【本のコト】『男と女の上質図鑑』松浦弥太郎・伊藤まさこ
長く使い、使い込むほどに味が出るような道具、考え方が好きです。
何年も使い込み味わいが増す物は、安価に買えない事も多いですが、少しずつ自分にあった道具を揃える事で、暮らしは豊かになるような気がしています。
そんな上質な物を知るために。今回ご紹介する本は、松浦弥太郎さんと伊藤まさこさんが『上質』について考え50個ずつの道具や習慣を書き留めた本になります。
松浦弥太郎さんと伊藤まさこさん
松浦弥太郎さんは、2015年まで暮らしの手帖編集長を務めていた方です。現在はC ookpadで「くらしのきほん」というウェブメディアの編集長を務められています。エッセイなども出版されていて、とても優しく読みやすい文体の方です。
伊藤まさこさんはスタイリストです、料理など暮らしまわりのスタイリストとして女性誌や料理本で活躍されています。
100個の上質な物
それぞれの紹介品に写真と文章が添えられていまして。紹介している物の上質さを二人が解説してくれています。もちろん質が良いものは価格もそれなりにしますが、憧れを持ち、少しづつ手にしていく事に意味があるように思います。いつか買えるようになりたいですね。
紹介されているアイテムは食料品からインテリア、服、ハサミや石けん、タオルなどの暮らしの道具などなど。長く使用出来る、愛着の湧く物を買うのが好きな方には、大変おすすめな本となっております。
物を選ぶのに迷ったら、この本を開いて見てはいかがでしょうか?
身の回りに上質な物を置く事で、自分の目や感性が磨かれて、物選びに限らず、物事の本質を見極める事が出来るようになるのではと思ったりもします。
写真も沢山使われていますので、普段あまり本は読まないよ。という方にもサクッと読めるのでおすすめな一冊です。