リビングテーブルには大きく分けてガラス天板と木製天板の物があります。
今回はガラス天板のテーブルについてのご紹介です。
ガラス天板のリビングテーブルは置くだけでスタイリッシュな印象が作れます。ガラスの天板にしか出せない雰囲気があるんですよね。
今回の記事ではデザインの良いガラスのリビングテーブルをセレクトしてご紹介します。
ガラステーブルを使用する上でのメリットとデメリットについても少しご紹介しています。
家具選びの参考にしてもらえたなら幸いです。
ガラスのリビングテーブル おすすめ10選
ガラステーブルのメリット・デメリット
製品を紹介する前にガラステーブルを選んだ際のメリットとデメリットを少し確認しておきましょう。
メリット
・スタイリッシュ感・モダン感を演出しやすい
・空間を広く見せる効果がある
スタイリッシュ感・モダン感を演出しやすい
木を使わずに無機質なガラス素材を使用することでスタイリッシュ感が演出出来ます。スチールや石もそうですが、無機質な素材独特の雰囲気が出るんですよね。
空間を広く見せる効果がある
天板が透明なガラステーブルは、天板が透過して見えるぶん部屋を広く感じさせる効果があります。部屋に圧迫感を出さずに、なるべく広く見せたいという人にはガラステーブルは良い選択肢となると思います。
デメリット
・物を置いた時に音が鳴る
・指紋が付く
・自力での補修は難しい
物を置いた時に音が鳴る
ガラス素材はどうしてもマグカップなどの物を置いた時に『カタッ』とガラス独特の高音が鳴ります。コースターなどを置けば対処出来ますが、この音が気になる。という人は一定数いらっしゃるんじゃないかなと思います。
指紋が付く
ガラスはどうしても指紋が目立ちます。マメに拭き掃除をしないと汚れて見えるので、掃除の手間があるのはちょっと面倒かもしれません。
自力での補修は難しい
無垢材などの木を使用した製品であれば、少しの傷や凹みなどはメンテナンスを施すことで限りなく目立たなくすることが出来ます。
しかし、ガラス天板の場合は基本的に傷が入っても自力での補修は難しいと思います。
市販のガラス用のリペアキットなども販売されてはいますが、完全に傷を消す。ということはほぼ出来ないと思います。
セルフメンテナンスが出来ないこともガラステーブルのデメリットかなと。
という感じに、この辺りがガラス製品を選ぶメリットとデメリットになるかなと。そんなことをふまえつつ、デザインの良いリビングテーブルをご紹介します。
おすすめのガラステーブル・ブランド
FLYING TABLE / moda en casa
コンクリート×ガラスという異素材を組み合わせたリビングテーブルです。
コンクリートの支柱でガラスを挟み込みサンドしたようなデザイン。あえて非対称になったデザインは浮遊感とスタイリッシュ感を演出していると思います。
シンプルなデザインですが、インパクトはある。そんなデザインバランスのリビングテーブルだと思います。
価格 61,600(税込み)
TRAPEZ TABLE / moda en casa
ガラスをコの字状に折り曲げただけの潔いデザイン。これもまた素材感が全面に出ていて、シンプルですが印象に残るデザインとなっています。
折れ曲がった脚となる部分が内側に入っていて、このデザインもまたスタイリッシュ感をさらに演出していますね。
価格 64,900(税込み)
Cotto coffee table / レグナテック
木とガラスの組み合わせ。レグナテックは佐賀県のメーカーです。
ブロック状の無垢材をロの字に並べ、その上にガラス天板を置いています。中央が抜けているだけでも随分と開放感が出てスッキリと見えるからデザインとは面白いものですよね。
木の温もりが好きだけれど、スッキリとも見せたい。そんな人にはおすすめなリビングテーブルですね。
使用する木の種類もウォールナット・オークから選ぶことが出来ます。
価格 55,000(税込み)〜
※選ぶ素材、サイズで価格が変わります。
socph center table / a depeche
どこかレトロ感のあるデザインなリビングテーブルです。
細めのスチールに木の棚板。精度良くはめられたガラス天板。スチール部分はあえてラフ仕上げとなっており、アンティーク感があります。
