デスクワークに熱々のコーヒーはつきもの。
ただ作業に没頭しているうちに気づけば中のコーヒーが冷めてしまった。
そんな経験が何度もあります。
今回ご紹介するのは、そんなデスクワーカーにおすすめなアイテム。『サーモスの真空断熱マグカップ』です。
熱々のコーヒーを注いでも、普通のマグカップよりも遥かに長く温度をキープしてくれますよ。
サーモス 真空断熱マガカップ


という訳で今回ご紹介しますのはサーモスの『真空断熱マグカップ』。
サーモスは、保温・保冷と聞いて最初に浮かぶメーカーと言っても過言ではないくらい、すっかりメジャーになったブランドですよね。
マグのデザインはいたってシンプル。マット感のある黒塗装に『THERMOS』の白抜き文字。
ミニマルで良い感じです。
内容量は350mlとなっています。
魔法瓶構造により、保温性バツグン

他のサーモス製品と同様に、マグカップの本体は魔法瓶構造になっています。中に真空層があり、熱を伝えにくい仕様ですね。
保温・保冷どちらにも対応です。

持ち手の取っ手も薄すぎず、厚すぎずでちょうど良い感じ。
表面塗装がサラサラとしているので、肌当たりが良いです。
付属品として蓋も付いています


付属品として樹脂製の蓋が付いています。
蓋をかぶせれば、より保温力を高めることが出来る訳です。
飲んでいる最中に、少し席を離れる時などに便利だと思います。
実際に普通のマグと保温力を比べてみました

サーモスの保温力を確かめるべく、普通のマグと、今回のサーモスのマグ。
保温力にどれくらいの差が出るのか試してみました。
普通のマグとして使用したのはイッタラのマグカップです。
大体の同じ量のコーヒーを注いでいます。

コーヒーを淹れたスタート時の温度はどちらも約60℃。
そもそも、本体が熱くなりにくい

コーヒーを注いでみて気づいたのは、そもそもサーモスのマグは本体が全然熱くならないんですよ。
触れただけでは中に熱々のコーヒーが入っているとはわからないレベル。

マグの外側の表面温度を計測してみました。
普通のマグは『45℃』あるのに対して、サーモスのマグは『23℃』
この時点で倍以上の温度差があります。
湯気の量に差が出る【6分経過】

注いでから6分ほどたったところ。すでに湯気の量に明らかな差が出ています。
普通のマグは湯気が落ち着いてきたのに対して、サーモスのマグは、まだまだモクモクと湯気が立ち上ります。
10℃の温度差が【10分経過】

10分ほどたった頃には、温度差は約10℃に。
この時点で普通のマグは『もうぬるくなってしまったな』と感じますが、サーモスは『まだまだ熱々』という感じ。
普通のマグは冷え切ってしまった【20分経過】

20分たった頃には普通のマグの温度は『36.9℃』の人肌くらいに。飲むには、もう完全に冷え切ってしまったという温度です。
一方、その頃のサーモスのマグカップ内の温度はなんと『50℃』。熱々とは言えないですけれど、ぬるくは無い。そんなイメージです。
サーモスのコーヒーが冷えたのは【50分経過後】

サーモスのマグカップが人肌の温度まで下がったのは約50分後。普通のマグに比べて約2.5倍の保温力を発揮したことになります。
今回は付属の蓋は使わずに検証したので、蓋を上手に使えばさらに長いこと熱々の状態のコーヒーを楽しめることになりますね。
さすがのサーモス。凄い保温力です。
もちろん魔法瓶の水筒などのように、朝に仕込んで夜まで温かいという訳にはいきませんが、このくらいの保温力があれば、仕事中、あるいは休憩中に使う分にはかなり重宝するかと。
強いて言えばの【気になった点】
飲み口は若干熱くなる


強いて言えばの気になった点を少し。
マグの本体は飲み口にかけて薄くなる構造です。
ですので、本体は全然熱くなりませんが、飲み口は若干熱くなります。
とはいえ、普通にコーヒーなどを飲む分には支障は無いレベルだとは思いますけどね。
猫舌の人は大変かも
気になったというよりは、気づいた点ですが。
猫舌の人にとっては、いつまでも全然中身が冷めないので、逆に使いにくいかもしれませんね。
底面のシールは剥がせない

説明書にも書いてあるのですが、底面のシールは剥がしてはいけないそうです。
剥がすと、保温性能に支障が出るんだとか。
とはいえこのシール。普通の品質表示シールなので、洗い物をする時に剥がれないように気を使うのがちょっと面倒。と思いました。
まとめ

という感じで、サーモスの真空断熱マグカップをご紹介してみました。
デスクワークに飲み物は不可欠。熱々のコーヒーをおともに集中力を高めていきたいものです。
読書好きにも良いですよね。本に夢中になって用意したコーヒーを飲むのを忘れてしまうってことありますから。
もちろんコーヒー以外にもお茶や紅茶を飲んでも注いでも良いかと。
1度このサーモスのマグの熱々感を味わうと、普通のマグで飲むことが『なんだかもったいない』気がしてくるから不思議です。
個人的には、夏にこのマグでキンキンに冷えたハイボールを飲んでもかなり良いんじゃないかと想像しています。
ぜひチェックしてみてください。