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革のようだけど革じゃない。新素材『レザーテックス』は機能的で耐久性抜群。

洋服ではエアリズムやゴアテックスなど。技術革新により機能性の高いファブリックが色々と出ていますよね。実は家具業界にも同じ事が起きていまして。

ソファやチェアに貼るファブリックにも新しい技術を取り入れた物が続々と出ています。

例えば本革のソファって、見た目的にも唯一無二な魅力があるので憧れるけど、手入れが大変そうだからと、敬遠している人も多いのではないでしょうか。

そんな悩みを解決するファブリックが開発されました。

革のような見た目だけれど、革じゃない。しかもお手入れは驚くほど簡単。

今回の記事では、高機能の新素材『レザーテックス』の魅了をご紹介します。


レザーテックス

という訳で今回ご紹介しますのは、新素材『レザーテックス』

革のようだけど革じゃない。新素材『レザーテックス』は機能的で耐久性抜群。

初めにこちらの写真をご覧ください。

写真で見る限り、レザーの張布に見えますよね。でもこれがレザーテックスなんです。

ぱっと見の印象は『本革』のソファそのものです。

革のようだけど革じゃない。新素材『レザーテックス』は機能的で耐久性抜群。

艶感が高く、本革独特の光沢感、光の反射が再現されています。

触れてみると、触り心地は『少し毛羽立った布』に触れているような感触。

革に触れている感覚でもなく、普通の布に触れている感覚でもない。独特の手触りがあります。

耐久性が抜群

レザーテックスの見た目だけでなく、『耐久性』が優れている事も魅力です。

革のようだけど革じゃない。新素材『レザーテックス』は機能的で耐久性抜群。

紫外線変色にも強い

レザーテックスにはまだ機能的な部分があります。

紫外線による変色にも強いです。

通常、紫外線が当たるといわゆる『日焼け』みたいな現象が起きて、色が薄くなったりと変色してしまう物が多いです。その紫外線による色の変化や劣化にも強く作られています。

例えば、合皮のレザーに紫外線が長く当たると、合皮が硬くなりパリパリと剥がれ始めてしまいます。誰しも1度は見た事があるんじゃないでしょうか。座面がパリパリに剥がれてしまったソファ。あれは紫外線によるダメージなんですよね。

レザーテックスは、そのパリパリに剥がれてくる現象も起きないですよ。

耐久性が抜群です。

通気性もあります

撥水加工により外からも水分の侵入は防ぎますが、内側からの通気は通るような作りです。

クッションに使われるウレタンやフェザーは湿気に弱いので、湿気が溜まらないように作られているのは良いですよね。

ちなみに、真冬に本革のソファに座ると、表面が冷え切っていて『冷たっ!』って感じる事がありますが、レザーテックスであればそれも無いですよ。ソファ表面の温度変化も少ないです。

価格はレザーの1/3ほど

革のようだけど革じゃない。新素材『レザーテックス』は機能的で耐久性抜群。

レザーテックスのソファの価格ですが、 だいたい本革製品の1/3程度で流通しています。

価格帯的には合皮のソファより少しだけ高いような位置付けでしょうか。

布ファブリックのソファと同じくらいのランクだと思います。

この風合いのソファを、布張りのファブリックのソファと同じ価格で購入出来るのはシンプルに良いですよね。

本革を買う予算は無いけれど、本革の雰囲気を部屋に置きたいんだ。

という人には特に良い選択肢なのではないでしょうか。

ただ見た目は革みたいですが、本革特有のしっとりとした質感や、使い込むほどに味が出ていく感覚はありませんので、『使い込む事で革の味わいが増す感覚が好きなんだ』という人には、ちょっと背伸びしてでも本革のソファを購入する方が良いかなと思います。

レザーテックスは関家具ブランドのソファに使われています

革のようだけど革じゃない。新素材『レザーテックス』は機能的で耐久性抜群。

ちなみに紹介している『レザーテックス』は様々な家具ブランドを展開する『関家具』による独自開発素材です。ですので、関家具ブランドのソファなどにレザーテックスが使われています。

具体的なブランド名で言うと、

CRUSH CRASH PROJECT

RELAX FORM

NO WHERE LIKE HOME

といったブランドで展開されていますよ。

まとめ

という感じで、革みたいだけれど革じゃない。新素材のレザーテックスをご紹介してみました。この素材感は体感してみるのが1番だと思いますので、家具屋さんやインテリアショップでぜひチェックしてみてくだい。



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