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【macOS12.3】三脚でiPadを固定。新機能のユニバーサルコントロールを楽しんでいく。

先日、Appleの新機能。『ユニバーサルコントロール』がリリースされました。

今回の記事では、このユニバーサルコントロールについて機能紹介もしつつ、よりこの機能を楽しむ為にデスク環境を工夫してみたので、その様子をご紹介したいと思います。


ユニバーサルコントロールを楽しんでいく

ユニバーサルコントロールとは

【macOS12.3】三脚でiPadを固定。新機能のユニバーサルコントロールを楽しんでいく。

macOS Monterey 12.3以降をインストールしたMacと、iPadOS15.4以降をインストールしたiPadがあることで使用が可能となる新機能です。

【macOS12.3】三脚でiPadを固定。新機能のユニバーサルコントロールを楽しんでいく。

簡単に言うと、マウスとキーボードを持ち変えずともMacとiPadの両方を操作出来るようになります。マウスカーソルがPCモニターとiPad画面を自由に行き来する事が可能です。

カーソルを置いている画面にキーボードも連動しますので、キーボードの接続を切り替えずとも双方でのタイピングが可能となります。

Apple製品持ちならテンションの上がる面白い機能だと思います。

【macOS12.3】三脚でiPadを固定。新機能のユニバーサルコントロールを楽しんでいく。

設定の仕方もAppleらしい感覚的なものとなっていて、メインモニターを中心にiPadをどこに置くか?というのを自分で好きなように設定する事が出来ます。

下に配置すれば、画面の下にカーソルを移動することでiPadの画面にカーソルが移動します。同じく右に配置すれば、右にカーソル移動。

【macOS12.3】三脚でiPadを固定。新機能のユニバーサルコントロールを楽しんでいく。

さらに、上下左右の4方向だけでなく。例えば右に配置したとして右の上目か、下目か。という細かいところまで設定出来ます。とても感覚的で直感的なんですよね。

実際にiPadを置いてる高さに合わせると1番使いやすいと思います。

こういうところまでこだわってくるAppleのスタンス好きです。

Neewerの三脚マウント

このユニバーサルコントロールの機能を楽しむ為に、iPadをメインモニターの近くに寄せたいなと。そこで考えたのが三脚にiPadを取り付ける方法です。

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三脚用のiPadマウントとして選んだのがNeewerの製品。

【macOS12.3】三脚でiPadを固定。新機能のユニバーサルコントロールを楽しんでいく。
【macOS12.3】三脚でiPadを固定。新機能のユニバーサルコントロールを楽しんでいく。

三脚の雲台ネジに取り付ける事が出来、iPadを挟んで固定する事が出来ます。

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ネジ式で幅も合わせる事が出来るので、サイズの調整も可能です。

iPad mini 6は横向き固定出来ない

【macOS12.3】三脚でiPadを固定。新機能のユニバーサルコントロールを楽しんでいく。

ここで一つ、この製品の注意点。iPad miniは縦向き固定は出来るのですが横向き固定は出来ません。iPad mini 以外のiPadでは横向き固定も出来ます。

iPad miniをお使いの方は注意です。

三脚を選んだ理由:見た目

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スパイダーマンの敵キャラの背中から生えてるような有機的なデザインのアームは個人的な感性にはなりますが、デザインがあまり好みじゃないんですよね。

それならば、スッキリとしたデザインで置き外し出来る三脚を活用した方法の方が良いなと。

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座り作業時
【macOS12.3】三脚でiPadを固定。新機能のユニバーサルコントロールを楽しんでいく。
スタンディング作業時

座っての作業の時にはスマホ用の三脚を使用。スタンディングで作業したい時にはカメラ用の三脚を使用しています。

こんな風に使って便利になるかも

資料や写真を表示しながら作業

【macOS12.3】三脚でiPadを固定。新機能のユニバーサルコントロールを楽しんでいく。

作業に必要な資料や写真を横に表示しておけるのは良いなと。もちろんiPadタップしなくてもマウス操作から写真を切り替えたりが出来ます。

場合によってはYouTubeなどえハウツー動画などを流しながらPCで作業するということも出来ますよね。

Spotifyの操作パネルとして

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音楽を聴く上でSpotifyの画面を常に表示しておくの便利です。やはり曲を選びたい時にマウス操作でそのまま音楽を探せるのが良いですね。

とは言え、この環境を活かす為にはアイディアが必要

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繰り返しですがマウスを手にしたまま、iPadの画面も操作出来るのは物理的に便利です。さらにキーボードの接続を切り替えなくてもタイピング出来るのもとても便利。

PCのモニター環境が拡張されたような感覚になります。とは言え操作しているのiPadOSですので、今までの画面ミラーリングだったり、画面拡張とも違いまた1歩進化したような技術となっていると思います。

この辺りのデバイス間を横断してより拡張性が高まっていくのは、ハードとソフトを同時に手がけているAppleだからこそ。という感じですよね。

とは言え、この環境で何か新しい事が出来るようになったかと考え直すとそれはそれで疑問。確かに単純に画面が増えて便利にはなっているのですが、ウンと便利になっている訳では無いなと。そもそもiPadで出来ることのほとんどはPCで出来る訳ですからね。

1番の恩恵として感じているのは作業しているウィンドウを裏に隠さなくても良くなった、という部分ですかね。

この作業環境については何か活用出来るアイディアを今後も模索していきたいところです。

おわりに

【macOS12.3】三脚でiPadを固定。新機能のユニバーサルコントロールを楽しんでいく。

という感じでユニバーサルコントロールを楽しむ為に、三脚でiPadを固定してみたよ。というご紹介でした。

MacとiPadの両方を持っていないと使えない機能にはなりますが、出来る環境にいる方にはぜひ試してみてもらいたいですね。便利に使っていく為には自分なりの工夫は色々と必要だとは思うのですが、技術として凄く未来を感じるなと思えるはずです。



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