カメラのレンズに直接汚れや埃が付かないように、Kenko の高透過フィルター『MC PROTECTOR』を取り付けています。取り付けても写真の色味も変わらず、とても良いフィルターです。
最近はカメラを毎日持ち歩いたり、部屋の中でブログ用の撮影をしたり。そんな感じで生活していると、気づいたらフィルターが大分汚れていました。絞りを開放している時は汚れは写真に写り込まないのですが、絞ると汚れが写真に映り込んでしまう事態に。これはマズイ。
フィルターを掃除したいなと思いながら Amazon を覗いていたら、気になるレンズフィルタークリーナーを見つけたのでポチってみました。使用感のレビューです。
HAKUBA レンズペン3 フィルタークリア


筆箱に入れておいても違和感が無いんじゃないかというデザインです。サイズは長手方向で 170mm です。

本体の上下にブラシとチップクリーナーが内蔵されています。
天然ヤギ毛ブラシ

本体のスライダーを動かすと、天然ヤギ毛ブラシがニョッキと出てきます。かなり柔らかく引っかかりの無い毛束。このブラシで付着している埃を取ります。
セーム革チップ+カーボン粉末

ブラシの反対側のキャップを外すと、そこにはセーム革のチップが付いています。ちなみに、セーム革とはシカやヤギの革の事です。

このチップにはさらに、特許技術が使われています。革にカーボン粉末が付いていて、指紋や皮脂などの厄介な汚れも吸着するという優れもの。
さらにさらに、このチップで拭くと静電気も除去して埃が付き辛くなるという優れもの。


ちなみにこのセーム革のチップは最初からスペアが付いてきます。
メーカー公表で約 500 回の使用に耐えるそうです。スペアを入れたら1000回使用できる事に。毎日使ったとしても3年間使えるのはグッド。
フィルターをクリーニングしてみました

という訳で早速フィルターをクリーニングしてみました。
光を当てれると目立つのですが、だいぶ汚れていました。小雨の日などにもあまり気にせずガシガシ使っているので、表面には水汚れのような跡も。そりゃ写真にも写り込んでしまいますね。

最初にブラシで埃を掃除します。
実際に使ってみると、このブラシとても滑りが良いです。

埃取りが終わったら、セーム革のチップでフィルターを拭きます。
フィルターの表面は、クリーニングクロスなどで拭くと独特のザラザラ感があって滑りが悪いのですが、このセーム革のチップも、とても滑りが良くキュッ、キュッとしっかり拭けるイメージです。

1度拭くだけでフィルターに付いていた、水汚れや指紋汚れは綺麗になりました。想像以上に綺麗になって、フィルターを買った時のような状態に戻りました。
この性能で、あと499回も使えるとは。おそるべしコスパと高性能。
携帯性も◎

機能も申し分無いのですが、ペンのような形なので、小さいカメラポーチにもすっぽり入ります。バッテリーや他のカメラグッズと一緒に運びやすいのも良いポイントですね。
まとめ:これ、一本買っても損無しかと

という感じで『HAKUBA レンズペン3 フィルタークリア』をご紹介してみました。繰り返しになりますが、気持ちいほどに汚れがするっと取れたので、カメラ持ち運んだりする方は一本買っておいても損無しかと。
ちなみにこのレンズペンシリーズ。今回ご紹介したフィルター用は『レンズペン3』となっているように他にも掃除箇所に合わせた物が販売されています。
レンズ用、液晶画面用、ビューファインダー用、など。全6シリーズもあります。
個人的にはフィルター用だけでも充分かんと思いますが、お掃除好きな方はぜひ他のシリーズもチェックしてみて頂きたいです。