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スティックのりはまだ進化できた。KOKUYOの『GLOOスティックのり』【nendoデザイン】

先日、封筒の封を開ける『レターオープナー』をご紹介しましたが、それと対をなすような存在は封筒に封をする『スティックのり』ではないだろうか。

別にスティックのりに不満など無かったです。無かったのですが、今回ご紹介する『GLOOスティックのり』を見つけた時、今まで気づいていなかったスティックのりの問題がわかりました。

スティックのりには、まだ進化の余地が残されていましたよ。


KOKUYO 『GLOOスティックのり』

スティックのりはまだ進化できた。KOKUYOの『GLOOスティックのり』【nendoデザイン】
スティックのりはまだ進化できた。KOKUYOの『GLOOスティックのり』【nendoデザイン】

文房具界のトヨタ。的な安心感のあるポジションと勝手に思っているKOKUYOから出ている『GLOOスティックのり』をご紹介します。

非常にシンプルな見た目で、言われないと『スティックのり』とわからないようなデザインをしています。

四角い塗り面

スティックのりはまだ進化できた。KOKUYOの『GLOOスティックのり』【nendoデザイン】

この『GLOOスティックのり』の最大の特徴は、塗る糊の面が『四角い』こと。

キャップを外した塗り面がこちらです。四角いですね。

スティックのりはまだ進化できた。KOKUYOの『GLOOスティックのり』【nendoデザイン】
スティックのりはまだ進化できた。KOKUYOの『GLOOスティックのり』【nendoデザイン】

本体の逆側がクルクルと回せるようになっています。回す事で、糊がどんどん出てくる構造です。ここは従来のスティックのりと同じですね。

四角いと何が良いの?

スティックのりは『丸い塗り面』の物が多いと思います。封筒に糊付けをする時は剥がれないように端っこまで糊を付けたいですよね。そうすると、慎重に塗っていてもはみ出してしまう事も。机に糊が付いてしまった経験、誰しもあるのではないでしょうか。

そんなはみ出し問題を解決したのが『GLOOスティックのり』です。

スティックのりはまだ進化できた。KOKUYOの『GLOOスティックのり』【nendoデザイン】
スティックのりはまだ進化できた。KOKUYOの『GLOOスティックのり』【nendoデザイン】

塗り面が四角いので、四隅の端っこまでしっかり塗る事が出来ます。

これ、言われて初めて気ずける問題点ですよね。

転がりにくい

スティックのりはまだ進化できた。KOKUYOの『GLOOスティックのり』【nendoデザイン】

さらに四角い形にはメリットがあります。四角いので机の上でも『転がりずらい』です。四角いだけで作業中に机から転がって落ちにくくなりますね。

大きさは3サイズ

スティックのりはまだ進化できた。KOKUYOの『GLOOスティックのり』【nendoデザイン】

『GLOOスティックのり』にはサイズ展開もあります。『S』『M』『L』の3種類です。ちなみに今回ご紹介しているのは『S』サイズです。

『L』サイズはA4などの書類を貼る時などに良さそうなサイズ感。

目的によってえらべますね。

デザインは『nendo』

スティックのりはまだ進化できた。KOKUYOの『GLOOスティックのり』【nendoデザイン】

この『GLOOスティックのり』をデザインしているのは、このブログで『blen ブレないボールペン』や『kazan。ティッシュペーパーを魅せるという逆転の発想』で何度かご紹介している『nendo』によるものです。

シンプルで無駄の無いようなデザインはnendoらしいですよね。

GLOOは『貼る』事に特化したシリーズ

ちなみにこの『GLOO』は『貼る』という行為にクローズアップしたシリーズです。今回ご紹介したスティックのり以外にも、『テープのり』や『瞬間接着剤』『テープカッター』がラインナップされています。

どれも、『貼る』という行為を見つめ直し、何かしらの使いやすさを追求しています。

気になる方はぜひ公式のページをチェックしてみてください。

▷GLOOをチェックする

まとめ:貼るって奥が深い

スティックのりはまだ進化できた。KOKUYOの『GLOOスティックのり』【nendoデザイン】

という感じでKOKUYOから発売されている『GLOOスティックのり』をご紹介してみました。個人的には『スティックのり』はまだ進化できたんだ。と驚きましたよ。

日常的に感じて無かった『不満点』に気づかせてくれるデザインって良いですよねー。



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