暮らし系

盛岡って住みやすいの?地方都市で暮らすってこんな感じ。【個人主観】

岩手県に産まれ1度東京に住んだりもしましたが、現在は盛岡市に住んでいます。盛岡はいわゆる地方都市ですね。

今回の記事では盛岡の在住民として『地方都市に住むってこんな感じ。』という形で、思いつくままにつらつらと書いてみたいと思います。

最初は『地方都市で暮らすメリット・デメリット』というタイトルで書こうとも思いましたが、物事は光の当て方で双方にも捉えられると思いました。なので私の目に写っている主観だけでこの街を書いてみることとします。30代、一人暮らしの男性目線です。

盛岡に住んでみることに興味がある方が居れば参考にしてもらえると幸いです。


地方都市(盛岡)に暮らすってこんな感じ

盛岡市の人口は約30万人。

実際にはお隣の矢巾町と滝沢市と地続きに町が発展しているイメージもあるので、商圏的な人口だと38万人くらいのボリューム感。

暮らしについて『衣・食・住』に分けて書いてみたいと思います。

基本的に服を買う場所の選択肢は少ない

気軽に服を購入出来る思いつく場所はイオンモールか盛岡駅に併設する駅ビルくらい。あとはユニクロとか。大型のアウトレットモールもありません。そういったモールに行きたければ仙台まで足を伸ばさないと。という感じ。これはどこの地方都市も同じなんじゃないですかね。

個人的には買いたいと思うアパレル店が無いのは本音です。空きテナントも増えています。お店の存在を知らないだけかもしれませんが。

とはいえ盛岡にも個人経営の服屋も少しはあって、服が好きな人はお気にの店があったりもするみたいですね。

服はネットで買っている

個人的にはそこまで服に強いこだわりが無いので、最近はもっぱらネットで購入していますね。個人的にはそれで特に不満もありません。

ネットだよりの生活、でもそれでいい(私は)

とはいえ、ネットが発達した現在。欲しい物はネットで購入すればだいたい手に入る訳です。あまり不便を感じていません。

Amazonだって注文して次の日には大抵届きます。

私が小さい時は、雑誌や漫画の発売日が都会より一日遅れる。みたいな地方特有の悔しい部分もあったんですが。ネットと配送が発展した今ではそんなことも全くありませんね。

あらゆる物が発売日には店頭にしっかり並んでいると思います。

ウィンドウショッピングをする体験はあまり出来ない

お店の数はどうしたって少ないと思います。ブラブラ歩いて買い物を楽しみたいなら大型のイオンに行くくらいかなと。そんな感じなので街ブラでショピングみたいことは基本的に出来ないのかなと。

個人的にはこの体験の穴を埋めているのは巷に溢れるレビュー関連。YouTuberやブロガーがせっせと商品紹介をしていたりしてくれているので、そういった物を見ることである程度保管されているような感覚もあります。

しかし、百聞は一見にしかず。本来は実物を見て買い物出来るのが1番だなとは思っています。個人的には大きなヨドバシが出来て欲しいなと。まあ、出来ないでしょうけど。

盛岡三大麺

名物としては盛岡には『盛岡三大麺』という名物麺料理があります。『盛岡冷麺・じゃじゃ麺・わんこぞば』の三種。

これらの知名度が全国的にどうかは、渦中に居ると全くわからないのですが、どんな感じなんでしょうかね。

画像引用 : ぴょんぴょん舎

『盛岡冷麺』は焼肉屋で食べる感じです。基本的に『冷麺屋』というのが存在していません。名物なのにね。この辺は不思議ですね。誰か単独の『冷麺屋』というの始めても良いと思ったりしますが、一向に誰も始めません。

