例えば。外出先でふらりと立ち寄った小さなラーメン屋。
カウンターだけのお店だったりすると、鞄を置くスペースは無かったりすることってありますよね。しかし、油でベタベタの床に鞄は置きたく無い。これは困ったな。そんなシチュエーションは誰しも一度は体験しているんじゃないかと思います。
今回ご紹介するのは、そんな鞄の置き場所に困った時に活躍するアイテムです。
無印良品の携帯出来るバックハンガーをご紹介します。
ちなみに無印良品からは同じような形状のバックハンガーが四角型と丸型で2種出ています。どちらも試して使用してみましたので、比べてみて分かった使用用途の違いもお伝えしたいと思います。
無印良品 バックハンガー

という訳で今回ご紹介するのは無印良品のバックハンガーです。
無印良品で販売しているバックハンガーには四角型と丸型があります。

この2つ、大きさの違いはありますが基本的な構造はほとんど同じです。広げるとS字型に開きます。このS字にした状態で天板などに引っ掛けることで簡易的なフックハンガーが作れる訳です。
普段はバッグの持ち手に取り付けて

どちらのバッグハンガーもコンパクトなリング状に畳めるのがポイントですね。普段からバックの持ち手などに付けておけば、急に必要になった時でもすぐに使うことが出来ます。
大きさが違うから用途も変わってくる

コンパクトに閉じた時の大きさは四角型が『60mm』、丸型が『50mm』となっています。
じゃあこの2つ、どちらを選んだら良いの?という部分なのですが、結論を書くとバックハンガーとしては四角型の方が優秀です。
しかし、使用場所によっては丸型の方が使いやすくなる場面もあるかなと思いました。その違いをご紹介します。
テーブルにかけるなら四角いタイプ


テーブルに引っ掛けて使用するなら、四角型を使用した方が安定感があります。広げた時の形状が数字の『5』に近く、上部の真っ直ぐな方を天板に差し込みます。下部の方には引っ掛けたバッグの持ち手がズレ落ちないように返しが付いています。
多少ぶつかってもズレ落ちないくらいの安定感はあると思います。
差し込める天板の厚みは35mm程度。少し厚めの天板のテーブルにも入るのかなと思います。
小さめな丸型はパイプ形状に強い

丸型は広げると綺麗な『S』字形状となっています。丸形は引っ掛ける開口部は狭いので、引っ掛けれらる天板の厚みは限定されます。対応出来る天板の厚みは20mm程度かと。なので薄い天板であればかかるのですが、少し厚くなるとかける事が出来ません。
四角型のバックハンガーと比べても、フックのかかりが浅いので、ずれ落ちやすいとも思います。
バックハンガーとしては、正直ちょっと使いづらいと思います。
しかし、丸型の方が優れている部分もあります。

パイプみたいな丸い棒にひっかけるなら、丸型の方が良いんですよね。例えばオフィスとかでもハンガーコートにバッグをかけるなら、丸型の方が絶対使いやすいと思います。

逆に四角いタイプを丸パイプみたいなところにかけるとスライドしてしまって使い勝手が悪いです。
丸型は他にもこんな使い方



タオルの紐を通してタオルハンガーにしたり。ポーチをまとめてみたりとか。カラビナ的な使い方も出来るんですよね。バッグに帽子をかけるのも良し。

バックハンガーとしてでなくアイディア次第では家の中でも活躍しそうだと思います。
こうした使い方は丸型の方が見た目もすっきりするので良いかと思います。
四角型はバックハンガー、丸形はパイプにかけたい

移動先で、バックをしっかりかけたいなら四角型。
コートハンガーなどパイプ形状に。ある程度場所が決まっている中で使用出来るなら丸型。
という感じでしょうか。
気になった点
プラスチックでどうしても安っぽい

四角型、丸型。どちらにも共通して言えるポイントです。
気になった点としては作りの安っぽさですかね。もちろん商品価格を考えたら妥当だとは思います。ちなみに価格は、四角型が490円。丸型が390円です。
布製のバックには全然合うと思うのですが、革製品の物とかになると質感に差が出過ぎてちょっと合わないかなというのが個人的な感想ですね。
革製品に合わせたい方は、同じように使える『clipa』という金属製のバックハンガーがありますので、金額は上がりますがこちらを選んだ方が良いかもしれません。
おわりに

という感じで無印用品のトラベル用のバッグハンガーをご紹介してみました。鞄に入れておけば、いざという時にすぐに使用出来ますので、個人的にはけっこう良いアイテムなんじゃないかなと思いました。
家の中でも活躍させたくなるアイテムかと思います。
ぜひチェックしてみてください。