そう、文具が好き。
思いついたアイディアをその場でメモするのには、スマホを使うことが多くなったけれど。熟考してアイディアを煮詰めたい時には紙とペンに手書きが1番だなと思っています。
今回ご紹介するのは、軸にコンクリートを使った珍しいボールペンです。
ミニマルなアイテムが好きな人は使っていてテンションが上がること間違い無しな1本だと思います。
STAEDTLER CONCRETE 441CONB9-9
という訳で今回ご紹介するのは『STAEDTLER CONCRETE 441CONB9-9』というボールペン。
ペンの軸に使われているのはコンクリート。
製図用品なども手掛ける『STAEDTLER(ステッドラー)』がこのボールペン用にコンクリートを独自開発までしたというこだわりっぷりです。今までペンには無かった、見た目と手触りが味わうことが出来ます。
無骨、だけどミニマル
まずは、なんと言ってもこの見た目。クールだと思いませんか?この雰囲気、個人的にはかなり好きですね。
コンクリートは固まる時に気泡や色のムラが発生します。そのムラが1本ごとに違うんですよね。
『木の木目の違い』『革の色ムラ』と同じ様に。自分だけの1本。という所有感を楽しむ事が出来ます。
太軸で、コンクリートの素材感が前面に出ているので無骨なデザインにも見えるんですが。金具のシルバーや凹凸の少なさもあり、ミニマルな要素も感じるんですよね。
独特なデザインバランスにチューニングされていると思います。
この、とりあえずコンクリートの素材感を楽しめ。と言われている感じのデザイン。ノックの頭にもコンクリートが使われています。この辺りのデザインの作り込みはとても良いですね。
スベスベした肌触り
コンクリートの肌触りってどんな感じ?という部分なんですが、とてもスベスベした触り心地になっております。
触れていて気持ち良いですね。この感じ、磨かれた石を触っているような感覚に近いんじゃないかと思います。
太軸だからこそのホールド感
けっこう太めな部類のペン軸だと思います。鉛筆のように六角形にカッティングされているのでグリップ感とホールド感がとても良いですね。持っていてしっくりきます。
ちなみにペンの重さは『33g』。比較として、一般的なJETSTREMのボールペンの重さが『9g』となっています。
数字で見ると3倍近い重さはあるのですが、そこまで『重い』という感想は持たないんじゃないかと思います。
むしろ、個人的にはコンクリートのペンと考えると『軽い』なという第一印象がありました。
書いていても、『重くて疲れるな。』ということも無いんじゃないかと思います。
ノックが少し残念
ノック式になっているのですが、このノックに関しては少しチープさがあるかなと感じました。というのも、ノックする時に微妙に軸がブレるんですよね。
これがさらに重みのあるノック感だったらもっと良かったなと個人的には思いますね。
滑らかな書き心地
ペン軸はもちろん交換出来るようになっています。対応しているのは『STAEDTLER』の『458-M9』『458-B9』の2種。
書き心地もさらさらとしていてインクの途切れも無く、書きやすいペン先だと思います。滑らかで普通に書きやすいです。
JETSTREAMのリフィルが使える
ちなみに、裏技的な感じですが。みんな大好きJETSTREAMの『ジェットストリームプライム』の替芯も使う事が出来ます。
実際、JETSTREAMは書きやすいですからね。元々のSTAEDTLERの芯も書きやすいですが、お好みで変更してみるのも良いのかなと思います。
カラーは3色展開
このペンには色展開があります。『通常色』『グレイ』『ブリックレッド』の3色。今回ご紹介しているカラーは『グレイ』になります。
『通常色』が何も色を加えてないコンクリート素材の色になりますね。
おまけ : ケースが凝っている
ちなみにですが。ボールペンが入っていたケースのデザインがちょっと凝っています。アルミの缶のような素材ですが、側はコンクリート柄にプリントされています。
ペンを固定していたスポンジも取り外せますので、これはペンホルダーとしても活用出来るなと。サイズももちろんペンにぴったりですしね。
デスクの引き出しの中に入れておいて、整理用として使うのも良いなと思います。
まとめ
という感じで、無骨さとミニマルな両方の雰囲気をまとった『STAEDTLER CONCRETE 441CONB9-9』をご紹介してみました。
素材感が楽しめるボールペンです。『木製品』や『革製品』など。素材感がある物が好きな人には、グッと来る1本かなと思います。
プレゼントにも良いのではないかと思いますよ。