実は先週末、家族で大阪と京都に行っていました。USJや大阪を観光。道中京都にも少し滞在していました。京都でどうしても行きたかった『一澤信三郎帆布』へ行ってきました。
今回のブログでは、長く愛用してこそ味が出てくる『一澤信三郎の帆布』のペンケースとポーチをご紹介します。
京都の帆布『一澤』
京都に来るのはちょうど10年ぶりのこと。10年前の京都は1人旅をしたで訪れたのですが、その時に買った『一澤帆布のブックカバー』を今でも大切に愛用しています。
一澤帆布の作る『帆布の良さ』はブックカバーを10年持ち歩き続けて、文字通り身に染みて知っていたので、またそのくらい長い期間持ち歩きたくなる帆布のアイテムを見つけたいなと。
そんな思いで、京都市内の『一澤信三郎帆布』へ。
以前は親父さんの『一澤帆布』と息子さんの『一澤信三郎帆布』が並ぶように店舗を構えていたのですが、現在では『一澤帆布』の店舗は無くなり、息子さんが継いでいる『一澤信三郎帆布』のみとなっていました。
少しややこしいですが、『一澤信三郎帆布』の店舗内でも『一澤帆布』タグの帆布製品は売っています。
店舗外観の、『鞄』の看板がとても素敵。文字の透明な部分にはステンドガラスが使われていました。
引き戸のドアノブが鞄の形になっていたりと、本当に細部までこだわったお店作りで、やっぱりディテールって大事だなと。改めて思いますね。ジブリに通ずるイズムを感じます。
店内には沢山の鞄があったのですが、今回購入して持ち帰ってきたのは、『ペンケース』と『ポーチ』
一澤信三郎帆布のペンケース
という訳で、こちらが購入したペンケース。色は『こげ茶』
裏面には緑色のタグで『一澤信三郎』と。
ファスナーの金具も専用の物が使われています。ここにもさりげなく、鞄の形。
縫い合わせただけの縫製なのに、角にはしっかりと線がでて凛々しいたたずまいです。
『これこれ、この感じ』という作りで、触っているだけでニヤついてしまいます。
というのも、10年持ち歩いた『一澤帆布』のブックカバーは角が全然よれておらず。
きっとこのペンケースも、長く持ち歩いても凛とした状態を保つのだろうと。使い込んだ姿を想像してしまいますね。
ペンを何本か入れて、ファスナーをガバッと開いても形は崩れず。とても良い感じ。
一澤信三郎のポーチ
そして、今回買ったもう一つのアイテム。鞄の中の整理にも役立つポーチです。
色はグレーと青が混ざったような『鼠(ねず)』ザ ・日本の色。といった感じ。
このポーチもペンケースと同様に、緑色の『一澤信三郎』のタグが付いています。
ファスナーももちろん、特別仕様。
ポーチの底にはマチがあり、自立します。帆布の布地の硬さもあり、中に何も入れていなくても、自立しますよ。
小さいように見えて、色々入ります。
ガジェット系の充電器やコードを入れようか。はたまた、仕事で使うハンコや領収書入れにしようか。
色々と試しながら、ベストなスタイルを探していきたいものです。
防水加工してあります
『一澤信三郎』の帆布は、基本的には防水加工が施されています。色落ちの原因にもなるので、なるべく洗わない方が良いとの事です。汚れた時は、濡れたタオルで拭き取ったりしながらお手入れするのが良さそうかなと。
帆布は『育つ』
今回ご紹介している『帆布』
『革』と同じように、使い込めば使い込むほど育ちます。いわゆる『エイジング』ですね。
エイジングと言っても、帆布は革のように、わかりやすく色が変化する訳ではありません。
派手な変化では無いですが帆布は、ツヤが出て目が細かくなり手触りが良くなったりと。そこには長く使い込まないとわからない『良さ』が隠れています。
革が好きな人や、一つの道具を長く使い込みたい人には、帆布は心くすぐられる素材だと思いますよ。
まとめ
という感じで、一澤信三郎帆布のペンケースとポーチをご紹介してみました。
帆布製品をまだ使った事が無い人には、この作りを1度体感して頂きたい。そう思え、おすすめ出来る帆布です。
ぜひホームページなどもチェックしてみてください。
余談ですが、一澤信三郎帆布の店舗の階段がとても可愛いかったです。