新築で一戸建てを購入した時と、賃貸でマンションなどに住む時の違いの1つとして『部屋のカスタマイズの自由さ』がありますよね。
当たり前ですが、賃貸であれば基本的に部屋の仕様を選ぶことは出来ません。
新築であれば床の材質から壁のクロスまで。基本的には自由に選ぶことが出来ます。
ですが、賃貸でも『コンセントカバー』は簡単に自分で取り替えられるって知ってましたか?
今回の記事では、コンセントカバーを陶器製の物に取り替えた時の様子をご紹介しています。
コンセントカバーは細部なポイントになりますが、だからこそこだわると、グッとインテリアにこだわり感が生まれますよ。
賃貸に陶器製のコンセントカバー
という訳で今回ご紹介するのがこちら。
陶器(セラミック)製のコンセントカバーです。
深いブラウンの釉薬(ゆうやく)が良い感じですね。『くろみつ』という色の名前が付けられたこのコンセントカバーは、見る角度によって黒に見えたり、茶色に見えたりと色々な表情を楽しめます。
今回は、この陶器製のコンセントカバーを使い、プラスチックのコンセントカバーと交換してみます。
コンセントカバーは内装にあらかじめ付いているので、賃貸物件だと変更出来ないイメージがありますが、ドライバーさえあれば簡単に取り付けられます。
取り付け方法
コンセントカバーを壁から外す
では取り付け方法を写真でご紹介していきます。
まずは、あらかじめ付いているコンセントカバーを壁から外す必要があります。
基本的に一般的なプラスチック製のコンセントカバーは、カバーとベース、2つのパーツでセットになっています。
まずはカバーを外します。これはコンセントカバーの溝に爪を入れてカパッと開くようにすると簡単に外れます。
するとこんな感じに。
次に壁に付いたベースをドライバーを使って外します。
基本的にコンセントカバーのベースは上下2本のネジで留められています。
この時、外側のネジを外します。
ネジを取るとベース部分が壁から外れます。
すると、壁からスイッチだけが飛び出した見た目に。
新しいコンセントカバーを取り付ける
ここまで外したら、あとは新しいコンセントカバーを取り付けるだけです。
先程外したネジの穴を使い、新しいコンセントカバーを取り付けます。
今回ご紹介しているコンセントカバーには取り付け用のネジも付属していますので、新たにネジを用意する必要もありません。
ネジ位置を合わせて、ドライバーで締め上げれば完成です。
取り付け完了
という訳でコンセントカバーを交換した様子がこちらです。
プラスチック製のカバーと比べて、グッと存在感が増したと思います。陶器の質感は光の当たり方で見え方が変わって良いですね。
特に古い物件や和室におすすめかも
今住んでいるアパートは、シーリングライトのオン/オフスイッチも無いような古い物件ですが、コンセントカバーを交換したことで逆に建物のレトロさを引き出せていて良い感じです。
ちなみに今回交換したコンセントカバーは、部屋の換気システムの操作スイッチです。
コンセントカバーなんて面積も小さいですし、交換してインテリアの雰囲気ってそこまで変わるの?って思うかもしれませんが、多くの人があまり気にしない箇所だからこそ、交換すると存在感がかなり上がります。インテリアの大きなアクセントになりますね。
もちろん、新し目な物件に住んでいる方にも良いカスタムだと思いますが、個人的には古目な物件に住んでいる方に特におすすめしたいかもと思いました。
さも、最初からこの仕様だったかのように見せることが出来ます。古くて味がある建物ってあるじゃないですか。あの感じですね。建物の古さをむしろ活かせます。
和室のコンセントカバーを陶器に変更しても良さそうですよね。
こうした陶器のコンセントカバーを和室に取り入れれば趣と雰囲気が出やすいと思いますね。
夜になると、照明の光が映り込み雰囲気がまた変わります。テラっとした陶器の釉薬ならではの質感です。
ネットのレビューの検証
ネジが短い?
このコンセントカバー。ネットなどのレビューだと『ネジが短くて固定しにくい』というものがありました。
ですが、個人的にはネジの短さに不満はありませんでしたね。壁にもしっかり浮かずに留められています。
状況によってケースバイケースだとは思いますが、『短すぎる』ということは無いのかな。というのが個人的な感想です。
強いて言えば、ネジの頭が白色に塗装されているのが気になりました。今回は深い茶色のコンセントカバーなので、この色に合わせて、黒などの濃いネジ頭の色だと良かったなと。
あとでマッキーで塗りつぶそうかなと思います。
クリアランスが大きい?
もう1つ。ネットのレビューを見ていると『スイッチとカバーの間のクリアランスが気になる』というものがありました。
確かに、最初に付いていたプラスチックのカバーと比べてもクリアランスは大きいと思います。
これは少し大きめに作くることで遊び持たせて『干渉して取り付けが出来なかった』ということを無くすためだと思います。
少し、メカニカルな部分が覗ける感じですかね。とはいえ、個人的にはそこまで気になるレベルでは無いかな。というのが感想です。
選んだ色が、深い茶色というのもありますが、同化してほとんど気になりません。
ただ後述しますが、この陶器のコンセントカバーには色々な柄とカラー展開があります。
明るいカラーだと少し目立つ気がしますので注意が必要かなと思いました。
様々なスイッチに対応しています
部屋のコンセントやスイッチって色々な形がありますよね。1つだけの物もあれば、今回みたいに縦に3連繋がったものまで。
それら、様々なスイッチの形状にこのコンセントカバーは対応しています。最近の住宅に多い、正方形の四角なスイッチのカバーもあります。
色々な形状が用意されているのは嬉しいですよね。
柄とカラー展開も豊富
さらに柄やカラー展開も豊富です。今回ご紹介している『くろみつ』を始め『まっちゃ』に『きなこ』など。和風なカラーもあれば、洋風な柄付きの物まであります。
ちなみに、1点1点、職人による国産です。手作りで仕上げられているとのことですよ。
まとめ
という感じで、『賃貸でも使える陶器製のコンセントカバーに交換してみた』という記事でした。
コンセントカバーにこだわると、何気ない部屋に一気にこだわり感が生まれると思います。
想像以上に雰囲気が変わりますので、インテリアが好きな方はチェックしてみてください。