【旅のコト】今治市からしまなみ海道を走り、広島は尾道へ。
4月16日、この日は愛媛県今治市と広島県尾道市に訪れました。
今治市はタオルで有名ですよね。「今治のタオル」。一度は聞いた事はあるのではないでしょうか。
タオルはどんな場所で生産されているのか。という訳で今治市で訪ねたのはタオルメーカーである「コンテックス」さん。
コンテックス
レンガ作りの建物中には自社製品のタオルショップ。この建物で以前はタオルを作っていたのだそうです。現在は、別館の建物兼社屋でタオルを作られていました。タオルの生産工程も見せて頂きました。企業秘密という事で、写真は撮影していません。何台もの紡績機が並び、柄や織りに合わせ機械のセットを変えていました。ここでもやはり手作業。
コンテックスさんの製品は全国的に流通しており、雑貨屋さんやインテリアショップでも良く見かけます。沢山流通しているタオルの1つ1つを作っているのは「ヒトの手」なのだなと。ここでも改めて感じました。
来島海峡大橋 しまなみ街道
今治市から尾道への移動は「しまなみ海道」を通りました。島と島を橋で繋いだ道路。今治市からは来島海峡大橋を眺めました。
瀬戸内海はとても穏やか。のんびりとした空気が漂っていました。
野良猫もリラックスして日陰で涼んでます。
そんな街の住人は、心も大らか。岩手ナンバーで今治市内を走る私の車を見ては話しかけてくれたおじさんが居ました。来島海峡大橋が見たいならと、地元の方お勧めのスポットも教えて頂きました。
しまなみ海道は6つの島々を横断。
ひたすら良いロケーションが続くこの道路。ドライブには最高の道路でした。
とにかく瀬戸内海は穏やかで綺麗です。
橋には歩行者と自転車用の道もありました。とは言え全長70kmほどあるようなので、もし自転車で横断しようものならそれなりの覚悟が必要ですね。笑
島にはミカン畑も。
しまなみ海道のサービスエリアで売っている「はっさく大福」。これも地元の方にお勧めしてもらいました。美味。
尾道市
そして、島々を渡りきり尾道市へ。
尾道市も観光スポットとして有名ですよね。坂と階段の多いイメージ。観光客も多く、大変賑わっていました。
階段が複雑に入り組みます。迷路のように入り組んだ階段。小さな階段が大きな階段に繋がったり。ここを降りたらどこに出るんだろう。と、想像力が膨らみます。
階段を登りきると、尾道市内を一望出来ました。
島と海を挟み並ぶ街並み。階段のある景観はこの場所に暮らす人にとって必要な物として作ったはずです。結果としてその景観が面白く、人の暮らしが自然と観光スポットになるって素敵な事ですね。
階段と階段の隙間には幼稚園も。この階段の上り下りを毎日する子供達はそれだけで逞しく育ちそうです。
階段はキツイ。という方にはロープウェイもあるみたいですよ。
商店街
階段を降り、海側には商店街が広がります。レトロな雰囲気と味を残した商店街。昨今の全国的な商店街事情的には、シャッター街となってしまった場所も多いですが、尾道市の商店街は観光客も多いおかげか元気な商店街でした。
地元の方が商売をされている、商店街らしい商店街を久しぶりに見た気がします。
今っぽい物と、変わらない物。それらが良い具合に混ざり合い商店街を作っていました。若い方がお店をを始めていたり。個性的なお店も多く、歩いているだけも楽しかったです。
喫茶店の中を眺める猫。可愛いですね。
路地も細く長く。ここでもこの道を進んだらどこに出るのかという想像が膨らみます。
尾道駅近く。商店街からも歩いて出てこれます。
まとめ
今治市はタオルの名産地。タオル工場を見学するのもお勧めです。もし車で移動しているのなら「しまなみ海道」を走るのは本当にお勧め。運転しているだけで気持ち良いです。
尾道市は一日居れ、見る場所も多い観光スポット。人々の暮らしの中にお邪魔していくような感覚があります。歩いているだけも楽しい町でした。