2020年、今年の始めに購入した『AVIOT TE-D01d mk2』というワイヤレスイヤホン。購入してから3ヶ月経ちました。
今回の記事では3ヶ月使ってみての『良かったところ』・『イマイチ』なところをまとめたレビューを行いたいと思います。
ファーストレビューは別記事にまとめていますので、ぜひ最初にこちらもご覧ください。
『 AVIOT TE-D01d mk2 』3ヶ月レビュー
ドライバー | φ6mmダイナミック型 |
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感度 | 90db±3dB |
インピーダンス | 16±15%Ω |
最大入力 | 5V/1A |
通話用内蔵マイク | cVc8.0ノイズキャンセリング(通話時のみ) |
バッテリー容量 | イヤホン片耳60mAh/ケース1950mAh |
最大通話時間 | 5.5時間 |
最大再生時間 | 11時間 |
充電時間 | 約2時間(Qi対応充電器で充電する場合、満充電まで30~60分程度多く掛かる場合が有ります) |
充電ポート | USB Type C |
防水規格 | IPX5 |
私の使用環境
私はワイヤレスイヤホンは主にランニングする時と、散歩する時に使用しています。
ランニングは週に2回から3回。1回1時間程の走ります。
散歩は週に1回から2回。2時間くらい歩くでしょうか。
そんな環境で使ってみた感想となります。
使ってみた感想
走っていてもイヤホンは落ちない
このイヤホンを1番長い時間使っているのはランニングの時です。何十回も走りながら使ってきましたが、1回も耳から落ちた事はありません。
イヤーフックも無く、基本的には耳に入れるだけの構造ですが、耳の中での安定感は高いと思います。
とはいえ走っている最中に、イヤホンが少し浮いてきて『あっ、外れそう』と思う瞬間はありましたが、その時にクッと入れ直せば大丈夫でした。
この少し外れそうになる感覚は、標準イヤーチップを付けている時によく起こっていました。
後述しますが、イヤーチップを『spinfit』に変更してからは走っていてもイヤホンが浮いてくる感覚はほとんどありません。イヤーチップの問題でした。
充電したのは3ヶ月間で1回
1番驚いているのが、この3ヶ月で充電したのたった1回ということ。これ、凄くないですか。
毎日使っていないとはいえ、ここまで充電しなくても大丈夫とは。ただただ驚きです。
メーカーの公表スペックでも、最長120時間の再生が可能とされています。私は週に10時間程度しか使っていないと思うので、月に40時間といったところ。
この長時間再生は本物ですよ。『AVIOT TE-D01d mk2』の電池切れの心配は、ほぼ皆無なのではと思います。
しかも充電は、ケースを充電パッドに置くだけなので、充電した感覚もほぼありませんしね。
専用アプリのイコライザーが面白い
今年の1月末にAVIOT専用のアプリ『AVIOT SOUND XXX』がリリースされました。
アプリを通じてイヤホンのファームウェアのアップデートを行いバグを減らしたり出来ます。
このアップデートを行ったら、タッチ操作の感度や反応は格段に良くなったと思います。
購入後もメーカーから改善のサポートが入るのは嬉しいですよね。
そしてこのアプリの登場で出来る様になった、『イコライザー機能』
低音を上げたり、高音を上げたり。自分の好みに合わせて音質を変更出来る機能です。
レコーディングスタジオでよく見かけるようなアレ。沢山のメモリを動かしアプリ上で音をカスタマイズ。
好みのチューニングが出来たら、設定を保存しておけます。
EDMやダンスミュージックなどは『低音』を上げてノリノリに。ボーカルをしっかり聴きたい時は『中音域』を上げてみたり。
聴き味を調整出来ると、今までと違う曲に聞こえてきてくる楽しさがあります。
イヤーチップはSpinfitの物が1番良い
『AVIOT TE-D01d mk2』には3種類のイヤーチップが最初から付いてきます。
『標準』『spinfit』『ウレタンフォーム』の3種類です。
使い始めはこちらの『標準』のイヤーチップを使っていたのですが、1ヶ月程使っていると、イヤホンを耳から外した時に、イヤーチップが本体から外れる。という現象が起きるようになりました。
イヤーチップのシリコンが劣化したのか、外れたイヤーチップが本体にはまらなくなってしまいました。
