【道具のコト】無印良品の電卓の魅力、ご紹介します。
見積もりを作成する時に、電卓はiPhoneの中にアプリが入っているので、物が増えるよりそれで良いかなと思い使っていました。iPhoneだとしばらくするとスリープに入ってしまったり、そもそも物理的な感触が無いので、必ず画面を見ながら操作しなければならない。という事に不憫さを感じて無印良品の電卓を購入しました。
使ってみて良いなと思った点を少し書いてみようかなと。
デザイン
まずはパッケージのデザインから。無印良品らしい透明なケースに入っていました。展開のカラーは、ホワイト・ブラック・シルバーの展開がありました。
私はホワイトを購入。まずデザインですが余計な物が付いてなくシンプルなデザイン。文字の色は黒ではなくチャコールグレーのような色合い。文字の色がグレーな事でデザイン全体が馴染んでいます。
こちらは裏面。ゴムの滑り止めが4箇所に。そして角度調節に使えるフラップも付いています。
フラップを起こすと角度がつきます。角度がつくと画面表示も見やすくなりますね。
機能
個人的に良いなと思った機能は、この写真の左上の数字。この数字は今何回計算を重ねているかが表示されています。
例えば、10+10 と入力すると左上に「02」と表示される訳です。
これが意外と便利な機能で、見積もりなどの計算を確かたり、あれどこまで計算したっけ?なんて時に確認する事ができます。
この機能、他の電卓にも付いているんですかねー。とても便利な機能だと思います。
私は基本的に電卓で足したり掛けたりしかしないのですが、電卓には他にも色々な機能が付いています。せっかくですので電卓の機能について少し勉強してみました。
CUT UP 5/4 ラウンド機能
電卓の左上に付いてるこのセレクタースイッチ。このスイッチはラウンドスイッチ。数値の四捨五入や切り上げ、切り下げを行います。
CUT:切り下げ
UP:切り上げ
5/4:四捨五入
この切り上げの数値の位置を指定するのが、電卓右上の「F 4 3 2 0 ADD2」のセレクタースイッチ。
F:小数点の位置を指定しません。特に切り上げなどを行わない場合はこの位置に合わせておくのが良いですね。
4 3 2 0:小数点の位置の指定になります。四捨五入などをしたい時にはここのスイッチを調節します。
ADD2:アドモードと呼ばれるこのボタン。自動的に数値の二桁目に小数点を打ってくれる機能。このモードにしていると数字を「1」と入力しても「0.01」と表示されます。日本だとあまり馴染みの無い機能何ですかね、ドルやセントの計算の時に便利なようです。
いつの間にかこのセレクターが動いていて、あれ計算がおかしい。となる事がありますが、その場合はセレクターが「F」の位置にあるか確認しましょう。
GT ボタン
GTと書かれたこのボタン。「GT:グランドトータル」の略称みたいですね。つまり総合計が出来るボタンとの事。
例えば、
10 + 10 = 20
10 + 20 = 30
と計算した後に「GT」を押すと、
それぞれの計算式の計を合わせ50と計算されます。
複数の伝票などを計算して、最後に全部でいくらかな。と確かめる時に役立ちそうですね。
切り上げなどの計算式や、膨大な数の数値を足したりなどはエクセルなどの表計算ソフトを使う方がもちろん良いですが、ちょっとした計算や、計算結果をすぐ知りたい、みたいな時にはまだまだ電卓が活躍しそうです。
無印の電卓のデザインと、電卓の機能についてのお話でした。