こうしてブログの記事を書くとかもそうなんですが。
何かを作る上で『オリジナリティ』って大切じゃないですか。
個人的にクリエイティブにおけるオリジナリティを担保する為に、何かを作る上で意識している事があります。今回はそんな自分なりの方法論を少し書いてみたいと思います。
クリエイティブにおいてオリジナリティを保つ方法
結論 : Google検索をし過ぎない

結論から書くと何か作りたい時には、Google検索をし過ぎない。というのがオリジナリティを保つ為のポイントになってくるかなと思っています。
ネタ探しに関してはいくら検索しても良いと思うんですが。いざ作り始めたり、何かに取り掛かり始めたのなら、もうそこから検索はしないと自分の意識に線を引いた方が良い。少なくとも同業他社の情報は調べない。というのが持論です。
以下にその理由をつらつら書いていきます。
いつの間にか影響を受けてしまう

人間って言葉や見たものに影響されやすいと思うんですよ。検索して得た結果というのがいつの間にか自分の意見のように感じてしまうこともあると思います。
色々と調べ過ぎてしまうと、それらの良いところを合わせた『編集』になってしまうんですよね。そうなるとオリジナリティというのは無くなってしまうと思います。
だからこそネット検索をし過ぎてはいけないなと思うんですよね。あえてガラパゴス化した方が良い。
今こうして書いているこの文章。『オリジナリティを保つ方法』という事を一切検索していません。もしかしたら他の記事と被っている内容もあるかもしれませんが、そうじゃないことも含まれている自信もあります。検索で調べていないからですね。
『知らない』ということも時には武器になる

例えば、自分の業界に居るとどうしても固定化したやり方であったり、習慣的に疑問にも思わずにやってることってあると思うんですよ。また、業界的にこれはタブーだよね。みたいな感覚もいつの間にか固まってしまいますよね。
しかし、異業種から参入してきた人がそのタブーを知らないばかりに、凄いトリッキーな事をやり始める事ってあると思うんですよ。その大胆さ。というのは業界に長いこと居ては出せなかったりするんですよね。もちろん、知らないが為に駄目になってしまうこともあると思うんですけれど。
ただ、それって凄く武器になるというか。強いと思うんですよ。
実際に現実でもそういう人達が、閉塞感に包まれていた業界を突き抜けて一気に有名になった話って結構あると思うんですよ。バルミューダとかもそうですよね。スマホに関しては裏目に出ちゃいましたけど。
知らない事が武器になる。という事が考え方として一つあると思います。
調べ過ぎないメリットですね。
個人の主観的な意見が検索の1位になっている

こうしてブログとかを書いているので逆に思ったりもしてしまうんですが。Googleの検索の一位になっていたりすると、100%正しい情報だと判断しがちな面があると思いますが、基本的にウェブに出てくる情報の大半は個人の主観による意見です。
というか意見とはそもそも誰かの主観ですよね。
今こうして書いている文章だってそうです。
だからこそ鵜呑みにしてしまうのではなく、一度自分の中でその情報を咀嚼するべきだなと思うんですよね。
ブログを書くようになって検索をあまり信用しなくなっています。
多くの人にとっての『良し』が自分にも当てはまるとは限らない

多数の人が良いと言っている情報が自分に当てはまるとは限らないと考えています。みんなが美味しいと言っている店の料理を食べた時に、自分も美味しいと感じる確率は高いと思うんですが、絶対美味しく感じるとは言い切れないじゃないですか。
もしかしたら自分の口には合わないかもしれない。それと一緒ですね。
自分が良いと感じたその感覚を信じる

当たり前ですが、自分が良いと感じたその感覚は大事にした方が良いです。大半の人がマイナスな意見を持っている事柄だとしても、自分が良いと思ったなら良いんですよ。
きっと、そっちの方があらゆる面で生きるのも楽です。
この日本という国だけでも一億人以上の人が住んでいます。自分の好きと感じたその感覚に共感する人が身近に居なくても、きっとまだ出会えていないだけでどこかには居るはずです。
自分の考えが一億分の一を引き当てている事などまず無い思います。どこかで同じような感覚で同じようなことを考えてる人が居るものです。
そういう人達に届けば良い、という感覚で物事に取り組むとオリジナリティって担保出来るように思います。
丸々パクるの良くないけど、影響はどんどん受けて良い【分析する】

基本的に何事も丸々パクるのは良くないとは思います。だが影響はどんどん受ければ良いと思っています。
『パクる』と『影響』、両者は似ているよで全然違いますよね。
『パクる』とは対称の外側だけを真似る行為、そこに自分の考えは存在しにくいものです。
『影響』とは対称のコンテンツの核となっている部分とは何か?それを考えるような行為だと思います。
自分ならどうだろう、と1度立ち止まり考える

何故これはこうなっているのか?
これはこういう考えを基にこうしているのではないか?
そう考えていけば、自分なりの解答が得られると思うんですよね。その思考を経て得た解答には自分の意志も入っていますので。それはパクリとは言わないと思うんですよね。そんな風に影響はどんどん受けたら良いと思います。これは分析とも言い換えれるかもしれませんね。
側ではなく、核を覗くイメージで。
技術的な内容を知りたい時には、大いにGoogle検索を活用したら良い

補足的な内容ですが、今回話しているのはクリエイティブにおいてオリジナリティを出したい時の話です。
技術的なことで調べれることに関してはどんどん検索で調べるべきだと思うんです。例えばAdobe系のソフトの使い方とか、動画編集の方法とか。ネットの海に初歩的なことに関しては全部落ちてますから。ある程度のレベルまではネット情報を駆使すれば誰でも到達出来ると思います。
誰かに頼るべきはこの先からです。何かを作るフェーズに入ってからですね。
ネット検索では調べきれない細部を人に聞くべきだなと思っています。例えば動画編集を題材にすれば。どうやったら魅力的な編集が出来るか、とか。楽しげな雰囲気ってどうやったら作れる、とか。
答えが定まっていないことが解るようになったら人に頼るべきかなと。
自分で調べれることは自分で調べるというのが持論ですね。
そっちの方がお互いの時間の有効活用にも繋がると思います。
少し話が逸れました。
何かを技術的に習得したい時には大いにGoogle検索を使えば良いよなと。
オリジナルなクリエイティブを発揮したい時にはGoogle検索はあまりしない方が良いなといいう感じですかね。
おわりに
という感じで、自分なりのクリエイティブにおけるオリジナリティを保つ方法をご紹介してみました。
簡潔に言えば、『最初に調べ過ぎない』ってことです。
検索でこの記事を読んでいる人もいると思いますし、そもそもブログで小銭を稼いでいる身分としては検索してもらってナンボなので、なんだか矛盾しているような気分にもなってくるのですが。
とは言え、『検索し過ぎない。』というのは本当に大事なテクニックかなとも思っています。何でもかんでも検索するのでは無くまずは自分の頭で考える。検索は1番効果的なタイミングで使う。っていう感じですかね。