今回の記事はインテリアコーディネーターとしての仕事のご紹介です。
岩手県盛岡市道明地区に新しく出来た東北ミサワホームさんの建売分譲物件のコーディネートを担当させて頂きました。
記事内で納品した家具、建物のポイントなどを詳しくご紹介します。岩手民で無い方もぜひ家造りの参考がてら読んでもらえたらと思います。
東北ミサワホーム 道明プラスユーⅡ
今回のコーディネートの物件のある場所は盛岡市道明。盛岡は盛岡駅を中心に見て、南側の発展と開発具合が著しく進んでいるのですが、『道明』はその発展のど真ん中にあるような場所ですね。
イオンショッピングモールなどもご近所にあり、盛岡の中でも利便性に長けた場所だと思います。大人気エリアであることは間違いありません。
オーク×アイアンな空間と家具
室内はオーク材のフローリングで明るいリビング。キッチンにもウッドパネルのデザインを使用していて、やはりこちらもオーク材の色味に合わせてあります。
ドアノブにはブラックアイアン。
天井のスポット照明もブラックですね。
この『オーク×アイアン』な空間をそのまま家具にも取り入れたコーディネートとなっています。
リビング
それではリビングの家具から。
Connie sofa / SIEVE
メインとなるソファにはSIEVEの『Connie sofa』
肘掛けの無いスッキリとしたローソファです。
ソファの肘が無いだけで空間に圧迫感が出ないんですよね。開放感が作り出せます。
座面高は360mm。座面の奥行きは850mm。座面の高さが低い分、奥行きは深めにとってあります。座面が深いのであぐらをかいて座ることも出来ます。もちろんベッドのように横になって寝ることも。
脚はアイアン製。デザインもシンプルなものとなっています。
サイドフレームにはオーク材が使われています。オーク材のフローリングとの相性も抜群ですね。
張布ファブリックは爽やかなブルーをセレクトしています。
▷SIEVE オフィシャルサイト 『Connei sofa』
SINK CENTER TABLE / CRUSH CRASH PROJECT
リビングテーブルにはCRUSH CRASH PROJECTの『SINK CENTER TABLE』
アイアンとオークの無垢材を組み合わせたシンプルなリビングテーブルです。天板のオーク材は厚みがあり充分な存在感があります。
そこから伸びる、シンプルな四本の脚。長く使用しても飽きのこないデザインだと思います。
▷CRUSH CRASH PROJECT オフィシャルサイト 『SINK CENTER TABLE』
BLEND RUG / SIEVE
このリビングスタイルに合わせたラグはSIEVEの『BLEND RUG』
ブルーとブラウンのラインが交差する四隅が一箇所敢えて切り取ってあるのが特徴ですね。変形デザインの珍しいラグです。
ブルーのラインのアクセントがソファのファブリックのブルーとも相性が抜群です。
ベーシックな配色のラグではありますが、遊び心もあるデザイン。1枚敷くだけでコーディネートが完成しますね。
クッション / quater report
差し色としてクッションを添えています。
ブランドは『 quater report 』柄は細い線が格子状に描かられた品のあるデザインです。北欧感のある柄ですね。
ラグのグレーの色に合わせているようなイメージですね。
ダイニング
続いてタイニングの家具を。
NODE DINING TABLE / NO WHERE LIKE HOME
ダイニングテーブルには NO WHERE LIKE HOME の『NODE DINING TABLE』
こちらもオーク材の天板にアイアンのスチール脚を取り付けたデザイン。先程紹介したリビングテーブル『SINK CENTER TABLE』とデザインを合わせています。
こちらのダイニンテーブル。スチール脚の先端にオーク材が付いています。さりげない装飾ですがデザインのアクセントとなっています。
▷NO WHERE LIKE HOME オフィシャルサイト 『NODE DINING TABLE』
DORIS CHAIR / SIEVE
ダイニングチェアにはSIEVEの『DORIS CHAIR』こちらのチェアもオーク材×アイアンな組み合わせですね。
見た目にミニマルさを感じる椅子ですね。華奢なデザインにも見えるのですが、座面は広く、クッションも厚めの物を使用しています。座り心地も良いチェアです。座面のファブリックはグレーとダークグレーを2脚ずつ合わせています。
グレートーンで2色組み合わせることでコーディネートに軽快感を演出している感じですね。
▷SIEVE オフィシャルサイト 『DORIS CHAIR』
アイアンを取り入れ、ナチュラルでも落ち着きを感じる空間に
フローリングと家具に使用している木材は基本『オーク』。明るくナチュラルな色でまとまっているのですが、全体にアイアンが入ることで引き締まったような雰囲気が出るんですよね。
空間の中に、アイアンのブラックな線があるだけで少しシャープな印象が作り出せます。
明るい色の家具は好きだけれど、ナチュラルな雰囲気に寄り過ぎたくないよ。そんな方は今回のように家具や取っ手などにアイアンを使用してみると、全体のトーンが少し落ち着いたコーディネートが作れると思います。
半2階スペースには和室
続いて。住居の作りも見ていきましょう。
リビングから階段を上がった半2階のスペースには和室が完備。ガラス窓からはリビング全体を眺めることも出来ます。
部屋は違えど家族の気配は感じる作りですね。
2階には広々とした個室
さらに階段を上がると、寝室や子供部屋などに使用出来る個室が並びます。
どの部屋も天井は片流れに勾配が付き、天井が高く開放感があります。
ワーキングスペースも
ご時世柄。通勤はせずに自宅でリモートワークをしている人も多いかと思います。
寝室には作り付けのデスクも完備してあります。こうしてちょっとしたスペースが家の中にあるというのは良いですよね。コンセントもしっかり完備してますし。PC作業が捗りそう。
左の壁のライトが、正面の壁を撫でながら綺麗に机上を照らしていてます。お店のディスプレイのような雰囲気で美しい作りだなと。
正面の壁クロスにはほんのり淡いブルーが使われています。さりげない差し色ですね。色使いにどこか北欧感も感じます。
最上階には収納スペース『蔵』
2階の先にもさらに階段が続きます。最上階にあたる部分にはミサワホームさんの特徴とも言える大容量収納庫の『蔵』が出現します。
部屋の1個分に近い収納スペースですね。これだけスペースがあれば収納に困らないんじゃないかなと思いますね。
季節物の家電など。出し入れのある物をしまっておくのに有効かと。
サニタリー周り・乾燥機も付いてくる
白で統一されたバスルームは清潔感がありますね。洗濯機を置くスペースにはあらかじめ乾燥機も完備してあります。
家がコインランドリー状態ですね。乾燥機があるってかなり良いと思います。生乾きな臭いとはオサラバ出来そうですね。
おわりに
という感じで、東北ミサワホームさんの盛岡に新しく出来た建売分譲物件をご紹介してみました。アイアンとオーク材で統一された空間と家具です。まとまりのあるコーディネートが完成したと思います。
物件は盛岡市の道明地区にあります。実際に家具付きで販売されますので、お家を探している方はぜひチェックしてもらえたらと思います。
詳しくは東北ミサワホームさんのホームページをご覧ください。