照明

直してでも使いたい。障子紙でAkariの穴を修復。


【インテリアのコト】破損してしまった穴を修復。

以前に紹介した事のあるイサム・ノグチのAkari。和紙越しの光はとても暖かく、とても気に入って愛用していました。

▷イサムノグチ・Akari / 和にも洋にも、この灯り。

しかし、先日の夜に悲劇が。この日は外でお酒を飲んでだいぶ酔っ払って帰宅。そのままベッドへダイブしました。朝、目が覚めるとベッド脇に置いていたAkariの上部が破けているっ!!

きっとベッドにダイブした時に踏んじゃったんでしょうね。猛省。

元々の素材が和紙ならばと、修繕を試みたのでした。

補修開始

まず穴の現状を確認。だいぶ派手に踏み抜いてしまったようです。

用意したのは「障子紙」と「糊」。内側からペタペタと貼る作戦です。

まずは障子紙を適当な大きさに。

そして形を破けた箇所に合わせてトリミング。内側から照らされて透けても違和感が出にくいようにそら豆のような形に。

形が決まったら糊を塗ります。

そしてこれを内側から貼ります。糊はすぐ乾く訳では無いので、ずれないように慎重に。ペタペタと絆創膏を貼るような感じで、この作業を繰り返します。

そして全体を貼り終えました。んー、いびつ。元々、このAkariは壊れたものを直して使っていた為、上部の補修は2回目。やはり2回目ともなると綺麗にはいきませんね。

いびつですが、それでも直してまだ使いたい。そのくらい好き、Akari。

愛着度的には、直して使う事でアップしています。

そして点灯。横から見ると綺麗な気がします。直した箇所もあまり気にならないような。

上から見ると、貼った跡が目立ちます。笑

まあ、これも愛嬌ですね。自分だけのAkariが出来たと喜ぶ事にしましょう。

直して使う面白さ

今回は、Akariを障子紙で補修したお話でした。アナログな物だからこそ自力で何とか直せるんですよね。これがパソコンやスマホなどのデジタルな物だと、さすがに修理に出すしかなく、こうはいきません。

もちろん物が壊れた時などは買い換える事もありますが、直せる物は直す事で、自分だけのオリジナリティ。物への愛着やエピソードは増すような気がします。

買い替えの前に一度、直して使えないか。考えてみるのも面白いと思いますね。そこに新しい発見があったりします。

最近、お皿を割ってしまったので、次は「金継ぎ」にチャレンジしてみたいなと思っています。



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