インテリアコーディネーターという仕事をする中で、これまでに何百種類ものダイニングテーブルを扱ってきました。
今回の記事では、その扱ってきたテーブルの中で、価格に対してクオリティが最も高い。言い換えれば『コスパ』がとても良いと感じたダイニングテーブルをご紹介します。
NO WHERE LIKE HOME 『 LEDA 』
という訳で今回ご紹介するのは高見えするダイニングテーブル。『 NO WHERE LIKE HOME 』というブランドの『 LEDA 』という名前のダイニングテーブルです。
一枚板のようなデザイン
特徴的なのが、一枚板のように見える天板デザイン。中央部分は濃いウォールナット色ですが、長手の端の色は白木のように薄くなっています。
写真で見る限りだと、切り出した一枚板と言われても信じてしまうようなクオリティだと思います。
これは突板(つきいた)という製法が用いられています。
突板は、薄くスライスした木を芯材に貼り付けて仕上げているようなイメージの製法です。
芯材を使う分コストを下げることが出来ますので、そのぶん価格も安くなります。
突板製法のテーブル自体はあるんですけれども。
今回ご紹介している『 LEDA 』の凄いところは、突板の仕上げの精度の高さです。
突板は張り合わせて作るその製法上、角に粗が出やすいんですよね。『LEDA』の天板は端面の角の処理もとても綺麗です。
色が切り替わっている部分の端面の突板の処理も、すごく滑らかで綺麗なんですよ。
この部分を見ただけでも、技術の高さがわかるなと思います。
さらに、座った時に触れる長手の面には無垢材が薄く入っており、これがあえて微妙に歪んでいるんですよ。
それが、一枚板のテーブル特有の切り出した断面を再現しています。
細部まで本当に芸が細かいんですよ。
サイズが選べて、価格も安い
サイズは150cmサイズと180cmサイズの2種類から選ぶことが出来ます。
それぞれの価格は
●150cmサイズ 68,200 (税込み)
●180cmサイズ 74,800 (税込み)
となっています。
テーブルのサイズとデザインと見た目、作りのクオリティを考えた時にこの価格は、かなり安い方だと思います。
そしてこの『突板製法による一枚板のようなデザイン』が、このテーブル以外に無いんですけどね。
突板仕様のダイニングテーブルとして見ても、全然高く無い値段ではないかなと思います。
2トーンカラーの天板のメリット
今回ご紹介している『LEDA』のような2トーンの天板にしかないメリットがあります。
それはウォールナット系の暗めの椅子も、オーク系の明るめの椅子も合わせやすい事です。
オークとウォールナット、天板にどちらの色も使われていますので、どう置いても馴染んで見えるんです。
もちろんスチール系の、木を使っていないような椅子も合わせやすいです。
このコーディネートのしやすさ。というのも個人的にはすごく良いなと感じているポイントです。
スチール脚はグレー色
スチール脚の塗装は落ち着いたグレー色が使われています。ブラック色の脚とも違い、グレー色だと若干雰囲気がマイルドになるんですよね。
この脚のグレーという中間色のカラーリングも、色々なスタイルに合わせやすいポイントだなと思います。
塗装はウレタン仕様
天板表面の塗装は、ポリウレタン塗装となっています。
ウレタン塗装は表面をコーティングしているようなイメージの仕上げです。布巾などで水拭きするだけでも汚れが落としやすい仕様となっています。
まとめ コスパ抜群 高見えダイニングテーブル
という感じでコスパ抜群のダイニングテーブル『 LEDA 』をご紹介してみました。
扱いやすく、デザインも良い。そして、デザインや品質に対して価格も安い。という。良い部分が沢山詰まったダイニングテーブルです。
本当に価格に対して高見えするテーブルだと思いますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
このブログではダイニングテーブル『 LEDA 』を使ったコーディネート事例をいくつか紹介しているので、こちらも合わせてぜひ読んでみてください。