愛機のカメラはFUJIFIM XE-3です。今年になって買った物の中で、間違いなく1番よく使い、1番生活を変えてくているアイテムです。ほぼ毎日持ち歩き、シャッターを切る。そんな大切なカメラだからこそ、取り付けるカメラストラップにもこだわりたい。
という訳で、今回はFUJIFILM XE-3にDURAMのレザーカメラストラップを取り付けました。というご紹介です。
DURAMのレザーカメラストラップ
以前にこのブログでも紹介したことのある本革ハンドメイドレザーメーカー『DURAM』
九州は福岡県の糸島半島という場所で、手作りの本革製品を数多く作られているメーカーです。
本革で作られるアイテムは財布やキーケース、コインケースなど。多種多様。
DURAMに決めた理由
どうせ購入するなら本革のカメラストラップにしたいと、以前から思っていました。
とはいえ、革の風合いや質感はメーカーによって結構差がありますよね。使用していたDURAMのコードホルダーの革の質感もわかっていた事と、純粋にDURAMの製品が好きなので、思い切ってカメラストラップも購入してみました。
デザイン
こちらがDURAMのレザーカメラストラップです。シンプルでありながら、可愛いらしさもあるデザインだなと。革の色はブラウン色を選んでいます。
首にあたる部分は、幅広になっており肩への負担が軽減されるように作られていますね。
肩当て部分の、『革に穴を開けて、革を通す』
このレザーの組み合わせだけの物作りが個人的にツボです。
肩当ての裏面の仕上げも、スベスベとしています。
裏面が起毛していないので、使った祭の黒ずみも気になりにくいと思います。
裏革の起毛した仕様だと、触れた時に首が痒くなったりしそうですから、このサラッとした裏面仕上げ。ポイント高いと思います。
レザーのベルト部分を固定するための、レザーループも付属しています。
コードホルダーを長くしたようなデザインですね。芸が細かいです。
レザーをクルッと一巻きにして、きつ過ぎず緩過ぎずな感じでパチンと留められます。
金具に使われているのは、全て真鍮。
本革は長く使ってこそ味が増してきますから、金具もエイジングが楽しめる真鍮が採用されています。このチョイス、わかってますよねー。
パンツに使うベルトをミニマムにしたような、バックルのある長さ調整部分。個人的にはこういう造形も好きですね。
ベルト部分には6個の穴が空いていて、6段階での長さ調整が可能です。
カメラへの取り付け
取り付けもいたって簡単です。
まずは本体のストラップを取り付ける金具に、本体に傷が付かないように防止するレザーリングガードを取り付けます。
リングガードの上から、真鍮で出来たリングを取り付け。
ストラップを、リングガード、真鍮のリングに通します。
通したレザー部分を、バックルに通して留めます。
最後に、レザーループでストラップを留めたら完了です。
取り付けたらこんな感じに
という訳で、取り付けるとこんな感じに。やはりストラップが変わると雰囲気も変わりますね。
まだ革が使いたてで硬いので、どこかぎこちない佇まい。
レザーの色もまだまだ若い感じなので、ストラップが少し浮いて見えますね。
とはいえ、レザーは使い込む程にどんど色も濃くなり、革も柔らかくなっていくのが醍醐味です。少しずつカメラと馴染んでいく経過が今から楽しみですね。エイジング、エイジング。育て甲斐がありますね。
首にかけると、レザーの良い匂いが
首にかけてみて驚いたのが、かけた時に『レザーの匂い』がどことなく広がること。個人的な匂いフェチの話になりますが、『なめした革の匂い』が好きな私にとっては嬉しいシチュエーションです。
レザーはタンニンなめし
ちなみに、DURAMのレザーは全て『タンニンなめし』となっています。タンニンとは植物から抽出した成分ですので、身体にも安心です。
タンニンでなめされたレザーに触れると、スルスルと滑るような感触もありながら、しっとりとした艶っぽさもある、独特な手触り。良い革だなー、と感じさせてくれます。
雨の日は気をつけたい
とはいえ、レザーの弱点は濡れる事。雨の日の使用は気をつけたいですね。
FUJIFILMのXE-3は元々防水機能は無いカメラです。今までは小雨程度でも気にせず使っていたのですが、レザーのストラップを付けたことで、『雨の日は持ち出さない』と割り切れて良いかもしれません。
小型カメラにも付けれます
ちなみに、付属品としてナイロン製のストラップコードも付いてきます。
紐状のストラップしか取り付けられない小型カメラでも、取り付ける事も可能です。
まとめ:やっぱレザーって良い
という感じで、DURAMのレザーカメラストラップをご紹介してみました。ストラップが変わると、気分も変わる。それだけも、撮影に出かけたいと思わせてくれますね。エイジングが進み経年変化していくのも楽しみです。
カメラと、どんな感じで馴染んでいくか。1年くらい使ったらその様子をお伝えします。