イヤホン・オーディオ

【AirPods 3】 音質は良い意味で普通。Appleデバイス間の接続性が最高。【レビュー】

Apple製品を2個以上持っているなら買って損は無いかと。

お化けスペックのMacBook Proと同時に発表された『AirPods 3』

このAirPods 3を購入して使用してみたので、今回の記事ではその感想をお伝えしたいと思います。

AirPods 3は音楽を楽しむイヤホンというよりは、Appleデバイス間でのシームレスな接続体験を楽しむイヤホンだと感じました。ずば抜けて秀でた部分は無いのですが、平均点の規準が高い。そんなイヤホンかと思います。


Air Pods 3 使用した感想

という訳で、今回は『AirPods 3』を使用してみた感想です。

形状としては『AirPods Pro』に近いデザインとなりました。見た目の大きな違いは、カナル型では無く、セミオープン型であること。

耳垢湿り民には嬉しいインイヤータイプ

日本の人口の16%の人は耳垢が湿っているらしい。私もその16%の内の1人です。その耳垢の性質上、カナル型のイヤホンは付けたくないんですよね。

今回のAirPods 3は耳の奥まで差し込まなくても済むインイヤー型。カナル型が苦手な人にとっても使いやすい仕様となっています。

装着感が良い、付けていることを忘れることも

『耳からうどん』は継続ですね。とはいえ今回の『AirPods 3』は『AirPods Pro』のように少しうどん部分が短くなっています。

付けたまま生活していてもそこまで苦になりません。付け心地はかなり良いと思います。ずっと付けていると、耳にイヤホンを入れていることを忘れることがある程ですね。

とはいえ、さすがに10時間近く付け続けていると少しだけ耳が痛くなるかな。という感じはしてます。これは慣れもあるかもしれません。

イヤホンの重量は軽く、両方で僅か9gです。

このくらい軽いと付けていても重さを感じ無いですね。

基本的にズレにくい、でも落ちない訳じゃない (すでに1度落とした)

耳に深く差し込んでいる訳では無いのに、耳へのフィット感が高く、基本的に多少動いても落ちません。日常動作では問題無いと思います。

とはいえ、フィット感が高いけれど、ランニング時の使用は辞めた方が良いです。装着感の検証で軽く装着して走ってみたのですが、片方耳から落ちました。耳の形の相性もあると思いますが、基本的には激しい動きの時にはおすすめしません。

筋トレくらいの運動までなら全然大丈夫だと思いますよ。

ランニング時のイヤホンなら以前に紹介した『Jabra Elite Active 45e』の方が使いやすいかと。紹介記事は下記より。

音についての感想

良く言えば疲れない、悪く言えば迫力に欠ける

結論から書くとそこまで良い音質だとは思いませんでした。かと言って悪いとも思いません。

良く言えばずっと聴いてられる音質、ハイパーフラット。音の粒がそれぞれしっかり輪郭を持って聞こえるような音作りかと思います。サカナクションのような、色々な音が複雑に入っているような曲でもそれぞれの音が拾いやすいですね。

低音や高温が強いなどの感覚も無く、とにかく疲れない音だと思いました。

悪く言えば少し迫力に欠けるかなとも思いますね。圧倒されるような音の圧だったり、イヤホンの音の特色は全然無いかなと。音の印象は極めて普通だなと思いますね。

音楽を本気で楽しみたいなら、他のイヤホンやヘッドホンでも良いのかなという印象があります。

とはいえ、現在では数多にあるイヤホン市場。それぞれのメーカーが個性を出そうと躍起になっている中でのこのフラット感。馴染みの定食屋のような安心感で、結局こういう音が飽きずに日頃使うには良いのよね。という感覚もあるのかなと思ったりも。近所の美味しい普通の醤油ラーメン食べてる感じ。

音のバランス的に声が聞き取りやすいのでラジオの視聴にもおすすめだなと思いました。

携帯性と操作感が最高。

じゃあ、AirPods 3ってあんまり良くない?と思いきや、そんなことも無いんですよね。音質の部分を補って余る、携帯性と操作性の高さがあります。これは素晴らしいと思いました。

ケースサイズが小さい

ポケットにも入るサイズ感。ケースのサイズは本当に小さいと思います。携帯性はとても高いですね。家や車の鍵と同じような感覚のサイズ感で、これは荷物にカウントされる大きさじゃないと思います。

鞄の小さなポケットにも入りますし、パンツの前ポケットでもシャツの胸ポケットでも。変に膨らまずにどこにでも入りますね。繰り返しますが、このサイズ感は最高。服に入れてそのまま洗濯してしまわないか不安になるレベルです。

小ぶりなみかんより小さいです。

ケース込みの重さは47g。軽いですね。

最大30時間の再生時間

1回の充電で6時間の連続再生が可能。ケースに戻せば充電出来ますので、ケースも合わせると最大30時間の再生が可能となっています。

これだけの再生時間の長さがあれば、使っていて充電切れの心配はまず無いかなと。

無線充電に対応している(Mag safeにも)

