ステーショナリー

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

『当たり前』だと思っていた物に、少しの変化があるだけで劇的に印象が変わる事ってありますよね。

今回取り上げるのは『カッティングマット』に起きたイノーベーションな話。

カッティングマットって言われて思い浮かべるのは、地味な感じで緑色の、学校の図工の時間の思い出が蘇ってきそうな。

そう、いわゆるその感じのカッティングマットが一般的だと思います。

ご紹介するのは、そんな地味なカッティングマットをデザインの力でスタイリッシュに。

ミワックスのデスク&カッティングマットをご紹介します。

このカッティングマット、常識を覆す『透明』なデザインなんです。


ミワックス A3カッティングマット

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。
文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

という訳で、今回ご紹介するのがこちら。ミワックスというメーカーから発売されているカッティングマットです。

半分以上が透明でクリアなマット。1/4程のスペースに不透明な黒い印刷が施してあります。

透明、でもちゃんと刃を受止めます

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

このカッティングマット。透明なので、カッターで切ったら裂けてしまわない?と不安になるのですが、全く問題ありません。

透明な部分の素材は通常のカッティングマットと同じ仕様。

『軟質PVC+硬質PVC+軟質PVC』の三層構になっていて、中間の『硬質PVC』がカッターの刃を受け止め貫通しない構造になっています。そして表面に出ている『軟質PVC』は収縮度が高く、刃物の切跡を目立ちにくくさせるそうです。

黒いカッティングスペースには方眼付き

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。
文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

黒いスペースも透明部分と同じ素材で出来ています。表面に黒い塗装がしてるイメージですね。このスペースもカッティングマットとしてもちろん使えます。黒い塗装には10mmごとのドットが打ってあり、方眼として使えるようになっています。長さを測りながら切りたい時に使うと便利ですね。

透明だからデスクマットとしても使える

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

大部分が透明なマットで出来ているので、文字を書く時の下敷きにしたり、ハンコを付いたりする時に使うデスクマットとしても使えます。

この『デスクマット』として使える点が、このカッティングマットの新しいところですね。

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。
文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

ハンコもマットの上で押すと綺麗に捺印できます。

樹脂の透明度も高く、安っぽさが無い所がとても良いなと思いますね。

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

透明な部分の下にメモを挟んで置いたり、お気に入りの写真を入れたり。ポストカードを挟んだり。色々な使い方が出来そうです。

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

今日終わらせたいタスクのメモをマットに挟んでおいて忘れないようにするのも良いですね。

出しっぱで良いカッティングマット

そもそものデザインがとてもスタイリッシュなので、デスクの上に出したままにしておけるのもこのマットの魅力です。

実際にカットしてみました

実際にカッティングマットとして使用してみました。

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

カッターを当ててみると、通常のカッティングマットと同じ感触です。しっかり刃を受け止めてくれています。

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

カットした跡は少し残り、光を当てると肉眼で見てわかります。ですが、指で触ってみると、切跡を指で感じ取れないレベルで修復しています。触れるとフラットな質感ですね。

マットには触ってわかる段差は出来ないけど、目に見えるレベルでは傷は残る。といったイメージですかね。

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。
文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

透明な部分でもカットしてみましたが、同じですね。

光を当てると見えるレベルの跡だけが残ります。

デスクマットとして透明部分を使いたい人は、極力黒い部分をカッティングマットとして使用した方が良いかもしれませんね。

というのも何度もカッターの刃を当てていると刃を当てた線は増えるので透明度は下がっていくと思います。

透明度を維持したい時は黒い方のみでカッターを使うと決めた方が良い感じです。

キーボードやマウスを置いても使えます

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

このマットの大きさはA3サイズなのですが、テンキーの無い小さめなキーボードとマウスであればちょうどマットの上に納まります。

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

黒いカッティングスペースをマウスパッドのようにしても問題無く使えますよ。赤外線の反応もバッチリ。

ちょっと気になった点

この製品でちょっとだけ気になった点を書きます。

ドットは少し見づらい

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

黒いカッティングスペースの方眼は10mmごとに○(丸)のドット、50mmごとに◉(二重丸)のドットが付いているのですが、ドットがとても小さく2つのドットの違いは判別しにくいと思います。

そこまで使用上に問題は無いかなと思いますが、ちょっと見にくい。

指紋が残りやすい

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

黒いカッティングマットのエリアは艶の無い塗装になっているのですが、触れると指紋が少し目立ちやすいと思います。気になる人は気になるレベルで指紋が残るかなと思います。

最初、樹脂の匂いが強い

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

おそらくマットのPVCの樹脂の匂いだと思いますが、開封時に、いわゆるビニール臭みたいな匂いは強かったです。

数日経つと匂いはほとんどわかなくなりましたが、樹脂の匂いが苦手な方は使い始めはお気をつけください。

カッティングスペースが白いモデルもあります

文具界にハイブリットな新提案。ミワックスのデスク&カッティングA3マット。

ちなみに今回ご紹介しているモデルは端のカッティングスペースが黒のモデルですが、白いモデルもあります。

デスク環境の好みに合わせて選べるのは良いですね。

まとめ

という感じで、ミワックスから発売されているデスク&カッティングA3マットをご紹介してみました。素材がクリアに変わるだけで、デスクマットとしての用途が見出せるのは面白いですよね。

個人的には仕事や作業中にカッターを使う事がちょいちょいあるので、デスクの端にこのマットを敷いておくと、結構重宝するなと思っています。



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