手に「すっと」なじむ木のぬくもり
今回は佐賀県のレグナテックさんの「KIWAコレクション」をご紹介します。レグナテックさんんは天然木を使い無垢の家具を作られている家具メーカーです。レグナテックさんの家具はどれも作りも良く、愛着を持って使えるものばかりです。
しかし、家具を作る時にはどうしても「端材」と呼ばれる木のロスが出てしまうもの。そのロスを無くし、最後まで木を使おうとした結果生まれた小物達が「KIWAコレクション」です。
KIWAコレクション
小さな端材、それを再生できないか。というコンセプトのこのコレクション。KIWAコレクションの「KI」は「木」から。「WA」は「技」の意味が込められています。
レグナテックさんの技によって生まれ変わるアイテムはトレイだったり、木の置物だったり様々。無垢の木を使用していますがお値段はリーズナブル。このブラックチェリーのトレイは¥1,000円でした。
トレイを1つ作る工程を考えても、たくさんの手間があると思います。
木への愛ですね。職人の方の魂を感じます。
この小物に使われている木もテーブルなどで使われている木と同じものです。無垢の家具は長年使う事で「味」が出てきます、いわゆるエイジングと呼ばれる現象ですね。
木の色が濃く変化したり、木目が浮き出てきたり。
そんな変化をこの小物達「KIWAコレクション」でも味わえます。
3つの木のトライアングル
中でも個人的にお気に入りなのは、この三角形の置物。3つの木が接着し作られています。濃い茶色がウォールナット、赤みのある色がブラックチェリー、明るい色がハードメープルですね。
用途は飾るだけ。ですが、置くだけで存在感が出るんですよ。
丸いくり貫きのあるトレイにはシベリアケヱキさんのハーバリウムを置いてみたりしています。
クリップなどの事務用品を入れておくのにも丁度良いですね。
オフィスのデスクに木の小物があるだけで、たちまちにナチュラルな空間になりますよ。
この木のオブジェをモニターの脇にちょこんと立てても良いですね。
木への愛
端材を再生する事はシンプルに「木への愛」だと思います。これに尽きますね。作られている方の木や自然への感謝がなければこうった活動は続けられませんからね。勝手ながらこれからも応援させてもらいたいです。
という訳でレグナテックさんが作られている「KIWAコレクション」のご紹介でした。
レグナテックさんの工場の様子はこのブログでも紹介してますので、良ければぜひこちらもご覧ください。