
光があればそこに影が生まれるように、太陽が昇った後には月が出るように、オセロの表裏は白黒なように。何事にも表と裏が存在し、物事は2面性を持っているものである。
それは街も同じ。普段生活し過ごす街並みも2つの顔を持っているのだ。昼は人が出て活気があるが夜は静まり返っているのである。
昼を『表』とするなら夜は『裏』。
私達が寝静まった時、街はどんな表情をしているのだろうか。
という訳で、夜の撮影の練習も兼ねて夜の盛岡を撮って歩くシリーズを試しに始めようと思います。第1回は肴町界隈です。撮影に向かう時間は夜24時。広角レンズのみを使い、広い画角で街を切り取りたいと思います。
肴町 – 表 12:00


昼は沢山の商店が開き、沢山の人が行き交う肴町のアーケード。『ホットライン肴町』高齢者の方も多く『盛岡の巣鴨』的なポジションのエリアです。


最近タピオカミルクティー屋が出来たそうですね。
肴町 – 裏 24:00


という訳で肴町の裏側深夜24:00。ひっそりと静まり返った肴町の商店街。あれだけいた人達は誰もいませんね。
灯りは常夜灯と防犯用に点けたままにしてある店先のライトのみ。
店前に出ていたワゴンも無く通路は広々としていますね。

普段私もよく利用するミッシェル。お昼時は沢山の人が居ましたが、夜はひっそりと。



周りの暗さも相まって、常夜灯が綺麗に映えます。





亀半の前の自動販売機。暗い路地で煌々と光っています。

普段はほのぼのとした姿で賑わう複合施設『十三日』
明日の営業を待つように、建物も眠りについています。




路面は濡れて無いですが、撮影してみると光が反射し、しっとりとした絵作りになりますね。



惜しまれながら閉館となってしまった『NANAK』今は選挙事務所になっていました。横断する自動車のライトが写り込んでいます。
まとめ : 街の裏の顔

という感じで肴町の裏側を写真を通して覗いてみました。マツコの『深夜の巷を徘徊する』的な。街の裏側を覗けたら面白いのではと思い試しに撮影してみました。見慣れた場所に深夜に訪れると違った表情が見れて面白いものです。でも写真だけ見るとゴーストタウン的で怖いですかね?
次も盛岡のどこか。夜に撮影に出かけてみようと思います。くれぐれも不審者扱いされないように気をつけねばならない。
カメラとレンズと三脚
FUJIFILM xe-3
XF14MMF2.8R 富士フイルム フジノンレンズ
Fotopro(キング フォトプロ)DIGI-204 ブラック