九州の最西端。長崎は古くから外国への玄関口として発展した港町です。今回ご紹介するのは、そんな『船の街』で誕生した家具。元々は船舶用の家具工房として長く船内家具を作り続けていたメーカーが、もし『家庭用の家具を作ったなら』
そんなバックストーリーを持つ川端装飾さんが手がけるブランド『AJIM 』をご紹介します。
AJIM 川端装飾
今回ご紹介するメーカーは長崎で1967年より、船舶用の家具を作り続けていた『川端装飾』さん。世界の海で活躍する多くの船に採用された歴史を持ちます。海で揺られるような、家庭とは違う環境でも問題なく使える家具。それは高い堅牢性が求められました。
そんな高い技術を持つ川端装飾さんが、家庭向けの家具を扱うブランドとして『AJIM』を出がけられています。
AJIM SCRREW LOW TABLE
そんなAJIMの中から今回納品させて頂いたのは『SCREW LOW TABLE』というリビングテーブル。
これ、何がモチーフになっているかわかりますでしょうか?
そう、船のスクリューの形です。
上から見ると、スクリューの形がはっきりとわかりますね。
この辺り、さすが船舶用の家具を作っていたメーカーですよね。AJIMにしか作れない発想のデザインだと思います。
3枚の大きな木のプロペラで構成された本体に、おにぎり状に角がラウンドされたガラス板が乗っています。
栗の木を使用
こちらの『SCREW LOW TABLE』はセンダン/エボニー(コクタン)/クリの3種類から材種を選ぶ事が出来ます。
今回は『クリ』で作成させて頂きました。
大きなプロペラは『一枚板』で出来ています。圧倒的な存在感ですよね。
中心の金属パーツに3枚のプロペラが斜めに固定されています。
プロペラとガラスが設置する箇所は、丁寧に面取りがされており、ガラス天板を乗せても安定性に問題が無いように作られています。
ガラス板に傷が付かないよう、透明なゴム製のスペーサーも付属しています。滑り止めの効果も果たしていますので、足がぶつかった程度では動きませんよ。
ガラスの厚さは8mm。
プロペラの重厚なデザインに負けない、しっかりとした厚みのあるガラス板です。
サイズ
W1100 D1080 H300 となっております。(W=幅 D=奥行き H=高さ)
比較的大きなサイズのリビングテーブルだと思います。親子3人の家族でしたら、このサイズでも充分にご飯も食べれるサイズだと思いますよ。
室内のフローリングとの相性もとても良く、馴染んでますよね。
まとめ
という感じで、AJIMの『SCREW LOW TABLE』をご紹介しました。重厚感のあるデザインは男性の心をくすぐりそうですよね。
このくらいインパクトのあるリビングテーブルは置くだけでお部屋のイメージが、ガラッと変わりますね。