家で過ごす時間が長くなった近頃。テレワークなどで通勤が無くなったのは良いけれど、家から一歩も出なくなり、寝る前にスマホで歩数を確認したら、わずか数十歩だった。
そんな事ってありませんか?
家に居る時間が長くなると必然的に問題になってしまうのが『運動不足』
春の今時期は、晴れた日に外をランニングしたり出来ますが、これから梅雨がきて雨の日が続けばそうともいきません。
真夏になれば、外を走るのは過酷すぎて、『ランニングはやめようかな』となってしまう方も居ると思います。
私はそうなりがち。
今日ご紹介するのは、そんな運動不足の解消に一役買うアイテム。家に居ながらにして『運動不足』を解消できる『 x-iser のステッパー 』です。
x-iser(エクサー) のステッパー

という訳で今回ご紹介するのがこちら。何とも無骨なルック。


そもそもステッパーとはですが、その場に居ながらステップ運動を出来るマシンです。使い方はペダルに乗って体重をかけるだけ。
ランニングマシンと比べてそこまで場所も取らず、乗るだけで気軽に運動が始められるので、最近注目されているアイテムです。

今回ご紹介している x-iser のステッパーはアメリカのエクサー社が1976年のモントリオールオリンピックの選手強化用に開発。元々はアスリート向けに作られています。
数あるステッパーの中でも x-iser のステッパーは、かなり高級な部類です。私が購入した時の金額で4万円程でした。
購入した経緯

そもそも何でこんな高いステッパー買ったの?という話。
ちなみに、この x-iser ステッパー。実は今回のコロナの影響で購入した訳ではありません。私が購入したのは1年前です。
1年前に独立をして、自宅で仕事をするようになりました。それまでは立ち仕事の職種だったので、そこまで運動不足を気にしてはいなかったのですが、自宅で仕事をするようになった途端。全くと言って良いほど歩かなくなりました。
体感レベルで運動不足を感じまして。
これはマズいな。と思い、色々と調べる中でステッパーの存在を知り、購入に至りました。
ステッパーで検索すると、1万円を切るものもあるのですが、レビューなどを見ると、『すぐに異音がしてきた』『半年で使えなくなった』などのネガティブなレビューが多数。
唯一、この x-iser のステッパーだけが、『静かで音がしない』『長年使っているけど、全くへたらない』などのポジティブなレビューが寄せられていました。
せっかく買って失敗するのも嫌だし、これからも何年かは自宅で仕事をするつもりでいたので、『長い目で見たら安いのかな』と思ったのもありますね。
x-iser 値段の価値あります
そんな x-iser のステッパーの作りや使用感をご紹介します。
無骨でクールな見た目

何はともかく、この x-iser のステッパーの見た目に驚きませんか。なんとも無骨で機能美に特化したようなデザイン。
運動器具なのに、安っぽさが1つもないです。
本体にはプラスチックは使われておらず、正面のハンドル以外は『鋳物による金属』で出来ています。
アメリカの筋肉モリモリなマッチョが乗っても壊れないような作りだと思います。さすが、アスリート仕様。
シリコーン油圧式のシリンダー

中央に立つ2本の柱がシリコーン油圧式シリンダーになっていて、滑らかな動きをサポートしています。

写真のように、片側のペタルを踏むと、もう片側の油圧シリンダーが上がります。
これを交互に繰り返しステップ運動が出来る仕組みです。

実際に乗ってみるとこんな感じに

実際に乗ってみると、こんな感じです。

乗ってひたすら踏み踏みを繰り返します。
『歩く』というよりは『階段を上っている』感覚
踏んでいる感触は、『歩く』というよりは『階段を上っている』に近いと思います。
踏み込む深さにもよりますが、『もも』と『ひざ』に結構負荷がかかります。
『ながら』で運動出来る
x-iser のステッパーに限った話ではありませんが、ステッパーは『ながら』で運動出来るのが良いところだと思います。
基本的に動かしているのは、足だけなので、踏みながら本を読んだり、映画やテレビを見たりも可能です。

ちなみに私は踏みながら、ダンベルで腕も筋トレしたりしています。
負荷の調整も可能

ステッパーの正面に付いたネジを回す事で負荷の調整も可能です。

回すには写真のようにコインが必要です。
ネジが360°回るようになっていて、それぞれの位置で負荷が変わります。
私は1番強い負荷に設定して使用しています。
1番軽くすると、スカスカと動いてしまってしっくりこないんですよ。
重い負荷にしてゆっくり踏んでいます。
この辺は好みだと思います。
何にせよ自分に合わせた負荷に調整出来るのは良いですよね。
赤い部分は持ち手です


正面の赤い部分にはスポンジが付いていて、そのままハンドルにして持ち運べるようになっています。
とはいえ、このステッパーは全て金属製ですから。重さは6.3キロもあるんですよ。ダンベル代わりに使えるくらい重い。
例えばですが、1階から2階に上げるのはかなりの重労働だと思います。
重いから床への敷物はマスト

このステッパーは先程書いた通り、非常に重いので床に直接置くと、床を傷付ける可能性があると思います。ステッパーと床の間に敷物はマストですね。必須です。
踏みながらキーボードを打てます

先ほど、本を読んだり映画を見たりなら、ステッパーを踏みながらでも『ながら』で出来ますとお伝えしました。
さらに、キーボードを打つくらいであれば踏みながらでも出来ます。


私はシェルフの上にiPadとキーボードをセッティングして、踏みながらブログを書いています。
多少慣れが必要ですが、慣れてしまえば普通に打てるようになりますよ。
ちなみに、1度パソコンごと、このシェルフの上に置いて『ステッパーに乗らないとパソコンを触れない』環境にしていた事もありました。
キーボードを打つだけの作業であれば問題なかったのですが、イラレやフォトショ(デザインソフト)を使う時には、どうしても踏みながらでは出来ない。というか踏みながらだと、マウスを操作出来ない。事に気づき、結局このスタイルは辞めてしまいました。
やっぱり、ステッパーを踏みながら出来る作業は『キーボードでのライティング』までかなと、思います。
1年間使ってみて
実際に1年間使ってみてですが、購入時からの製品自体の劣化はまったく感じません。レビュー通りのタフさだと思います。
一応公式では長時間連続で踏んでしまうと、シリンダーが熱くなってしまうので、15分踏んだら、10分休ませる。となっています。
ですが私は、それを超えて1時間くらいずっと使っている事もありますが、問題無いですね。長時間使用しても異音なども発生せずとても静かです。本当はいけないですけどね。
パソコン作業をしていると強烈な睡魔に襲われる事がありますが、その時はパッとステッパーに乗って、少し踏み踏みしていると、眠気が治まります。
運動不足だけでなく、眠気解消にも役立ってますよ。
まとめ

という感じで、自宅に居ながらにして無限に歩けるx-iser のステッパーをご紹介しました。少々価格が高いですが、自宅で過ごす時間が増えた現在の環境には特に良いアイテムだと思います。テレワーク民にもおすすめです。
Amazonなどでも売っていますが、『通販生活』というサイトが1番安くて、私はそこで購入しました。
ですが、記事執筆現在に確認してみたら売り切れてしまってますね。
再入荷するかもしれませんので、一応リンク貼っておきます。