本格的な冬のピーク、寒い日が続きます。特に床に就く夜なんて寒さはマックス。私が住んでいる盛岡では、年末のこの時期は外気温が-10℃なんて日も。
そんな冷える時期の就寝時の防寒アイテムとして、『無印良品のポリエチレン湯たんぽ』を試してみました。これがじんわり暖かくて良い感じです。足元が冷えて寝付けないのが悩み。という人にこそおすすめ出来るなと思います。
無印良品のポリエチレン湯たんぽ・小

という訳で今回ご紹介するのは無印良品の『ポリエチレン湯たんぽ』
無印良品で販売されている湯たんぽのサイズには大中小で3種類あります。今回私が選んだのは1番小さなサイズの『小』
ちなみにそれぞれの価格は
小が690円、中が790円、大が990円となっています。
無印良品らしいシンプルな見た目

小判型の乳白色のポリエチレン。無印良品らしいシンプルなデザインですよね。
構造もシンプルでお湯を注ぐ為のキャップが付いているだけ。

キャップの裏側にはゴムパッキンも付いていて水漏れの心配もなさそうです。
使い方

湯たんぽ本体を横から見ると、水位ラインという線が入っています。ここまで水を入れてからお湯を注ぎます。そうすることで温度が高くなりすぎないように調整するようです。
湯たんぽってお湯を入れるだけだと思っていたのですが、実際にはお湯だけだと熱くなりすぎてしまうみたい。
小であればケトルで沸かしたお湯で充分、必要なお湯の量はカップラーメンに使うお湯より少し多いくらいかなと。
別売りの専用カバーも買っておくと良い


ちなみにカバーもそれぞれの本体と同額で販売されています。小の場合は690円となっています。一応湯たんぽに毛布などを巻くことでカバーの代わりとして使えそうだけれど、すっぽり収まる専用カバーが使い勝手が良いかと。ファスナーは隠れるようにデザインされていて、布団などに引っかからないように考慮されています。
表面は鹿の子状の織りとなっており、立体感のある縫製。触れるとモケット状になっていてとても柔らかくて肌触りが良いですね。
色が選べるとさらに良かったなと

現在、無印良品で購入出来るカバーの柄はホワイトの1色のみ。紹介しているカバーのみとなります。ホワイトだと汚れが目立ちそうなので、ブラウンやグレーなどの色展開があると良かったなと思いますね。少し気になったポイントです。
布団の中に仕込む

お湯を入れたら布団の中に仕込むだけ。湯たんぽから伝わる熱がじっくり布団の中を暖めてくれます。
寝る30分前くらいに布団の中に仕込んでおけば、もう足元はぬくぬく。カバーで包まれた湯たんぽは常に人肌くらいの温度を保ち、じんわりと暖かい。
最初から体温で暖まった朝の布団の中のようです。
低温やけどに注意

湯たんぽは朝まで入れっぱなしにしておくイメージを持っていたのですが、説明書を読むと『低温やけど防止の為に寝る前には必ず布団から出すように』とのこと。本体のキャップにも大きく注意書きがあります。低温やけどは怖いので使用の際には気をつけましょう。
とはいえ、例えばベッドが大きくて、直接足が触れないなら布団の中に入れておいてもという気もしますがこの辺の使い方は自己責任で。
ちなみに私は試してみましたが、低温やけどは無く、朝になっても湯たんぽのお湯はぬるいくらいの温度を保っていました。湯たんぽの保温力すごい。繰り返しますが、推奨されている使用方法では無いので試す際は自己責任でお願いします。
ちなみに低温やけどは44℃で3時間から4時間。46℃では30分から1時間。50℃では2分から3分。この時間でやけどしてしまうそうです。
人肌を越えるような暖かさを感じるようであれば布団から取り出した方が良いでしょうね。
1番小さなサイズでも充分に暖かい

1番小さい『小』を使用したけれど、機能的にはこれで充分暖めてくれそうです。結局、寝る前には布団の中から取り出すことが推奨されているので、大きいサイズの湯たんぽを購入するメリットはあまり無いかと。
それよりは、取り回しもよくてお湯の量も少なくて済む『小』を選んで正解だったなと思いました。
ちなみにですが私は、湯たんぽに使用して冷めたお湯は捨てるのも勿体無いので植物にそのまま水やりとしてあげています。
おわりに

という感じで、無印良品のポリエチレン湯たんぽをご紹介してみました。寝る際に足元が冷えてしまって寝付けない。そんな人にはうってつけなアイテムだと思いますよ。
電気毛布とは違い電気を使わないので、安心して使用出来るのも良いなと。
価格的にも気軽に試せると思うので、気になった方はぜひ湯たんぽデビューしてみてください。