本業のインテリアコーディネーターをしながら、こうしてインテリアや雑貨、暮らしを紹介するブログを書いています。
ブログでは生活で使っている物や仕事で扱ったインテリアをなるべく詳しくご紹介することで、読んでもらえた人に少しでも発見や楽しさみたいな感覚を持ってもらえたら。という観点で日々書いています。
最初から自分のプライベート(どこへ行った、何を食べたとか)だけを綴り続けたところで、ブログを読んでくれるのはリアルな知り合いだけになってしまう。
そうではなく、様々な人の役に立つ。または誰かとの接点のように機能すればと思って続けています。
そんなブログを始めてから一年半ほど経つ訳ですが、今回の記事ではフリーランスとして本業の仕事を続けながらブログを継続してきて感じたことなどを書いてみたいと思います。
ブログを続けてきて感じたこと
良かったこと
収益化出来ると嬉しい
いきなりお金の話ですが。
そもそもこのブログは、収益化も目的の一つです。
Googleのアドセンス広告や、Amazonをはじめとしたアフィリエイトサービスを利用しています。
これは独立して、収入が不安定になることをみこして少しでも収入の足しになればと思ったからです。
ちなみにブログを始めたのは2018年の2月。そこから今日まで、ブログを書き続けた訳ですが最初は本当に読まれません。
どんなに書いても、ほとんど変わらない閲覧数が続くので、このフェーズで萎えて辞めてしまう人は多いと思います。
ただ少しPV数(読まれた数)が増えてくると、少しずつですが収益化が出来ます。
飲み会1回分程度の収益を稼げたのが、2019年の12月頃でしょうか。
この時で、ブログを始めてから約10ヶ月。
一般的には半年と言われたりしますが、少なくともこのくらいの期間はひたすら書かねばなりません。
いつ訪れるかわからない出口に向かって突き進まなければいけない感覚があります。
ただ1度収益化が出来ると、収益が極端に激減することも無いように思います。私の場合は少なくとも今のところ無いです。
フリーランスは毎月のお給料。という形でお金をもらっていない私にとってブログの収益はかなりありがたい財源です。
日々、数字を追える

収益化以外にも、感じたメリットがあります。
ブログの成長を数字で追えることです。
私のように自宅を事務所として、活動するフリーランス(デザイナーやイラストレーター とか)は日々の『売上』のような数字が存在しません。
お店などを経営していれば、売上が増えたとか、客数が減ったとか。日々追いかける基準となる数字があります。ですが、普通に本業だけしていればそのように、検証出来るような数字は基本的には無いと思います。
個人的な感覚かもしれませんが、何でも良いので何か数字としての基準があれば、自分の調子や状態をそこから分析出来るような感覚があります。
そして数字は何よりメリハリになる。今日は沢山読まれたな。という数字が一つあるだけで精神的にブログに支えられているように思いますね。
SNS、YouTube。など何でも良いと思いますが。こうした自分の中で追いかけられる数字があると強いですよね。
日々楽しみながら追える数字を持てる。ということもブログを続けて良かったなと感じているポイントです。
本業が暇な時の仕事になる
フリーランスをしていると、どうしたって仕事のバランスにムラが出ると思います。
基本的に全て個人で消化していかねばなりません。
どうして。と思うくらい忙しい時もあれば、パタっと落ち着いて、逆に仕事が無い事に不安を覚え始めたりしてきます。
ブログがあれば、そんな暇な時期にも『ブログを更新しよう』と思うことが出来ます。
収益化していれば、ブログを書くこと自体が間接的ではなく、直接的な仕事になります。
これは言い換えれば『自分で仕事をいつでも作ることが出来る』状態ということです。
そんなふうに暇な時期も気楽にとらえることが出来る。これもブログを続けていて感じるメリットの一つですね。
大変なこと
デメリット、とまではいかないけれど、続けていて感じた『大変だったこと』も。
一息付けない
先にご紹介したように暇な時期はブログを書いていれば良いと思えるけれど、これまた言い換えれば『休息のタイミング』を見失うことにもなります。
暇が多くても、悩み。やることがあり過ぎても、これまた悩む。人間とはなんとも我儘に設計せれていますね。人間の初期設定を決める時に、もうちょっとどうにかならなかったのだろうか。
ブログはパソコンやスマホがあればどこでも書けてしまう。基本的に常にブログを書ける環境と隣合わせです。
かくいう私は、夜な夜なついついブログを書いてしまうのですが。
プライベートの時間を確保したいタイプの人は、しっかり時間で区切る。墓所を決めておいてそこでしかブログは書かない。など、何か自分の中にルールを決めておかないと休息のタイミングを見失ってしまうと思います。
常に本業の仕事と、ブログのことを考えていて『気が休まらない』感覚はずっとありますね。
読まれるまでは忍耐
これも先ほど少しご紹介しましたが、ブログは読まれるようになるまでにとても時間がかかります。
この期間はある種盲目的に自分を信じて書き続ける必要があるので、かなり辛いです。
ブログに限らずに何でもそうだと思いますが、動き出す時にエネルギーを1番消費しなければならないのは世の定めですね。
この最初の時期にほとんどの人がブログを辞めてしまうそうですが、その気持ちはとてもわかります。
そもそもワードプレスを理解するのに時間がかかる