ただ、盛岡の焼肉屋には肉を食べずに『冷麺だけを食べる』という事が当たり前に許されています。焼肉屋に冷麺だけを食べに行っても全然大丈夫。

ちなみに、盛岡冷麺を頼む時に、辛味と麺を混ぜない状態で提供してもらう『別辛(べつから)』という注文の仕方があります。この注文の仕方をするとジモティ感が出ます。

画像引用 : ぴょんぴょん舎

『じゃじゃ麺』はうどんに肉味噌を絡めて食べる。みたいな料理なんですが、これは凄く美味しいですね。これに関してはじゃじゃ麺屋が沢山あリます。感覚としてはラーメン屋に入るのと一緒ですね。

画像引用 : 東屋

『わんこそば』は観光客向けコンテンツなので、地元民は全く食べません。基本的には普通のお蕎麦です。でもアトラクションとしては楽しいと思うので観光客にはおすすめ。

都会は競争社会、旨い物が安く食べれる印象

盛岡にも美味しい食べ物屋さんは沢山あります。

とはいえ、都会の飲食店のクオリティは地方より高いと感じます。上京する度にこれはいつも思いますね。飲食業は競争社会の極みみたいな業種だと思うのですが、都会だけあってライバルが多い中で生き残っていかなければならないという環境が、切磋琢磨させるんでしょうね。

地方の1000円ランチと都会の1000円ランチでは、都会の1000円ランチの方がクオリティが高いと思うんですよね。お出かけバイアスがかかっているかもしれませんが。

繰り返しますが、もちろん盛岡にも美味しい食べ物屋さんはいっぱいあります。

ここだって競争社会ではあるんですが、その競争値のカーブ具合は都会の方が俄然高いのかなと。土壌としての相対的な基準値が都会の方が上がっていくんでしょうね。

地方都市の基準値は上がりもせず、下がりもせず。みたいな感覚がありますね。あくまで全体を俯瞰しての印象です。

ちなみに盛岡は個人系のカフェが多い

盛岡には大手コーヒーチェーンが撤退するほど、個人系のコーヒー屋が多いと言われています。とはいえ、今はスターバックスを始めとしたチェーンも何店舗か盛岡にもあります。

なんにせよコーヒー好きには嬉しい町であることには間違いありません。

車はほぼ必須

マイカーを持つのはこの町ではほぼ必須と言っても過言ではありません。そのくらい車社会です。

もちろん公共機関もありますが、ほとんどの人はマイカーが第一の移動手段となっている感じですね。

岩手はやたら面積が広い

画像引用 : びゅうトラベル

岩手は北海道の次に面積が広いです。盛岡市はそんな広い県の中央に位置しているイメージです。

なので、移動しても中々県を出れないですね。青森、秋田、宮城、いずれにせよ車で高速道路を使用しても1時間以上はかかりますね。岩手の沿岸に行くのにも、同じく1時間以上はかかります。とにかく広い訳です。

新幹線の利便性には恵まれている

県内を東北新幹線が走っています。東北新幹線には『はやぶさ』という快速新幹線があります。盛岡からだと東京方面へ、『仙台、大宮、上野、東京』にしか止まりません。東京まで乗車時間は2時間20分で行けます。距離を考えるとこの時間はずいぶん早いのかなと。東京の日帰りならその気になれば全然行ける感じですね。

基本的にすぐ自然

盛岡は奥羽山脈と北上高地の間にあります。なので西に行っても山、東に行っても山です。田舎らしくすぐに自然を味わうことが出来ます。

鳥取県で見た景色

少し話は変わりますが、数年前の春の日没頃。西日本は鳥取県辺りの海岸線を車で走った事があるんですが、20時頃でも水平線の向こうがいつまでもオレンジ色に見えたのが印象的でした。西日本はこんなに日が長いんだなと、感じたのを覚えています。

