照明

普遍的なシンプルさ。きっと20年経っても使い続けている照明。トロメオアルテミデ。

【インテリアのコト】Artemide・TOLOMEO/アルテミデ・トロメオ

デスクライトにはArtemide社のトロメオを使用しています。イタリアのミケーレ・デ・ルッキによるデザイン。1980年代にデザインされたこの照明は、2019年の現代でも全く古びれる事の無いデザインです。

 

雑誌の広告や建築家の事務所、モデルルームなど、色々な所でよく見かけます。

 

シンプルな無骨さ

ヒンジの無骨さがとにかく気に入っています。特徴的なのはワイヤー構造にあります。ワイヤーのテンションでバランスを取る構造は橋や建築物のようです。

机の端から伸ばすと丁度良いです。

 

土台もしっかりとしています。私はこの上に植物を置いています。トロメオのシリーズの中には机を広く使えるクリップタイプもありますが、重厚感やモノとしての存在感がある土台付きの方が好みです。

 

止めたい場所でしっかりたバランスをキープします。

アームを動かす時も心地よい重さがあり、持ち上げた高さでしっかり止まります。このしっかりとした物作りが良いですよね。

 

スイッチは電球ソケットの上部に
普遍的なシンプルさ。きっと20年経っても使い続けている照明。トロメオアルテミデ。 

ON/OFFのスイッチは電球ソケットの上部にあります。

中間スイッチ式のコードだとON/OFFの作業が面倒だったりするが、この位置のスイッチだと明かりが欲しい時にさっとスイッチをONにする事が出来るのも魅力です。何よりスイッチの位置もスマート。

 

LED電球への交換もOK

元々は60Wのミニクリプトン球があ推奨されているが、LED球への交換も可能です。私は暖色系のLED球を採用しています。使用しているLEDの消費電力は7.7W。通常の約10分の1の消費電力です。

広範囲に広がるタイプのLED球を使用すれば光の広がり方は問題ありません。もちろん上部の穴から漏れる光も。

LED球は一度購入すると長い付き合いになるアイテムなので、色味、光の滑らかさなどにこだわり、価格が高くても少し良い物を購入するのがおすすめです。

 

この記事を書いた2019年のトロメオの価格で税抜き63,800円と決して安く無い値段だとは思いますが、この質感と一生使えるプロダクトを手に出来る事は、価格以上の価値があるのでは無いかと思います。輸入品なので今後値段が変動する可能性も。

 

ものすごく気に入っている照明

Artemide・TOLOMEO/アルテミデ・トロメオ

のご紹介でした。



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