ガラスやスチールといった素材を使用すると、先に紹介したようにスタイリッシュ感が高まる傾向がありますが、このテーブルはラフな仕上げということもあって、そこまでスタイリッシュ感に寄り過ぎないデザインバランスに落ち着いていると思います。
インダストリアル系のスタイル、ナチュラルっぽいスタイルにも合わせられると思います。
価格 49,500円(税込み)
nahm coffee table / a depeche
シンプルな木枠にはめこまれたガラス天板。ガラスがちょうど収まるように、木枠を彫り込んでいるので、ガラス天板もずれません。地味ですが制度の高い技術が細部に取り入れられています。
先程紹介した『socph center table』と同じように、こちらもまたスタイリッシュ感に寄り過ぎないデザインだなと。
正直このデザインは天板まで木で作ると、少々野暮ったく見えてしまうデザインだと思いますが、ガラス天板にすることで丁度良い抜け感が出て、上手くデザインのバランスが取れていますね。
価格 39,600円(税込み)
ZINRO COFFEE TABLE / CRUSH CRASH PROJECT
天板に擦りガラスを使用した珍しいテーブルです。
擦りガラスを使用するだけでグッとレトロ感が増しますね。スチールの棚板を使用したり、エッジが立った目部の仕上げですが、擦りガラスが入るだけでグッとクラシカルな印象に仕上がっていますね。
ちなみに擦りガラスの凹凸部分は内側を向いていますので、天板面はフラットです。
使いやすさも考慮してあります。
価格 49,500円(税込み)
▽こちらの記事内でも『ZINRO COFFEE TABLE』をご紹介しています。
TUMBLE CENTER TABLE / RELAX FORM
ブラックガラスでスタイリッシュ感溢れるデザイン。縁が斜めにカッティングされていて、よりその洗練された雰囲気を高めています。
渦を巻くようなスチールフレームも特徴的。
モダンなインテリアで揃えたい方や、バチバチにカッコよく決めたい人におすすめしたいリビングテーブルです。
価格 66,000円(税込み)
SCREW LOW TABLE / AJIM
元々長崎で船舶用の家具を手掛けてきたメーカーが家庭向けの家具をプロデュース。
船のスクリューをモチーフに作られたリビングテーブルです。
デザインコンセプトが尖っていてインパクトがありますよね。
スクリュー状の脚部分は木の塊感が強く存在感があります。部屋の主役になるようなリビングテーブルだと思います。
価格 154,000円(税込み)
▽さらに詳しくこちらの記事でも紹介しています。
FOX LIVING TABLE / MATER WAL
ウォールナットが美しいリビングテーブル。岡山県のアカセ木工が手掛けるブランド『MASTER WAL』の製品です。
ウォールナットの加工を得意とするこのブランド。ガラス天板はフレームにぴったりはめ込まれています。
棚板は稼働式となっており、物の出し入れもしやすいように工夫されていますね。
木のテイストも取り入れつつ、モダンにカッコよくキメたい。という人には良い選択肢かなと。
価格 132,000円(税込み)
▽MASTER WALの工場見学の様子を記事にまとめています。
ノグチテーブル / ISAMU NOGUCHI
一度は見たことがあるよ。という人も多いのではないでしょうか。ISAMU NOGUCHI デザインの『ノグチテーブル』
アート作品のようなリビングテーブルですね。
対称軸に交差する脚におにぎり型の三角形の天板。置くだけで絵になるリビングテーブルです。
ちなみに、ノグチテーブルにはリプロダクト品も多く作られています。Vitra社が製造する正規品は30万円前後の価格となっていますが、リプロダクトなら10万円以下でも購入可能です。
▽リンクはリプロダクト品です。
おわりに
という感じで、デザインの良いリビングテーブルをご紹介してみました。
ガラスを使ったリビングテーブルにしか出せない雰囲気ってありますからね。特にモダンやスタイリッシュ感が好きな人にはガラステーブルおすすめ出来るかなと。
ガラステーブルを検討している方はぜひ参考にしてもらえたら幸いです。ぜひチェックしてみてください。