盛岡に住んでいると、太陽は山の向こうから現れ、山の向こうに沈んでいくものなので。必然的に日照時間は短めなのだと思います。

調べると岩手は30年間の日照時間の平均でも47都道府県中、39位のようです。やはり短いですね。

▷参照データ : 岩手県盛岡市の日照時間、30年間の平均と直近10年の年別データ

雪はそれなりに積もる

雪国岩手。12月〜3月の時期は盛岡の路面にも積雪します。とはいえ、秋田とか新潟のような日本海側の地域に見られるいわゆる『ドカ雪』的な降り方はあんまりしないんですよね。どうしようもないくらい降るのは年に1〜5回くらいだと思います。基本的には冬の時期も降っては溶けて。という繰り返しですかね。

冬の通勤時間は2倍

雪が降らなくても、気温が低いので路面基本凍結してます。当たり前ですが車ならスタッドレスが必須です。

さらに凍結した道路では、もちろんスピードは出せませんので、車での通勤時間や移動時間は倍になる。と言っても過言ではありません。

平時で30分かかっているなら、1時間はかかる感じですね。

夏は涼しい。(関東と比べれば)

冬が寒い岩手だけあって、夏は関東圏と比べるとだいぶ過ごしやすいと思います。とはいえ、避暑地では無いので暑い日は普通に暑いです。夏は36度とかの日もありますね。エアコンはあった方が良いです。ただ関東特有のじとっとした湿気は少ないとは思います。

岩手の夏は短いです。暑さのピークは7月の後半からお盆明けくらいまで。2〜3週間程度という感じです。

費用面

都会に比べたら物価は安い

当たり前ではありますが都会に比べたら家賃を始めとした物価も安いです。産直に行けば野菜類も安く購入出来ます。

ちなみに盛岡市内の駐車場の時間貸しの相場は30分100円程。

でも給料も安い

物価が安いのだからこれも当然ではありますが、その分給料だって都心に比べると安いですね。

2021年の最低賃金は821円。東京は1,041円。20%近く最低賃金は違うんですね。

暖房費がかかる

雪国ならではありますが。冬の間は暖房費もそれなりにかかります。一人暮しをしていても、真冬には1月に1万円〜2万程度は暖房費がかかってしまうように思いますね。

住めば都

隣の芝生は青く見える

以前に車で九州まで時間をかけて行ったことがありますが、地方の人は自分の地域に来たって何もねえ。とほとんどの人が口にするんですよね。まあ、外から行った私にとっては、もちろん目に映るのは新鮮な風景になんですけどね。どこでも隣の芝生は青く見えるのだなと。

どこに居てもそんなふうに思うのなら、住んで都にするしかないのでしょう。

盛岡市内であれば村社会は無いと思う(たぶん)

実際、田舎って村社会でしょ?と思っている人も多いとは思いますが、盛岡は人の出入りもそれなりにあるので、極端な村社会文化は形成されていないように思います。私の肌感覚ですが。盛岡はたぶん大丈夫です。

知らない事に関しては気づくことも出来ない

知らないことに関しては、足りないことにもそもそも気づけないのが人間。なので足りない部分に関しては無自覚に生きていけます。知らないことに関しては無いのと一緒です。長く住んでいるとそうなります。

おわりに

という感じで、盛岡に住んでいる感じをつらつらと書いてみました。ずいぶん長文になってしまいました。ここまで読んで頂いてありがとうございます。

私としては、この町の規模感とサイズ感が丁度良いと感じてますね。人もほどほどに居て、ほどほどの自然が側にあって。何も無い訳じゃないけど、欲すれば全然足りてないとも捉えられる。そんな感じの街かなと。

ここに書いたことは私の主観なので、これが全てではありませんのであしからず。人の数だけライフスタイルがあると思います。

なんにせよ。移住にしても、観光にしても。盛岡に興味を持った方に参考にして頂ければ幸いです。

少し話は逸れますが、2021年の県別魅力度ランキングで岩手は30位とのこと。ランキング順位を見ましたが、あれば『観光魅力度ランキング』に名前を変えた方が良いですね。

『利便性』に魅力を感じるか、それとも『自然』か。それによっても評価は180度変わりますからね。より具体的な県別ランキングを作成した方が良いのではないかと思いました。



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