
ティッシュペーパーは私たちの生活に無くてはならない必需品です。そんな必需品だからこそ長年抱えてきた悩みの1つが、『見え方』だと思います。ティッシュケースで覆いインテリアに少しでも溶け込むように工夫してきました。今回は、そのティッシュペーパー問題を『覆う』のではなく『魅せる』という発想で作られたティッシュディスペンサーをご紹介します。
kazan – 火山

それがこちら。台形の金属の塊です。中央に穴が空いており、リング状の形をしています。


ティッシュを魅せるという発想

使い方はティッシュペーパーの束に直接乗せるだけ。リング状の穴を通りティッシュは1枚1枚スムーズに取り出せます。ティッシュケースを用意するどころか、買った時に付いてくる紙のケースやビニールのケースすら排除してしまう逆転の発想です。


ティッシュが飛び出しているシルエットはまるで火山のよう。ティッシュペーパーが火口から噴き出した煙のように壮大に見えてきます。

ティッシュの束に触れる底部分は7角形になっており、それぞれの辺がティッシュをしっかり抑える作りになっています。
良く見るとティッシュの重なりって美しいですね。何かの構造物のようにも見えてきます。
nendo
この『kazan』をデザインしたのは、デザインオフィス『nendo』
前にこのブログでも紹介した、
もデザインしています。
手がけられているデザインには『何これ⁉︎』と思わず口にしてしまうような物が多く、やっぱり好きですね、nendo。気づけばnendoデザインの製品が生活に増えがちです。
ちなみに発売されているメーカーは、こちらも以前に紹介した事のある『+d アッシュコンセプト』です。
こんな方に

『魅せる』事が出来るので、飲食店などのお店に置くと映えると思います。面白いティッシュケースが有った店としてお客さんの記憶にも定着しそうですよね。
生活に取り入れるなら、『リビング』ですかね。ケースを全て排除している為、埃が溜まりやすいというデメリットも。ですので、ティッシュの使用頻度が高い場所に置くのがおススメです。
遊びに来た友達を驚かせたい人にも良いですね。
まとめ; 一味違ったティッシュケースをお探しの方に

という感じで、ティッシュを魅せるという発想で作られたティッシュディスペンサー『kazan』をご紹介してみました。ありきたりなティッシュケースでは無く、人と差をつけたい人には良いのでは無いでしょうか。
発想や見方を少し変えるだけで、デザインはガラッと変わり今までに無い新しい物が産まれる。デザインって面白いですよね。