暮らし系

インストミュージックのすすめ。インスト音楽の魅力を語る。

個人的に歌の無い音楽、所謂インスト系の曲を良く聴きます。バンド系だったり、ジャズにクラシックにlo-fi。ジャンルは様々です。

そもそもクラシックを始め、歴史的な名曲の多くはインストだったりしますよね。とはいえ現世においてクラシックやインストの音楽がチャートインすることはほぼありません。なのでインストの音楽を全く聴かないという人もすごく多いと思うんですよ。

そんな人にもインスト音楽の魅力が伝わるように、『インスト音楽のここが魅力的で好きですよ』と感じている部分を書いてみたいなと思います。


インストミュージックの魅力

作業用のBGMに最適

インストミュージックのすすめ。インスト音楽の魅力を語る。

個人的にはこれが最大の魅力で、インストの音楽を聴く1番の理由になっています。

インスト音楽は作業用のBGMに最適という事ですね。

パソコン作業など、特にこうしてブログの文書を書いている時に顕著に感じるのですが。J-popを始めとして、日本語の歌詞のある曲を聴いていると耳と脳が勝手に詞を拾ってしまうんですよね。カメラで言うところオートフォーカスのような作用が働いてしまうと言いますか。脳の処理が半分くら良い持っていかれるような感覚があります。

思考とは言葉を頭の中に思い浮かべていく行為だと思いますので、集中したい作業の時には歌詞のある曲は聴けません。本当に深い集中をしたい時はラジオも駄目だと思いますね。

そんな時にインストの音楽は最適な訳です。特にピアノやアコースティックギターのみの単音の音楽だとより深い集中が出来る感覚があります。

言語の壁を越える

インストミュージックのすすめ。インスト音楽の魅力を語る。

日本語の歌のまま海外で活動するのは現状、かなり難しいと思うのですが、インストミュージックはそれを可能にします。例えば『toe』というインストバンドはむしろ海外で高い評価を得ていて新譜のリリース時には海外ツアーも定期に組まれていたりします。言語が無い分、音のフィーリングのみで聴かれて伝播していくという性質あると思います。

もちろん海外にもインスト楽曲を作っている人は沢山居るので、逆に言えば、言語の壁を超えて海外の音楽にも触れやすいように思います。歌詞の意味とかはでは無く、音が好きか嫌いかだけで楽しめるこの感じ。グローバルですよね。

もちろん英語詞のある洋楽も聴きますし、多くの人も聴くと思うのですが。英語に強くないと訳を見ないと意味まではわからないですよね。

その辺の言語の壁を乗り越えて、とにかくフィーリングでいけちゃうこの感じ。Spotifyなどのストリーミングサービスで海外インストバンドを探していくの楽しいです。ディグリがいがあります。

自然発生する高揚感

このスペシャルアザーズのライブなどが顕著だと思いますが、言葉が無いからこその不思議な高揚感が生まれる瞬間があります。良いプレーをした後などに会場が自然と盛り上がる。これはどこかスポーツを見ているような感覚に近いかもなと。良いプレーが出ると、全体が一つになり盛り上がるこの感じ。

ボーカルが観客を煽る訳でも無く。自然と生まれる場のフィーリング。これこそがインスト系バンドの醍醐味とも言えるのかなと。もちろん歌モノには歌モノの良さがあると思います。それとはまた違う自然発生的なフィーリングがインスト音楽には漂うんですよね。

個人的な感覚かもしれませんが、より原始的で本能的な部分が感化されるような気がすんですよね。祭りに参加する感覚に近いと言いますか。バイブスを感じればそれで良いのであります。

楽器の音を耳が広いやすくなる

インストミュージックのすすめ。インスト音楽の魅力を語る。

インストの曲を聴き慣れると、歌モノの曲を聴いた時にも演奏の微妙な変化に気づきやすくなるように思いますね。楽器の音に対して耳が良くなる感じでしょうか。音にエフェクトがかかったのが、よりわかるようになる感じですかね。歌モノの曲であっても1番と2番で楽器の音色を変えているな。みたいなことがつかみやすくなります。

そうなってくると、歌モノの音楽を聴くときにも楽器の音がより楽しめるようになってくるので、音楽を聴く楽しさが倍増するように思います。

おすすめのインストアーティスト

toe

ポストロックサウンド。サウンドがカッコいい。海外でも有名です。

スペシャルアザーズ

溢れ出る高揚感と乗れるサウンド。

haruka nakamura

洗練されたピアノサウンド。神秘的な雰囲気も漂います。

toconoma

踊れるジャズロック。

Adam.at

疾走感のあるピアノサウンド。

lo-fi hip hop

ゆったりチルるりたい時におすすめ。

この辺りのアーティストは聴きやすく、キャッチーな曲が多いのでおすすめです。この他のアーティストは『おすすめのインストミュージック・アーティストまとめ。【21選】』『 toe が好きな人へ。おすすめのインストポストロック13選。』で記事としてまとめているので、インスト楽曲に興味が出た方は合わせてチェックしてみてください。

おわりに 

という感じで簡単にですが、私が感じているインストミュージックの魅力をご紹介してみました。インスト音楽好きによる布教活動。生活のBGMとしてインストミュージックを流すのおすすめです。ぜひお試しください。



同じカテゴリーの記事