今回の記事はインテリアコーディネーターとしての納品事例のご紹介です。
先日お客様宅にダイニングテーブルとチェア、テレビボードを納品してきました。
シックで落ち着いた空間に、落ち着いた印象の家具選び。
記事内で納品させて頂いた家具を詳しくご紹介します。
家具選びの参考に読んでもらえると嬉しいです。
ダイニングテーブルとチェアとテレビボード
という訳で今回は、家具についてのご紹介。
ダイニングテーブル
DINING TABLE LEDA / NO WHERE LIKE HOME

まずはダイニングテーブル。
ダイニングテーブルにはNO WHERE LIKE HOMEというメーカーの『DINING TABLE LEDA』を合わせています。
以前の記事でも一度紹介したことのあるテーブルですね。

木材の2トーンのカラーでインパクトのあるデザイン。一枚板のように見えますが、実は突板仕上げにより作られています。
突板というのは、木を薄く板状にした物を芯材に張り合わせて作る工法です。
突板仕上げは使う木材の量が少なく済みますので、その分、無垢材の家具と比べると価格がグッと抑えられてリーズナブルになります。
簡単に言うとコスパが良い訳です。もちろん触れる部分には本物の『木』を使っていますので、木材の風合いを楽しむことが出来ます。
突板のデメリットというか、注意点として上げるなら、突板仕上げの家具は無垢材の家具のように削って傷を直したりすることは出来ないことでしょうか。

とはいえ、『DINING TABLE LEDA』は突板の仕上げ技術が高く、横の端面もしっかり木材の色を合わせています。
普段から家具を見慣れていない人が見たら、一枚板の家具と勘違いしてもおかしくないレベルだと思いますよ。
そのくらい仕上げが綺麗です。
サイズは150cm。価格は税抜62,000円です。このデザインの家具としてはかなりリーズナブルな価格設定だと思います。
ちなみに、本当にこの150cmサイズで無垢材の一枚板のテーブルを作成すると、どんなに安くても50万円以上はすると思います。
そのくらい高価な一枚板のテーブルの雰囲気を、コスパ良く楽しめるテーブルですね。
金属脚のデザインは色々なお部屋に合わせやすいと思いますよ。
ダイニングチェア
KIKI CHAIR / CRUSH CRASH PROJECT

ダイニングチェアに合わせたのはCRUSH CRASH PROJECTの『KIKI CHAIR』
クラシックでカントリーな雰囲気にも見えるデザインですが、塗装はシックなオールブラック。


塗装がブラックだと、可愛いフォルムの印象が少し抑えられて大人っぽい印象になりますね。

お部屋のアクセントクロスやタイルにグレーが使われていましたので、その雰囲気に寄せたようなイメージ。
椅子のカラーだけでも印象って結構変わるんですよね。
クラシックスタイルのチェアがシャープでモダンな印象になります。
価格は税抜20,000円です。
LOG CHAIR / CRUSH CRASH PROJECT

もう一つの合わせているダイニングチェアは同じくCRUSH CRASH PROJECTの『LOG CHAIR』

座面はレザーの風合いを再現したポリウレタンレザー。合皮製になります。
合皮ですが、艶が良い意味で抑えられていて、安っぽさがあまりありません。
革独特の色ムラも再現してあり、ディティールにこだわりを感じます。

ダイニングチェアに合皮を使うことにはメリットもあります。
合皮であれば水拭きが出来るんですよね。ちなみに本革ですと水拭き基本はNGです。
もちろん本革と比べれば質感と風合いは劣りますが、その分メンテナンスに優れた機能となるイメージですね。
もちろん本革と比べたら価格も安いですし。
お子さんなどが居て、食べ物をこぼして汚すのが少し怖いな。という人にはむしろ合皮製の椅子の方が使いやすいと思いますよ。
オールブラックな『KIKI CHAIR』と合わせることで、決まり過ぎないようにバランスを取っているような感じですね。

カラー展開も多数ありますので、部屋のアクセントに置くのもありですね。
テレビボード
クレスポTVボード / CLASSE

テレビボードはレグナテックの『クレスポTVボード』
上質なウォールナット材にブラックガラスがクールなTVボードです。


ブラックガラスは中に入れたレコーダーなどを隠し、生活感を少し減らしてくれるような効果があります。
もちろん、ブラックガラスは赤外線を通しますので使い勝手は損ないません。

金具にはしっかりしたヒンジが使われています。扉を開けてもガタンと急には開かず、ゆっくり開くような作りです。
ちょっと優雅に開くようなイメージですね。作りの良さが現れていると思います。
価格は税抜75,000円です。
ちなみにCLASSEは佐賀県で作られている国産のブランドになります。

今回のお部屋のように、壁掛けTVに合わせて置くのもスッキリシャープな印象で良いと思います。
まとめ

という感じで簡単にですが納品した家具をご紹介してみました。
カラーを少し変えたりするだけで印象は大きく変わったりするのがインテリアの面白いところですね。
ぜひ家具選びの参考にしてみてください。