッドベースが気持ち良い。彼らの曲はたまに聴き返したくなります。
どちらかと言うと深夜に聴くのがおすすめ。
Bill Evans

世界が認めたピアニスト。どの曲もいつ聴いても良い。もはや説明不要。
Low-fi hip hop全般

特定のアーティストでは無いけれど、ジャンルとしての『Low-fi hip hop』は作業のBGMとしてとてもおすすめです。
良い意味でサウンドが感情的にならず、常にLOWなテンション。スロウにチルアウト。まったり作業を進めたい時に。
おわりに
という感じでいつも私が作業中に聴いているインスト曲をご紹介してみました。
どのアーティストもご紹介した他にも良い曲がいっぱいなので、少しでも興味が出た人はぜひ聴いてみてください。
今回紹介したアーティストの楽曲からおすすめ曲をピックアップしたSpotifyのプレイリストも作成してみました。聴ける環境にいる方はぜひ作業中のBGMとして試してみてくださいませ。
▷Spotify 『inst-working-bgm』 プレイリスト