ケースは無線充電に対応しています。

充電器に置いておけば良いだけなので、基本的に充電切れの心配はありませんね。マグネットでくっ付く充電器Mag safeにも対応しているとのことです。とはいえ、これに関してはくっ付く意味はほとんど無いと思ってますが実際どうなんでしょうね。

MacからiPhoneにiPad、デバイス感の移動がシームレス

デバイス間の自動接続の切り替えの良さに驚きました。

さすがのAppleだなと感じました。iPhoneやMac、iPadなどの接続の切り替えが恐ろしくスムーズです。

Apple独自のH1チップが使われているのですが、このチップのAppleデバイスに対するレスポンスが良すぎですね。

例えばAirPodsを装着してiPhoneで音楽を再生している最中に、iPadでYou Tubeで何か再生しようものなら、自動ですぐに音が切り替わります。

音が出た端末にイヤホン側が合わせていく感じ。ケースから取り出すだけで接続されているので、電源のオンオフの概念も無いというか。これがとにかく凄い。

画像引用 : apple

1度iPhoneで登録してしまえば、全ての同一アカウントで使用出来るようになるのも凄いなと。面倒な接続設定が基本的に無いです。

この取り回しの良さ。そりゃあiPhoneやiPadからもイヤホンジャックが廃止されるわな。という印象を持ちました。すごく作り込まれているなと。

逆に言えば最低でもiPhone。あわよくばMacを持っていないとAirPodsを選ぶ理由は無いとも言えるかもしれません。そのくらい、AirPodsのApple製品同士の接続互換性の良さは魅力があると感じます。

この使用感の為だけも、買う価値があるレベルだと思いました。

ノイズキャンセリングは付いてないけど、そもそも要らない(個人的には)

SONYのWH-1000XM4を所有しています。ノイズキャンセリング機能が付いたヘッドホンですね。

とはいえ、このヘッドホンのノイズキャンセリング機能はほとんど使用していません。

私は田舎に住んでいますが、結論として田舎民にノイズキャンセリング機能は要らないと思っています。移動もマイカー、電車や公共移動機関は基本的に利用しません。

生活の中にカットするノイズが基本的に無いんですよね。

田舎のノイズと言えば虫の声でありますが、むしろ自然音は聴いた方がストレスの軽減効果があるらしいので、カットしない方が良いですね。むしろ聴こう。

カフェに行ってノイズキャンセリングを試したこともありますが、静かな場所で集中したいなら家で作業した方が良いなと。むしろカフェに行って気分転換も兼ねた作業をしたいなら、聞こえてくる雑音を楽しんだ方が良いのではないか。というのが私の結論です。

家族や同居人が居れば家の中でノイズキャンセリングを使用する価値もあるのだと思いますが、田舎の一人暮らしにはほぼ要らないですね。

なので今回のAir Pods 3 にノイズキャンセリングが付いていないのは全く気になりません。

ノイズキャンセリングを使うと、音がより繊細に聞こえますので、音の楽しむ意味でのノイズキャンセリングには肯定的ですが、騒音をカットする意味でのノイズキャンセリングは個人的には要らないんですよね。

この『田舎×ノイズキャンセリング』については、さらに深堀りした記事を別に書いてみたいと思っています。

空間オーディオ

画像引用 : apple

立体感のある音像を体験出来るAppleの音声技術『空間オーディオ』にもAirPods 3は対応しています。

実際に体験してみましたが、これはけっこう凄いですね。環境音がかなり質感豊か、そして立体的に聞こえるので、画面の中に立っているような感覚っていうんですかね。色々なところから音が聞こえてきます。これは不思議な体験でした。

ただ、現在は空間オーディオに対応しているコンテンツがApple TV+とNetflixの一部のコンテンツとあまりに少ないです。使用する機会はほとんど無いかなと。

擬似的に音を立体的に『ステレオを空間化』

音響面では擬似的に空間オーディオを再現する『ステレオを空間化』という機能もあります。

You Tubeの動画やSpotifyの音楽にも対応していました。確かに、ライブ会場のような広い空間で鳴っているような音になりますね。ただ、この機能を使用すると後ろの方に置いてあった音を、手前に持ってきてるだけのような気もするので、普通に鳴らした方が疲れないですし聴きやすいと正直思いました。

これもあまり使う機能では無いと思いますね。

音楽はアーティスト側が意図して配置した音で聴いた方が個人的には良いんじゃないかなと思います。

おわりに

という感じで『AirPods 3』を使用してみた感想をご紹介してみました。

結論としては音質はそれなりだとは思うけれど、複数のApple製品をシームレスに横断出来る体験は唯一無二だなと。MacにiPhone、iPad。複数台使用している人なら買って損無しかと思います。

カナル型が苦手な人にもおすすめ出来ますね。

使い勝手の良さには、痒いところにまで手が届く上質なサービスを受けているような感覚を覚えました。音質は町の定食屋、操作性は一流ホテル。表現するならそんな感じでしょうか。

ぜひチェックしてみてください。



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