前述しましたが、『標準』のイヤーチップだと耳から浮くような感覚も頻繁にありました。
このイヤーチップを『spinfit』に変更すると、発生していた問題は全て解決。イヤホンを外してもイヤーチップが本体から外れる事もないです。
イヤーチップの付け外しも楽ですね。
もしこれから『AVIOT TE-D01d mk2』を購入する方がいれば、最初から『spinfit』のイヤーチップを使うことをオススメします。
少しベージュがかったイヤーチップが『spinfit』です。
『ウレタンフォーム』のイヤーチップは硬く閉塞感が強いので、私はほとんど使っていません、走っていても耳の圧迫感が強い気がしました。もちろん個人差で好みもありますが。
付属のイヤーチップでしたら、個人的には『spinfit』がベストかなと思います。
価格の割に音は良い
本質的なところに立ち返りますが、『AVIOT TE-D01d mk2』は音が良いと思います。
1万円前後で購入出来るイヤホンとしてはシンプルに音が良いと思いますよ。
このiPhoneに標準で付いてくるイヤホン『EarPods』と比べても遥かに『AVIOT TE-D01d mk2』の方が音は上です。特にドラムやベースの解像度は如実に差がわかると思います。
コスパが非常に良いイヤホンだなと。3ヶ月使用しても思いますね。
タッチセンサーは操作しづらいのでカスタムした
『AVIOT TE-D01d mk2』にはイヤホンにタッチセンサーが付いていて『音量の上げ下げ』『曲送り・曲戻し』が出来るようになっています。
購入時のデフォルトでは
左のイヤホンのタップ回数で『音量調整』
右のイヤホンのタップ回数で『曲送り・曲戻し』でした。
これはちょっと使いづらかったなと思います。
曲を戻したい時は、右のイヤホンを3回タップしなければならず。3回『ポン、ポン、ポン』と人差し指でタップするのはちょっと面倒。というかトリプルタップ自体、シンプルに面倒です。
結局携帯で操作する事が多くなってしまっていました。
とはいえ、専用のアプリがリリースされてからは『タップ操作がカスタム』出来るようになりました。
私は使っている最中に『音量の上げ下げ』はほとんどしないので、左と右のダブルタップで『曲戻し・曲送り』が出来るように変更しました。
こっちの方が格段に使いやすいと思います。
このカスタマイズおすすめですよ。
アンビエントマイクモードはほとんど使ってない【けど、アップデートでかなり改善した】
『AVIOT TE-D01d mk2』には外音を取り込むアンビエントマイク機能が付いています。イヤホンを付けたままでも外の音が聞こえてくるモードです。
この機能、私には実際に使うようなシチュエーションがあまり無く。ほとんど使っていません。田舎民ですからね。
電車に乗ったり、アナウンスなどを聞いたりする事が無ければ使う必要無いかなと思います。お店に入ったらイヤホン外す派ですし。
このアンビエントマイクモードは購入当初は『サー』という空気音と言いますかノイズ音が大きく、それもあまり使わないかなと。思った理由の1つでした。
ただ、このノイズ音は専用アプリを使ってのアップデートでかなり改善したと思います。
不快なノイズ音は格段に減りましたよ。
普通に日常で使えるレベルに修正されたと思います。
まあ、それでもこの機能の使い道が私にはあまり無いんですけどね。
接続切れは今の所無い
使っていての接続切れは、ほぼ無いです。
繰り返しますが、私は田舎在住なので、人混みで使った事はありません。他のワイヤレスイヤホンでも渋谷のスクランブル交差点に行ったらブツブツ切れる。みたいな話を聞いた事があります。もしかしたら、『AVIOT TE-D01d mk2』も人混みに行けばそうなる可能性もありますが。
単独で使っている場合での接続切れは、ほぼ無いと言っても大丈夫だと思います。
まとめ:初めてのワイヤレスイヤホンに
という感じで『AVIOT TE-D01d mk2』の3ヶ月レビューをまとめてみました。
色々と書いてみましたが、総評としては、このワイヤレスイヤホン。かなり気に入っています。
繰り返しになりますが、シンプルにこのコスパで、この使い勝手は『good』と思います。
メーカーからのアップデートもちゃんと入っていますしね。
機能的にもコスパ的にも『初めてのワイヤレスイヤホン』にぴったりなイヤホンだと思います。
購入の際の参考にしてみてください。