今回の記事は『MacBook』ネタです。
先日購入した『2020MacBook pro』にはクラムシェルモードという機能が搭載されており、PCを閉じたままでも使う事が出来るようになっています。

この機能を使い、自宅で使う時は外部モニターに接続して、大きな画面で使っています。
この環境でMacBookを使っていて、ふと気づきました。
閉じたノートパソコンをデスクの上に置いていては、スペースがもったいないなと。
調べてみると、MacBookを縦置き出来るスタンドが色々と販売されている事がわかりました。スタンドを使い縦置きする事で、スペースが有効活用出来る訳です。
個人的には無垢の木のデスクに合わせるので、MacBookのスタンドも木製の物が欲しいなと。木製のMacBookスタンドで探すと、あまり種類は流通しておらず、デザインも限られている感じでした。探す中で『このデザイン良いな!』と思ったら、1万円近くする高価な物であったり。
探していても、中々デザインと価格のバランスが一致する物がありませんでした。
『無いのなら作れば良いか』
と思いたち、MacBookの縦置き木製スタンドを自作してみました。
今回の記事では、スタンドの制作の様子をご紹介したいと思います。
MacBook縦置きスタンドをDIY
という訳で、まずはどんなスタンドにしようかと。イメージデザインから始めました。

最初に書いたスケッチはこんなイメージ。
MacBookがセンターに挿せる、『あまり大きく無い木の塊』なイメージ。
実際に作ってみよう
木材をカット、切り出し
イメージが膨らんだところで早速制作に取り掛かります。

使う木の大きさのこの図の寸法です。

直線的な木の塊では野暮ったさが出てしまうので、何箇所か斜めに切り落とし、立体的なオブジェのように仕上げる事にします。

ちなみに、今回使った木は『パドゥーク』という赤みの強い木です。

先ほどの寸法に合わせ木材を切り出します。
これを2つ用意。

イメージしたカット線を直接鉛筆で書き、ノコギリで切り出していきます。
出来るだけまっすぐ垂直に切り出します。

そうして出来上がったのがこちら。
底板になる木材も一緒に切り出しました。
底板のサイズは、長さ100mm。高さ10mm。幅20mmの寸法です。特にこちらは加工せず、ただの板というイメージですね。
完全手作りDIYなので、少々歪んでいます。が、気にせず進みます。
やすりがけ
表面にノコギリの跡が残っているので、やすりをかけて綺麗に直します。この時に線の歪みも、やすりで調整します。
使用したやすりの粗さは240番です。

ちなみに、木材にやすりをかける時には必ず『当て木』が必要です。
当て木をしないと、せっかくのシャープな線が消えてしまいます。

やすりをかけるとこんな感じに。
だいぶ綺麗になりました。
ボンドで接着

各パーツの接着はボンドで行いました。
ちなみに、塗った後にクランプで挟んでおくと、よりしっかりと接着出来ますよ。
オイルを塗布

せっかくなので、オイルを塗って仕上げました。
オイルは家具用のリボスオイル。
ウエスに少しだけオイルを取り、拭くように塗っていきます。
塗りすぎると、ベタベタしてしまうので注意が必要です。

オイルを塗るとこんな感じに。艶が出て高級感が出ますね。
ちなみに、オイルの塗り方については過去に記事にした事があるので、良ければ参考にしてみてください。
クッションを付ける


工程としては最後です。置いた時にMacBookに傷が付かないように、底麺と側面にクッションを貼ります。
底面用にはかなり分厚いクッションを用意しました。
ハサミで切り取って使います。
側面には家具の足の下などに貼る、フェルトを使いました。
そして完成

という訳でMacBook縦置き木製スタンドの完成です。
実際に置いてみるとこんな見た目に。
頭の中に描いていたイメージ通りに作れました。

アルミの無機質な感じと、木材の組み合わせ。この感じ、この感じ。

スタイリッシュなガジェットの木の組み合わせがたまらなく好きなんですが、この感じ、わかる人いますでしょうか?



垂直に置いた状態でもしっかり安定します。
衝撃への安定感もあり、ちょっとぶつかったくらいでは倒れないですね。
自作なので、ちゃんと使えるか不安でしたが割と上手くいきました。
まとめ


という感じで、MacBookの縦置き木製スタンドを自作してみたよ。というご紹介でした。
欲しい物がなければ自分で作ってしまうのもありですね。
これでだいぶ机の上が広くなりました。
快適な作業デスク作りが、また一歩前進です。次は配線環境をどうにかしたいです。