本のコト

SUMUROの本棚【2019年9月の読書録まとめ】

10月になりましたね。10月になったのに暑い日があったりと季節感を感じにくいこの頃です。読書録を付けるようになり、もう1ヶ月経ったのかと。月の節目を感じるのに役に立っているなと思いました。

それでは9月に読んだ本のまとめです。

認知症の人の心の中はどうなっているのか? / 佐藤眞一

認知症の人が身近に居る訳では無いですが、他人事では無いような気がしたのと、タイトルが目に飛び込んできたので購入しました。認知症とは、闇雲に色々な事がわからなくなる病気では無い事。患者の方の苦しみが想像出来るような本でした。

私が小学校の時は『ストレス』という言葉は無かったです。あったかもしれませんが、一般的な言葉では無かったはずです。でも、今では当たり前にストレスの弊害が世の中に知られています。そんな風に認知症についても理解が深まっていけば良いなと思いました。とても良い本でした。

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 / アダム・グラント

この本は以前から何度も読み返しています。ORIGINALS。

1人で何かしてみようと思う気持ちの背中を押してくれるような本です。内容は科学的な検知からもアプローチしてあり、エビデンスもしっかりあります。

何かモヤモヤとした物を抱えながら働くそんなあなたへ、おススメしたい。

『自分に出来ること』は、何なのか。を確かめる勇気をもらえるかもしれません。

日本進化論 / 落合陽一

落合陽一さんは1987年生まれで、私と同学年の方です。同い年でこんな凄い方がいるのかと。この本は落合陽一さんと小泉進次郎さんとの対談から始まり、これからの日本の制度などに関してテクノロジーのアプローチがどう入り込むか。など述べられていきます。

本の中で色々な方のコラムが出てきますので、落合陽一さんのみの考えに興味がある方にはこちらの本の方がオススメかもしれません。

人生の勝算 / 前田裕二

こちらも同学年の方が著者。最近は同学年の方でも普通に経営者になり、本を出す方がいて刺激になります。SHOWROOMというネット上の仮想ライブ空間を作った方ですね。本の内容は著者のこれまでの歩みについて。読むとシンプルに、こんなにアップダウンを繰り返している人がいるなら、もっと頑張らないとなと。そんな気にさせられました。

「ついやってしまう」体験の作り方 / 玉木真一郎

元任天堂の企画開発者の頭の中が覗けます。スーパーマリオのステージ『1-1』がこれほどまでに作り込まれ計算し尽くされたものだったとは。

正直 / 松浦弥太郎

これまで自分なりに色々と本を読んできましたが、松浦さんの文体が1番好きだと。改めて気づきました。言葉の距離が近いと言いますか。自分の周囲を言葉が漂う感覚。ハンモックに揺られるような感覚とでも言いましょうか。

とにかく気持ちよく引き込まれるような文体です。

CASA BRUTUS / 猫と快適に暮らすためのアイデア150

賃貸なので猫と一緒には暮らせないが、猫と暮らす妄想には浸っています。

まとめ

という感じで9月の読んだ本でした。依然としてもっと読書量を増やしたいなという欲求もありますが、ブログを書く事も楽しくなってきているので、これはこれで良いのかなと思ったり。マイペースに興味のおもむくままに読んでいきたい。

最初に紹介した認知症の本がすごく良い本だったので、色々な人に読んでみて欲しいなと思いました。



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