絶対では無いですが、収益化を前提としたブログを始めるなら『ワードプレス』を使う事になります。
これはプログラミングの知識が無くてもサイトを簡単に作れるけれど、プログラミングの知識を加えるとどこまでもカスタマイズが出来る。
というハイブリッドな規格でして。最初はワードプレスの構造を理解するのにだいぶ格闘しました。ネットで検索できる情報でなんとかなりましたが、ブログを継続するのと同じくらい『ワードプレス』の構造を理解するのは大変でした。
本業と続けるコツ
ブログのような情報発信を本業と続けるコツを少し書いてみたい。
発信内容が本業や趣味、生活と一括りに出来ると続けやすい【自分を軸にする】
こうしたコンテンツ型の情報発信で困るのは、『発信する内容』いわゆる『ネタ』だと思います。
私のブログの場合は『自分を軸』に。私生活や趣味、仕事内容をひとまとめにしているので、割と自由度を高めに設定しています。
もちろん専門的なことに特化した情報発信で、尖れたらそれに越したことはないのですが。そんな風に尖った情報を発信し続けられる人は希有だと思います。
少し自由度を高く設定して、幅を持たせていると情報発信はしやすいと思います。
私の場合ですが、そもそもインテリアや雑貨が好きでインテリアコーディネーターという仕事をしているし、色々な物を買うことも趣味みたいなものなので、ナチュラルに続けられている感覚があります。
忙しい時でも書く

根性論になってしまうけれど、『忙しくても書く』というのが続けるコツだと思います。
仕事が立て込んだりしてくると、どうしても『ブログは後回しかな』と思ってしまうけれど。そんな時こそを少し無理をしてでも書くようにしています。
一度妥協してサボってしまうと癖になりますし、私の性格上、そうしたループに入るとどんどん駄目になってしまう。
とはいえ根性論だけでも続かないので『2日に1回更新する』をルールにしています。(守れていない時もあるけれど)
更新が出来なくとも、キーボードに向かい文章は書く。そうすることでモチベーションを維持していますね。
とはいえ、一年半近く続けているともはや、習慣のようになっているので、風呂に入る。歯をみがく。のと同じ感覚で文書を書けている気もします。
そんな風に感じられるまで、ひたすらに書き続ける。というのが結局は継続する1番のコツかもしれませんね。
まとめ
少し長くなりましたが、一年半ブログを続けてきて感じたことはこんな感じだろうか。
YouTubeやSNSツールがものすごい勢いで発達している今。もはや個人が情報発信をすることは当たり前の時代になっていますよね。
ブログも始めると、大変なことも沢山あるけれど、それと相反するように良いことも沢山あると思います。
収益も含めて個人的には『良いこと』の方が多いように思います。
フリーランスとしても、こうしたブログを始めて良かったと思っています。
もし、私と同じような境遇の方がいるなのなら。ぜひブログに挑戦してみてください。
今後も自分を軸としたコンテンツにはなりますが、雑誌のように楽しんで貰えるようなブログを目指して続けていけたらと思います。