ああ、キーボードの隙間にゴミが吸い込まれていく…。
これ、あるあるじゃないですか?キーボードの隙間に小さなゴミカスやホコリが付いていて、取ろうとしたらあとちょっとのところで隙間に落ちて回収出来ず。
ちりつもで溜まったゴミはキーボードの内側でどうなっていることやら。
私はブログの執筆用にHHKB(Happy Hacking Keyboard)を使っているのですが、使用頻度も高く。
けっこう内側にゴミが溜まっている気がする。
という訳でキーボードの中を掃除しようと、キートップを外す工具を購入してみました。
今回ご紹介するのは『ARCHISS キートップ引き抜き工具』。カスタムキーボードを使っている人向けのマニアックな工具です。
ARCHISS キートップ引き抜き工具
という訳で今回ご紹介するのはこちら。『ARCHISS キートップ引き抜き工具』です。
プラスチックの持ち手にステンレスのワイヤーが付いています。
キーボードをメンテナンス
私がブログの文章を書く時に使用している『HHKB』というキーボード。
昨今の薄型のキーボードと見比べれば、前時代的で90年代なフォルムですが、間違いなく『打鍵感は最高』。
一度このキーボードでのタイピングを味わうと戻れなくなる魔力があります。
ちなみにキートップを外せるのは、HHKBのようなキーボード。いわゆる台形の形状をしたキートップに使用出来る工具となります。
薄型のキーボードやノートパソコンのキートップには使用出来ません。
使い方
使い方はワイヤーをキートップにひっかけて、あとは引き抜くだけです。
HHKBキーボードのキートップを引き抜く時にはけっこう力が必要でした。
キートップを外す時の固さは使用しているキーボードにもよると思います。
『tabキー』や『Enterキー』のような、変形のキーにも対応しています。
とはいえ、Enterキーにワイヤーをひっかけるのは、コツが要ります。対角線上に斜めに。うまくバランスを考えてひっかけなければなりません。
まさにUFOキャッチャーのようなイメージ。
ちゃんとひっかけられると、他のキー同様にキートップを外すことが出来ます。
工具のワイヤーは大きく広げても、ちゃんと元に戻ります。
キートップに傷も付いておらず、安心して外すことが出来ると思います。
一瞬、キートップの樹脂のバリが傷に見えましたが、これは成形上、全てのキートップに付いているものでした。
他の目立った傷は増えていません。
キートップを外したらエアダスターなどでホコリやゴミを取り除きます。
奥に詰まっていたゴミが取れてスッキリ。
久しぶりに歯医者に行って歯石を取ってもらった時のような爽快感があります。
とはいえ、全てのキートップを外すのにはかなり労力が要りますね。
ゴミがキーボードの隙間に落ちてしまった時に、その周辺だけ外して掃除するのが良さそうです。
キートップを戻す時は、パチっとはめるだけです。
キー配列の変更にも
掃除以外でも、キー配列の変更にもこの工具は使えます。
HHKBのようなテクニカルキーボードは、プログラムでキー配列をカスタムすることが可能です。
ですので、この工具を使用すれば、変更したキー配列に合わせてキートップの位置も変更出来ます。
PFUのオフィシャルの工具もあるけれど…
ちなみにですが、HHKBを製造しているメーカー『PFU』からも専用のキートップ変更工具は販売されています。
ピンセットのような工具に、赤と青のキートップがセットになっています。
これはキートップセットになっている物しか販売されていないようですので、掃除目的でキートップを外したい方は、今回紹介している『ARCHISS のキートップ引き抜き工具』を購入した方が良いと思います。
というのも、PFUのキートップ付きの工具の価格は『1,980円』
ARCHISS のキートップ引き抜き工具はAmazonでは『462円』で販売されています。
けっこう価格差があるんですよね。
『色付きのキートップが欲しい』という人以外は、ARCHISS のキートップ引き抜き工具で充分かと思います。
まとめ
という感じでキーボードの掃除用に活躍する『ARCHISS のキートップ引き抜き工具』をご紹介してみました。
これでブログの執筆中にせんべいのカスなどがキーボードに吸い込まれても安心です。
お気に入りのマイキーボードを使用している方は、1つ用意しておいても良いアイテムだと思います。
ぜひチェックしてみてください。